ワールドレポート

大阪・名古屋

ワールドレポート ~世界のダンス最前線~ From Osaka and Nagoya <大阪・名古屋>

大阪・名古屋の記事一覧

Water drops Company "Relationship"

ワールドレポート/大阪・名古屋唐津 絵理text by Eri Karatsu モダン、バレエ、ジャズ、芝居など、様々なフィールドで活動している愛知県の若手ダンサー&パフォーマーたちによるコンテンポラリー・ダンスの公演が開催された。振付は夜久ゆかり、単独公演は初めてであったが、これまでの自身の豊富な活動を反映した充実した舞台となった。 人と人、物と物、時間・空間・流れがつながりによって生まれてくる

  • #ワールドレポート
  • #大阪・名古屋

2006/09/10掲載

カール・パケットが出演した京都バレエ専門学校創立30周年記念公演

ワールドレポート/大阪・名古屋桜井 多佳子text by Takako Sakurai 京都バレエ専門学校が創立30周年の記念公演を行った。同学校は、日本で最初のバレエ専修学校として有馬弘毅・龍子夫妻が1976年に設立。当初からパリ・オペラ座バレエ団との親交が深く、開校2年目からは、歴史的なプリマ、イヴェット・ショビレを名誉校長に迎えており、さらに次期には、パリ・オペラ座バレエ学校元校長クロード・

  • #ワールドレポート
  • #大阪・名古屋

2006/09/10掲載

日本人留学生も大活躍、ジョン・クランコ・バレエ・スクール公演

ワールドレポート/大阪・名古屋すずな あつこtext by Atsuko Suzuna 兵庫県が国内外の青少年の芸術団体を招いて行っている「ひょうごインビテーショナル」。これまで、ボリショイ・バレエ・アカデミーやウィーン・バレエ・アカデミー、カナダ・ナショナル・バレエ・スクールなど様々なバレエ学校がやってきている。今回のジョン・クランコ・バレエ・スクール(シュツットガルト・バレエ・スクール)は二度

  • #ワールドレポート
  • #大阪・名古屋

2006/09/10掲載

関西拠点のプロダンサーを中心に MRBバレエスーパーガラ

ワールドレポート/大阪・名古屋すずな あつこtext by Atsuko Suzuna 関西で、所属を超えてこれだけ多くのダンサーが共に舞台に立つ機会は、今のところこの公演以外にはないのではないだろうか? 今年も海外や東京で活躍する人を含め、多くのダンサーたちが集った。プロデュースは自らも踊ったMRB主宰の松田敏子。 渡辺美咲と恵谷彰の、正確なテクニックと少年少女のような可愛らしさの『パリの炎』の

  • #ワールドレポート
  • #大阪・名古屋

2006/09/10掲載

深川秀夫『3人のキトリによるドン・キホーテ』井上勇一郎振付作ほか

ワールドレポート/大阪・名古屋すずな あつこtext by Atsuko Suzuna「海賊」 夏の生徒公演の楽しみは、初舞台の小さな子供たちの可愛らしさと同じ舞台で、海外からバカンスで里帰りしている出身ダンサーたちのレベルの高い踊りも観ることができる。 幕開けは『エチュード』。さまざまな年代の子供たちが、みんなで踊る生徒公演らしい演目。白鳥の手振りを取り入れたりしながら、子どもの可愛らしさが生か

  • #ワールドレポート
  • #大阪・名古屋

2006/09/10掲載

世界に散らばって活躍する針山ファミリーが集って「夢 CONCERT2006」

ワールドレポート/大阪・名古屋すずな あつこtext by Atsuko Suzuna " Ballet Beauty"と中央に書かれたチャコットの広告 ---白鳥のポーズが美しく印象的なモデルは針山愛美。現在、ウラジミール・マラーホフ率いるベルリン国立バレエ団で活躍する彼女は、芸術家一家の長女。大阪在住の父・憲夫はクラリネット奏者、母・和子はピアニスト、次女・祐美はNYのブロードウェイや劇団四季

  • #ワールドレポート
  • #大阪・名古屋

2006/09/10掲載

豪日共同ダンスプロジェクト『INK』

ワールドレポート/大阪・名古屋すずな あつこtext by Atsuko Suzuna 2006年は、オーストラリアと日本両政府が制定した「豪日交流年」。これは、そんな今年行われている、選出された5人のオーストラリアの振付家が、それぞれ日本のアーティストとのコラボレーションにより新作を創り出す「ネオン・ライジング/アジアリンク -日本コンテンポラリー・ダンス交流」の一環。 オーストラリアで数々の賞

  • #ワールドレポート
  • #大阪・名古屋

2006/08/10掲載

Dance Meeting Collection 2006

ワールドレポート/大阪・名古屋唐津 絵理text by Eri Karatsu コンテンポラリー・ダンスカンパニー、ヒデ・ダンス・ラボによる6回目の公演を観た。毎回参加している村越直子に加え、今年はカナダのサーシャ・イヴァノチオコと妻木律子が参加するという、主催者の意欲が汲み取れる内容となっていた。『Noise』は、近藤夕希代、秀奈都代、飯田佳世、秀実希子による共同振付作品。タイトルから推測される

  • #ワールドレポート
  • #大阪・名古屋

2006/08/10掲載

松岡伶子バレエ団アトリエ公演

ワールドレポート/大阪・名古屋唐津 絵理text by Eri Karatsu若手ダンサーの勉強の場として、毎年7月に開催されているアトリエ公演の14回目が開催された。アトリエ公演は、ゲスト振付家が、バレエ団の若手のために新作を振付けることで定評のある公演だが、今年のゲストは日本の創作バレエの草分け、石井潤。 まず、第1部『パキータ』よりマズルカでは、中・高校生らの次代を担うバレリーナの卵たちが多

  • #ワールドレポート
  • #大阪・名古屋

2006/08/10掲載

<9月に愛知で開催される公演&オーディション情報>

ワールドレポート/大阪・名古屋唐津 絵理text by Eri Karatsu<息づく家>パフォーマンス愛知県美術館ロビー&展示室「愉しき家」展 展覧会会場9月10(日)  入場無料(展覧会の入場料は必要です)11:30~13:00 第1回パフォーマンス(各会場30分を連続で)14:30~16:00 第2回パフォーマンス(各会場30分を連続で)美術館で開催する「愉しき家」展に合わせ、展示されている

  • #ワールドレポート
  • #大阪・名古屋

2006/08/10掲載

K★バレエスタジオ21th コンサート、神本昌幸追悼『Gebet』ほか

ワールドレポート/大阪・名古屋すずな あつこtext by Atsuko Suzuna 1部~3部までをクラシック、4部にコンテンポラリーという構成で行われたK★バレエスタジオコンサート。現在、新国立劇場バレエ団のプリンシパルとして活躍中の山本隆之や、チューリッヒ・バレエで踊る福岡雄大、各種のコンクールで注目を浴びるジュニアたちが多数出演する充実した舞台だった。観ていると、特にレベルの高い男性ダン

  • #ワールドレポート
  • #大阪・名古屋

2006/08/10掲載

ダンス・ミュージカル『クラリモンド』

ワールドレポート/大阪・名古屋唐津 絵理text by Eri Karatsuダンス・ミュージカルと銘打った新作舞台が名鉄ホールで開催された。プロデューサーの笹部博司・演出家の栗田芳宏のコンビが、フランス・ロマン主義文学者のテオフィル・ゴーチェによる原作の舞台化に取り組んだ。話題はH・アール・カオスの大島早紀子の演出・振付への参加と、豪華な男性ダンサーたちの共演だ。『クラリモンド』は、カトリックの

  • #ワールドレポート
  • #大阪・名古屋

2006/07/10掲載

『ライモンダ』山口章振付『カルメン』ほか、国田美和バレエスタジオ

ワールドレポート/大阪・名古屋すずな あつこtext by Atsuko Suzuna 大阪・上本町に開設されてから5周年を迎えた国田美和バレエスタジオ、最近あべのに新しいスタジオも完成し、充実した活動を重ねている。コンサートは、習い始めて間もない生徒から、主宰の国田美和までが出演してのものだった。 第1部は『くるみ割り人形』よりクララの夢。クララを踊った広瀬舞奈は、素直なやさしい踊りに好感が持て

  • #ワールドレポート
  • #大阪・名古屋

2006/07/10掲載

越智實傘寿 祝賀バレエコンサート

ワールドレポート/大阪・名古屋唐津 絵理text by Eri Karatsu愛知のバレエ界の発展に寄与してきた越智實の80歳を祝うバレエコンサートが開催された。越智インターナショナルバレエの生徒たちによるバレエ・コンサートからはじまって、バレエ団本部団員による『ドン・キホーテ』ハイライト、越智實が育てた数々の舞踊家たちによる16作品がずらりと並び、越智久美子と友則による『薔薇の精』が、長時間にわ

  • #ワールドレポート
  • #大阪・名古屋

2006/07/10掲載

ロシアバレエ3作品を上演、法村友井バレエ団公演

ワールドレポート/大阪・名古屋すずな あつこtext by Atsuko Suzuna 団長の法村牧緒をはじめ多くの団員がロシアに留学した経験を持つ法村友井バレエ団。サンクトペテルブルクのキーロフ(マリンスキー)バレエとの関係は深く、今回の公演でも『シェヘラザード』の振付とシャリアール王役をヴァジム・シローチンに依頼、金の奴隷にはニキータ・シェグロフを招いた。 最初に上演されたのは『ドン・キホーテ

  • #ワールドレポート
  • #大阪・名古屋

2006/07/10掲載

第49回現代舞踊公演

ワールドレポート/大阪・名古屋唐津 絵理text by Eri Karatsu 現代舞踊協会中部支部主催による恒例の公演を観た。いつからかタイトルも「Contemporary Dance Today」となり、作品の内容は、かなりバラエティ豊かな13の小品が並んでいた。 榊原菜生未振付による『World・・・もう期待できない!』は、ダンスの合間にストーリーテーラーが現れ、コメントを挟んで進行していく

  • #ワールドレポート
  • #大阪・名古屋

2006/06/10掲載

1400名を超える参加者を集めた『第19回こうべ全国洋舞コンクール』

ワールドレポート/大阪・名古屋すずな あつこtext by Atsuko Suzuna 19回目を迎えた『こうべ全国洋舞コンクール』、ちょっとしたホールの客席数かと思える1400名以上もの出場者を迎えて盛大に開催された。 今年はモダン・創作の部が、昨年秋にオープンした兵庫県立芸術文化センターに場所を移しての開催。 モダンダンス、ジュニア第2部の1位を獲得したのは、『モンスター』を踊った伊藤麻菜実、

  • #ワールドレポート
  • #大阪・名古屋

2006/06/10掲載

堀川美和&蘇漢華主催『2006 Ballet GALA Celebration』

ワールドレポート/大阪・名古屋すずな あつこtext by Atsuko Suzuna KANSAI DANCE ARTを主宰する堀川美和は、香港、シンガポールでプロダンサーとして活躍した人。今回ともにこの公演を主催した元・香港バレエ団プリンシパルの蘇漢華とは夫婦でもある。 この公演はそんな2人が中心になり、香港バレエ界を代表するダンサーや、関西を代表するダンサーを招いて行われたガラ・コンサートだ

  • #ワールドレポート
  • #大阪・名古屋

2006/06/10掲載

名古屋シティバレエ団による「中部にバレエを育てる会」

ワールドレポート/大阪・名古屋唐津 絵理text by Eri Karatsuまた今年も、中部地域のバレエ団が合同で、新人の発掘と若手バレリーナの育成を目的に開催している「中部にバレエを育てる会」が行われた。「クラシカルシンフォニー」22回目となる今年は、成瀬ひろみバレエスタジオが『ドン・キホーテ』より「夢の場」、市川せつ子バレエ団が、バレエ団の大西こず恵振付による『シンフォニー組曲』、鳥居ゆき子

  • #ワールドレポート
  • #大阪・名古屋

2006/05/10掲載

松岡伶子バレエ団付属研究所発表会『ブンナよ、木からおりてこい』

ワールドレポート/大阪・名古屋唐津 絵理text by Eri Karatsu松岡伶子バレエ団の発表会が行われた。このバレエ団の発表会は、発表会といっても、それだけではなく、しっかりと観客に見せることを意識した作品が並んでいる。今年は、日本の民話を題材にした創作バレエで独自の世界を創っている松岡伶子による『ブンナよ、木からおりてこい』(初演:昭和58年)が久しぶりに上演された。第1部では、幼児から

  • #ワールドレポート
  • #大阪・名古屋

2006/05/10掲載

ページの先頭へ戻る