ポール・マルクが『ラ・バヤデール』のブロンズ・アイドルを踊ってエトワールに任命された
- ワールドレポート
- パリ
掲載
ワールドレポート/パリ
三光 洋 Text by Hiroshi Sanko
photo Julien Benhamou/ Opéra national de Paris
12月13日にはバスチーユ・オペラで『ラ・バヤデール』のマチネ公演が無観客で行われた。この公演は、パリ・オペラ座のインターネットサイト、オペラ・シェ・ソワ(l'Opéra chez soi)で有料ストリーミング配信された。この公演でブロンズ・アイドルを踊ったポール・マルクが、オーレリー・デュポン舞踊芸術監督の推薦により、アレクサンダー・ネーフス、オペラ座総監督によりエトワールに任命された。
ポール・マルクは1997年に南西フランスにあるアキテーヌ地方のダックスで生まれた。2004年にパリ・オペラ座バレエ学校に入学し、2014年にパリ・オペラ座バレエ団のコール・ド・バレエの一員となった。2015年にコリフェ、2017年にスジェ、2018年にプルミエ・ダンスールと順調に昇級し、2016年にはヴァルナ国際バレエコンクールで金賞に輝いた。2020年のパリ・オペラ座バレエ団の日本ツアーでは、『オネーギン』のレンスキー役を踊った。
photo Svetlana Loboff / Opéra national de Paris
photo Svetlana Loboff / Opéra national de Paris
- パリ・オペラ座の新プラットフォーム<ロぺラ・シェ・ソワ>がスタート、ヌレエフ版『ラ・バヤデール』を有料配信。そして観客公演再開は延期された 2020年12月21日掲載
- パリ・オペラ座バレエ団がいよいよ観客を入れた劇場公演を再開することを決定した! 2020年12月掲載
- オペラ座ダンサー・インタビュー:ポール・マルク(プルミエ・ダンスール )2020年2月掲載
- オペラ座ダンサー・インタビュー:ポール・マルク(コリフェ)2016年3月掲載
記事の文章および具体的内容を無断で使用することを禁じます。