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ワールドレポート

2025年6月

2025年6月の記事一覧

「人生の全てをかけて挑みたい」ミュージカル『マタ・ハリ』制作発表会見

ワールドレポート/東京日本で3度目の再演となるミュージカル『マタ・ハリ』の制作発表会見が、メディアのほか抽選で招待された観客を迎え品川プリンスホテル クラブeXで行われた。ミュージカル『マタ・ハリ』は数々のヒットミュージカルを手掛ける作曲家フランク・ワイルドホーンにより2016年に韓国で制作された。日本では、石丸さち子訳詞・翻訳・演出のもと2018年に新たに誕生し、コロナ禍の2021年に再演されて

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2025/06/24掲載

オーロラ姫を踊った栗原ゆうのプリンシパル昇進を発表、英国バーミンガム・ロイヤル・バレエ団

ワールドレポート/東京佐々木 三重子 Text by Mieko Sasaki© Kiyonori Hasegawa英国バーミンガム・ロイヤル・バレエ団(BRB)の7年振りの来日公演は、東京文化会館の『眠れる森の美女』で幕を開けたが、2日目の6月21日にオーロラ姫を踊ったファースト・ソリストの栗原ゆうが、終演後にプリンシパルに昇進すると発表された。カーテンコールの拍手が鳴り止まない中、舞台に現れた

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2025/06/22掲載

パリ・オペラ座ダンサー・インタビュー:レミ・サンジェール= ガスネール

ワールドレポート/パリ大村 真理子(在パリ・フリーエディター) Text by Mariko OMURARémi Singer-Gassner レミ・サンジェール= ガスネール(コリフェ)2024年11月に開催された昇級コンクールでカドリーユからコリフェに男性ダンサー4名が上がった中で、一位だったのがレミ・サンジェール=ガスネールである。課題曲の『グラン・パ・クラシック』と自由曲の『ラ・スルス(泉

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2025/06/12掲載

『EOL』アッツォーニとリアブコ、二山治雄が一台のピアノの調べに乗せて描く、この世に響き続ける愛と人生

ワールドレポート/東京香月 圭 text by Kei Kazuki『EOL』は、ハンブルク・バレエ団を拠点に世界各地の舞台で客演を重ねるシルヴィア・アッツォーニがプロデュースしている。彼女と公私にわたるパートナー、アレクサンドル・リアブコとのデュエットを中心に、二山治雄によるソロ・パートおよび二人との共演場面が新たに追加された作品である。2022年イタリアのヴィチェンツァで『Echoes of

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2025/06/12掲載

スペイン舞踊、バレエ・ブラン、クラシック・バレエが融合した見事な舞台、谷桃子バレエ団『ドン・キホーテ』

ワールドレポート/東京関口 紘一 Text by Koichi Sekiguchi谷桃子バレエ団『ドン・キホーテ』マリウス・プティパ/アレクサンドル・ゴルスキー、スラミフィ・メッセレル:原振付、谷桃子:脚本・演出・振付、高部尚子:再演出・構成光永百花、中野吉章撮影/スタッフ・テス株式会社 小川智恵子 中岡良敬ミゲル・デ・セルバンテスの長編小説『奇想天外の騎士ドン・キホーテ・デ・ラマンチャ』を題材と

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2025/06/10掲載

沖香菜子と柄本弾が踊った東京バレエ団『ジゼル』、ダンサーたちのテクニックは申し分なく、完成度の高い舞台だった

ワールドレポート/東京佐々木 三重子 Text by Mieko Sasaki東京バレエ団『ジゼル』レオニード・ラヴロフスキー:振付東京バレエ団が、ロマンティック・バレエの名作『ジゼル』を2年振りに上演した。2023年7月のオーストラリア公演で称賛を浴びた成果を踏まえての凱旋公演だった。ところで、今年は3月から6月にかけて、異なるバレエ団による異なる版の『ジゼル』の上演が相次ぐことになったので、そ

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2025/06/10掲載

充実したダンサーたちが古典バレエの洗練された様式美を鮮やかに伝えた、東京バレエ団の斎藤友佳理版『眠れる森の美女』

ワールドレポート/東京佐々木 三重子 Text by Mieko Sasaki東京バレエ団『眠れる森の美女』斎藤友佳理:新演出・振付東京バレエ団が、ゴールデンウイークの恒例行事として開催している〈上野の森バレエホリデイ〉の一環として、斎藤友佳理版『眠れる森の美女』を2年ぶりに再演した。現バレエ団団長の斎藤が芸術監督を務めていた2023年に新制作したもので、チャイコフスキーの三大バレエの中で最も絢爛

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2025/06/10掲載

パリ・オペラ座が総力を結集して再演したヌレエフ版『眠れる森の美女』、ブルーエン・バティストーニ、クララ・ムーセーニュ他が踊った

ワールドレポート/パリ三光 洋 Text by Hiroshi SankoBallet de l'Opéra national de Paris パリ・オペラ座バレエ団La Belle au bois dormant Rudolf Noureef『眠れる森の美女』ルドルフ・ヌレエフ:振付パリ・オペラ座バレエ団は3月8日から4月23日にかけてオペラ・バスティーユで『眠れる森の美女』を上演した。シーズ

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2025/06/10掲載

オーストラリア・バレエ団がケネス・マクミラン振付の『マノン』を11年ぶりに上演

ワールドレポート/オーストラリア岸 夕夏 Text by Yuka KishiTHE AUSTRALIAN BALLET オーストラリア・バレエ団『MANON』Choreography Sir Kenneth MacMillan『マノン』振付:ケネス・マクミランオーストラリア・バレエ団(TAB)は11年ぶりにケネス・マクミラン振付『マノン』全幕を、4月30日から5月17日まで全20公演を5キャスト

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2025/06/10掲載

大阪・関西万博の「オランダ・日本共同インテグレイテッドダンス公演」イントロダンス、NPO法人LAND FES、貞松・浜田バレエ団が踊った

ワールドレポート/大阪・名古屋すずな あつこ Text by Atsuko Suzuna『lungo』エイドリアン・ルテイン:振付、『UNUM』エイドリアン・ルテイン&松岡大:振付、『Cantata』マウロ・ビゴンゼッティ:振付、『Takademe』ロバート・バトル:振付、『6Dances』イリ・キリアン:振付4月13日に開幕した大阪・関西万博では、バレエやダンスもたびたび上演されている。オランダ

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2025/06/10掲載

「古典をモダンに」パリ・オペラ座ダンサー、アンドレア・サーリが踊るアルブレヒト。Interview with Andrea Sarri

ワールドレポート/パリ矢沢ケイト Text by Kate Yazawaアンドレア・サーリ Andrea Sarri(プルミエ・ダンスール)6月14日・15日に上演される牧阿佐美バレヱ団『ジゼル』に主演するアンドレア・サーリ。パリ・オペラ座バレエ団で古典作品からコンテンポラリー作品まで数多くに出演し、今年1月にはプルミエ・ダンスールに昇格したサーリに、昨年パリで主演した『ジゼル』や昨今の出演作品に

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2025/06/07掲載

パリ・オペラ座ダンサー・インタビュー:ブルーエン・バティストーニ

ワールドレポート/パリ大村 真理子(在パリ・フリーエディター) Text by Mariko OMURABleuenn Battistoni ブルーエン・バティストーニ(エトワール)6月14日(土)15日(日)に東京文化会館 大ホールで上演される牧阿佐美バレエ団の『ジゼル』で、両日のマチネでジゼル役を踊るためパリ・オペラ座のエトワール、ブルーエン・バティストーニが来日する。2024年5月、彼女はパ

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2025/06/04掲載

『ロミオとジュリエット』でティボルトを熱演した平野亮一に聞く「思春期真っ只中で、負けというものを知らない青年です」英国ロイヤル・バレエ&オペラ in シネマ

ワールドレポート/東京インタビュー=香月圭ケネス・マクミランの不朽の名作『ロミオとジュリエット』が6月6日(金)~6月12日(木)、TOHOシネマズ 日本橋 ほかにて1週間限定公開される。ジュリエットを演じるのは、英国ロイヤル・バレエ団随一のプリンシパルに成長した金子扶生、そしてロミオ役は貴公子ワディム・ムンタギロフ。プリンシパルの平野亮一は今回、怒りに満ちた青年ティボルトに扮している。ヒール役と

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2025/06/02掲載

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