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ワールドレポート

2025年4月

2025年4月の記事一覧

新作『アルルの女』/『ボレロ』を金森穣が語る「生と死を象徴的にお見せする、力強いプログラム」、Noism0+Noism1 2025年夏

ワールドレポート/東京インタビュー=香月 圭Noism0+Noism1は2025年夏に新作『アルルの女』/『ボレロ』を上演する。演出振付は芸術総監督の金森穣。『アルルの女』では、アルフォンス・ドーデの短編小説を原作とする戯曲から着想した普遍的な人間ドラマが描かれる。音楽はジョルジュ・ビゼーが戯曲上演のために作曲した劇付随音楽および組曲版を使用。同時上演は「りゅーとぴあジルベスター・コンサート 20

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2025/04/27掲載

愛知県芸術劇場が2025年度のラインナップと劇場専属のダンスアーティスト制度について発表した

ワールドレポート/愛知香月 圭 text by Kei Kazuki唐津絵理 愛知県芸術劇場芸術監督©HATORI Naoshi愛知県芸術劇場が2025年度のラインナップと、新たに始動した劇場専属のダンスアーティスト制度についての記者会見を4月14日に開催した。登壇した唐津絵理芸術監督は「〈劇場は世界への窓、県民の広場〉という基本理念を掲げ、ダンス、音楽オペラ、演劇といった多彩なジャンルで国内外の

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2025/04/21掲載

オーストラリア・バレエ団芸術監督デヴィッド・ホールバーグが会見「ヌレエフ版『ドン・キホーテ』の魅力を感じてほしい」

ワールドレポート/東京小野寺 悦子オーストラリア・バレエ団が、今年5月~6月、15年ぶりの来日公演を行う。プログラムは、ルドルフ・ヌレエフ振付の古典の人気作『ドン・キホーテ』プロローグ付き全3幕。公演に先駆け、芸術監督のデヴィッド・ホールバーグが来日し、記者会見が開催された。オーストラリア・バレエ団は、英国ロイヤル・バレエ団創設者ニネット・ド・ヴァロワの推薦を受けたペギー・ヴァン・プラーグにより1

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2025/04/19掲載

開館50年の神奈川県民ホールに感謝の思いを込めて上野水香が多彩なゲストとともに煌めく舞台を届けた「Jewels from MIZUKA 2025」

ワールドレポート/その他香月 圭 text by Kei Kazuki「Jewels from MIZUKA 2025」上野水香 プロデュース:構成・演出1月17日に開館50年を迎えた神奈川県民ホールは、多目的ホールの先駆け的存在であり続け、バレエやダンス公演も数多く上演された。4月をもって建て替えに向けて休館したが、「ありがとう神奈川県民ホール」と題して様々な記念公演やイベントが3月末日まで開催

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2025/04/18掲載

パリ・オペラ座ダンサー・インタビュー:マチュー・ガニオ

ワールドレポート/パリ大村 真理子(在パリ・フリーエディター) Text by Mariko OMURAMathieu Ganio チュー・ガニオ(エトワール)マチュー・ガニオが3月1日にジョー・クランコ『オネーギン』でアデュー公演を行ったことは、パリ・オペラ座のバレエの観衆には周知の事実である。最後のオネーギン役では芸術面も技術面もエトワールの肩書きにふさわしい見事さで観客を圧倒。通常のカーテン

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2025/04/16掲載

クララ・ムーセーニュ=インタビュー「ヌレエフ版『眠れる森の美女』のオーロラ姫をオペラ・バスティーユで初めて踊って」

ワールドレポート/パリ三光 洋 Text by Hiroshi Sankoバスチーユ・オペラではルドルフ・ヌレエフ振付の『眠れる森の美女』が2013年以来12年ぶりに再演されている。マリウス・プティパの振付を最大限に尊重しながらヌレエフが1989年に作ったヴァージョンは、高度の技術が求められている。上演時間3時間15分という長大なダンスの饗宴だけに、ソロのダンサーへの負担は大きく、今シリーズでもセ

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2025/04/10掲載

ウラジーミル・マラーホフという舞踊家の強靭なスピリットが描いた、美しいマラーホフ版『白鳥の湖』

ワールドレポート/東京関口 紘一 Text by Koichi Sekiguchi『白鳥の湖』ウラジーミル・マラーホフ:芸術監督・演出・振付ウラジーミル・マラーホフ版『白鳥の湖』全4幕を観た。オデット/オディール 上野水香、ジークフリート王子 厚地康雄、ロットバルト 遅沢佑介、道化 二山治雄、パ・ド・トロワ 水井駿介(ベンノ役)久富礼子 吉川茉帆 他の出演。物語の大筋はロシアの従来版と大きく変えて

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2025/04/10掲載

荻野あゆ子のシンデレラに今井大輔の王子、法村珠里の継母や堤本麻起子の仙女と見応えがあった、法村友井バレエ団『シンデレラ』

ワールドレポート/大阪・名古屋すずな あつこ Text by Atsuko Suzuna法村友井バレエ団『シンデレラ』法村牧緒:改訂振付「吹田市民劇場親子で楽しめる全幕バレエ」として行われた公演は、シンデレラ(荻野あゆ子)を小さなネズミさんたちが囲む穏やかなプロローグで、子供たちは舞台に一気に惹き込まれたことだろう。もちろん大人も。法村友井バレエ団の『シンデレラ』は、1966年に友井唯起子の振付で

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2025/04/10掲載

貞松・浜田バレエ団『ラ・バヤデール』初演は名村空のニキヤ、水城卓哉のソロル、井上ひなたのガムザッティ

ワールドレポート/大阪・名古屋すずな あつこ Text by Atsuko Suzuna貞松・浜田バレエ団『ラ・バヤデール』貞松正一郎:改訂振付貞松・浜田バレエ団が『ラ・バヤデール』を初演した。以前に「影の王国」だけの上演は何度もあったと聞くが、それも最近ではない。今回、貞松正一郎が世界中の様々な版を観た上で、大切にしたいところに特に丁寧に取り組んで、充実した3幕バレエに仕上げた。それを、今、この

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2025/04/10掲載

芦屋・奥池の自然に囲まれた元コシノヒロコ邸 KHギャラリーで苫野美亜プロデュースによる「White Noesis」

ワールドレポート/大阪・名古屋すずな あつこ Text by Atsuko Suzuna「White Noesis」苫野美亜:振付プロデュースするDance Performance LIVE公演が、昨年10周年を迎えた苫野美亜。彼女が新たに立ち上げたGallery Projectの1回目の公演だ。今回行われたのは、兵庫県芦屋市の奥池にあるKHギャラリー。ファッションデザイナーのコシノヒロコが約30

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2025/04/10掲載

バレエが初めての人も楽しめる解説やマイム教室とともに──野間バレエ団プレゼンツ「バレエを楽しもうinフェニーチェ堺2025」

ワールドレポート/大阪・名古屋すずな あつこ Text by Atsuko Suzuna野間バレエ団「バレエを楽しもうinフェニーチェ堺」野間景:振付『réverie』森虹乃歌撮影:尾鼻文雄(OfficeObana)毎年この時期恒例になって来た野間バレエ団プレゼンツ「バレエを楽しもうinフェニーチェ堺」。今年も演出・振付を手がけた野間景による司会進行で穏やかに進められた。最初の踊りは、まだ今も大変

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2025/04/10掲載

英国ロイヤル・バレエが2025-26新シーズンのシーズン・ラインアップを発表した

ワールドレポート/ロンドンアンジェラ・加瀬  Text by Angela Kase去る4月2日(火)、英国ロイヤル・バレエの2025-26新シーズンの上演演目発表が行われた。英国ロイヤル・バレエの主軸であるフレデリック・アシュトン、ケネス・マクミラン、ピーター・ライト卿作品、クリストファー・ウィールドン、ウエイン・マクレガーのヒット作品の再演とともに、マクレガー、キャシー・マーストン、アクラム・

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2025/04/10掲載

『JOIKA 美と狂気のバレリーナ』ボリショイ・バレエにアメリカ人女性として初入団したジョイ・ウーマックは語る「私のバレエ愛を世界中の皆さんと共有したい」

ワールドレポート/その他香月 圭 text by Kei Kazuki2012年にアメリカ人女性で初めてボリショイ・バレエ団とソリスト契約を結んだジョイ・ウーマックの実話がベースとなった『JOIKA 美と狂気のバレリーナ』が4月25日より公開される。アメリカから意気揚々とボリショイ・バレエ・アカデミーに留学した15歳の少女ジョイは、厳格な教師ヴォルコワのクラスに入学。過酷なレッスン、クラスメート同

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2025/04/10掲載

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