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ワールドレポート

2025年10月

2025年10月の記事一覧

武島アイカプロデュース、大阪で新たなコンテンポラリーダンス・フェスティバル──OSAKA INTERNATIONAL CONTEMPORARY DANCE FESTIVAL2025~BEGINNING~

ワールドレポート/大阪・名古屋すずな あつこ Text by Atsuko SuzunaOSAKA INTERNATIONAL CONTEMPORARY DANCE FESTIVAL2025~BEGINNING~『Just Keep Waiting(excerpt抜粋)』『Unsaid,Still Understood』武島アイカ:振付ほか「OSAKA INTERNATIONAL CONTEMPO

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2025/10/14掲載

ユニークな演出を散りばめて──、「命 燃やして!今!」中西孝子&Kfir Danieli主演での『シンデレラ』

ワールドレポート/大阪・名古屋すずな あつこ Text by Atsuko Suzuna中西照恵バレエスタジオ『シンデレラ』中西照恵:振付中西照恵バレエスタジオの50周年、節目の公演だ。「ミュージカルのようなバレエを!」とプログラムの表紙に書かれているのだが、確かに、ニューヨークが大好きな中西照恵らしく気取らない、ユーモア満載の演出での『シンデレラ』だった。シンデレラを踊ったのは、長身で美しいスタ

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2025/10/14掲載

十川大希の繊細な表現が光ったサイトウマコト振付『岸辺と森と彼の棲む小屋』を筆頭に、クラシックや環佐希子振付作品でも楽しませた──環バレエ団「初秋のバレエコンサート」

ワールドレポート/大阪・名古屋すずな あつこ Text by Atsuko Suzuna環バレエ団「初秋のバレエコンサート」『岸辺と森と彼の棲む小屋』サイトウマコト:振付、『Sleeping Beauty/眠れる森の美女』よりハイライト 原田高博:振付、『ラプソディ』環佐希子:振付『Sleeping Beauty/眠れる森の美女』よりハイライトオーロラ姫:池田由希子、デジレ王子:上村崇人撮影:古都

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2025/10/14掲載

長年踊り続けて来た小西裕紀子のクララ、有馬和弥をパートナーに──桧垣バレエ団『くるみ割り人形』

ワールドレポート/大阪・名古屋すずな あつこ Text by Atsuko Suzuna桧垣バレエ団『くるみ割り人形』小西裕紀子:改訂振付クララ:小西裕紀子 撮影:岡村昌夫(テス大阪)第74回と回を重ねての桧垣バレエ団の公演。今回のプリマもやはり小西裕紀子だ。開演時、幕前にクララとしての小西が現れて、客席の子どもたちに向かって無邪気な口調でお話するところから。そうして親しみやすく観客を『くるみ割り

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2025/10/14掲載

大巻雄矢を中心にヨーロッパで活躍するダンサーたちが、ドイツをテーマに独自なアレンジで観せた

ワールドレポート/大阪・名古屋すずな あつこ Text by Atsuko Suzuna「Re:VOYAGE」第3回公演「ドイツ・名作物語の世界へ」大巻雄矢:振付ほかスロベニア国立歌劇場マリボルのプリンシパル、大巻雄矢が独自のアレンジで観せるバレエの魅力。ヨーロッパを拠点に活躍するダンサーを中心に実力派たちが集い、2年前に「Re:VOYAGE」を立ち上げた。今回はその3回目の公演だ。昨年は、"イタ

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2025/10/14掲載

ピーピング・トムが『トリプティック』で描いた、洋上を走る豪華客船の空間に錯綜する終末的絶望感に戦慄した

ワールドレポート/東京関口 紘一 Text by Koichi Sekiguchiピーピング・トム/トリプティック「ミッシング・ドア」「ロスト・ルーム」「ヒドゥン・フロア」ガブリエラ・カリーソ、フランク・シャルティエ:構成・演出ピーピング・トムの『トリプティック』が世田谷パブリックシアターで上演された。ピーピング・トムの日本公演は2009年の『土の下』以来、『ヴァンデンブランデン通り32番地』(2

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2025/10/10掲載

三島由紀夫の実人生のエピソードと代表作を掛け合わせ、思想や哲学を紐解いて提示したベジャールの絢爛たる大作『M』

ワールドレポート/東京佐々木 三重子 Text by Mieko Sasaki東京バレエ団『M』モーリス・ベジャール:振付/美術・衣裳コンセプト作家・三島由紀夫の生誕100年に当たり、バレエ界の巨匠モーリス・ベジャールが波乱に満ちた三島の生涯やその文学作品、独自の美学、思想を多面的に織り込んで描いた『M』(1993年初演)を、東京バレエ団が5年振りに上演した。前回は10年振りの上演とあって、ほぼ一

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2025/10/10掲載

オニール 八菜(パリ・オペラ座バレエ エトワール)インタビュー「2024・25シーズンを振り返って」

ワールドレポート/パリインタビュー=三光洋前シーズンの最終公演、ヌレエフ振付『眠れる森の美女』のオーロラ姫を踊ったオニール八菜に、2024・25シーズンを振り返ってお話を聞いた。――今日は『眠れる森の美女』を中心に、2024・25年シーズンを振り返っていただきたいと思います。去年9月のシーズン開幕のガラ公演でストロマエの新作を踊られたあと『うたかたの恋(マイヤリング)』がありましたね。『うたかたの

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2025/10/10掲載

オーストラリア・バレエ団の2026年シーズンプログラム「喜び、愛、伝統、繋がりをあなたへ」が発表された

ワールドレポート/オーストラリア岸 夕夏 Text by Yuka Kishi9月9日、オーストラリア・バレエ団のデヴィッド・ホールバーグ芸術監督は、2026年シーズンプログラムを発表した。「喜び、愛、伝統、繋がりをあなたへ」と謳う<シーズンプログラム26>のメインステージ5演目に、シュツットガルト・バレエ団マルシア・ハイデ版『眠れる森の美女』の招聘公演が加わった。「世界中の傑出したカンパニーをオ

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2025/10/10掲載

「さがみ湖 野外バレエフェスティバル2025」で『ジゼル』『白鳥の湖』に主演する 厚地康雄インタビュー「野外舞台の美しさをお楽しみください」

ワールドレポート/その他インタビュー=香月 圭10月18日、19日に「さがみ湖 野外バレエフェスティバル2025」が神奈川県立相模湖公園野外特設ステージで開催される。18日に上野水香と『ジゼル』全幕に主演、そして翌19日の「Ballet Park」での『白鳥の湖』第2幕を佐久間奈緒と共演する厚地康雄が、今回の出演について語ってくれた。厚地は2023年に第16回宇都宮エスペール賞を受賞し、その成果披

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2025/10/09掲載

世界最大規模のコンペティション12年ぶりに東京で開催!「Youth Grand Prix 2026 JAPAN(YGP JAPAN)」記者会見リポート

ワールドレポート/その他小野寺 悦子世界最大規模の国際バレエコンクールYAGPが、この秋12年ぶりに東京開催「Youth Grand Prix 2026 JAPAN(YGP JAPAN)」を実現。10月1日~10日まで立川各所を舞台に予選が繰り広げられ、10月11日にはジュニア・シニアのファイナルラウンドが、さらに10月12日にはBunkamuraオーチャードホールで「YGPオーチャード・ガラ」が

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2025/10/07掲載

勅使川原三郎の新作『記憶と夢』に出演するダリオ・ミノイアが語る「サブローと同じ空間で空気を共有できることが楽しみです」

ワールドレポート/東京インタビュー=香月 圭10月25日から11月3日まで、東京・荻窪のKARAS APPARATUS(カラス アパラタス)にてアップデイトダンスNo.115『記憶と夢』が上演される。演出・照明は勅使川原三郎、アーティスティックコラボレーターは佐東利穂子、出演は勅使川原と佐東のほか、2024年に勅使川原がバーゼル・バレエ団に振付けたプロジェクト『Verwandlug』で出会った南イ

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2025/10/07掲載

パリ・オペラ座ダンサー・インタビュー:ジャック・ガストフ

ワールドレポート/パリ大村 真理子(在パリ・フリーエディター) Text by Mariko OMURAJack Gasztowtt ジャック・ガストフ(プルミエ・ダンスール)2024年7月にプルミエ・ダンスールに任命されたジャック・ガストフ。その年2月の来日公演『白鳥の湖』では、パク・セウンとジェレミー=ルー・ケールを相手にロットバルト役を踊った。最近はオペラ座の公開クラスレッスンやSNSで実力

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2025/10/06掲載

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