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ワールドレポート ~世界のダンス最前線~ From Tokyo <東京>

東京の記事一覧

ステファン・リスナー(パリ・オペラ座前総裁)は語る、「パリ・オペラ座―響き合う芸術の殿堂」展

ワールドレポート/東京香月 圭 text by Kei Kazuki東京・京橋のアーティゾン美術館にて「パリ・オペラ座―響き合う芸術の殿堂」展が好評開催中だ。17世紀から現在までのパリ・オペラ座の歴史を彩った音楽、舞台芸術、建築、絵画、彫刻、そして文学、写真、ファッションに至るまでさまざまな芸術を丹念に取り上げ、総合芸術の発信の場として発展してきたパリ・オペラ座の魅力を多方面から考察している。本展

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2022/11/15掲載

古典バレエを深化させて生と死のドラマの構築を試みた、新国立劇場バレエ団新制作『ジゼル』

ワールドレポート/東京関口 紘一 Text by Koichi Sekiguchi新国立劇場バレエ団『ジゼル』ジャン・コラリ、ジュール・ペロー、マリウス・プティパ:振付、吉田都:演出、アラスター・マリオット:改訂振付新国立劇場バレエ団が『ジゼル』を新制作し、10月21日より全9公演を開催した。新版の制作にあたり、舞踊芸術監督の吉田都が自ら演出を手掛け、アラスター・マリオットがコラリ、ペロー、プティ

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2022/11/10掲載

上野水香が集大成ともいうべき崇高なニキヤを造形し、柄本弾のソロルと息の合った舞台を見せた

ワールドレポート/東京佐々木 三重子 Text by Mieko Sasaki東京バレエ団『ラ・バヤデール』ナタリア・マカロワ:振付・演出(マリウス・プティパの原振付による)東京バレエ団がマカロワ版『ラ・バヤデール』を5年振りに上演した。この古典バレエの名作は、古代インドを舞台に、愛し合う舞姫(バヤデール)ニキヤと戦士ソロルが、ニキヤに求愛する大僧正ハイ・ブラーミンや、ソロルに娘ガムザッティとの結

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2022/11/10掲載

「パリ・オペラ座―響き合う芸術の殿堂」展が開催中、オペラ座と華やかなバレエの歴史が展望できる

ワールドレポート/東京香月 圭 text by Kei Kazukiジャン=バティスト=エドゥアール・ドゥタイユ《オペラ座の落成式、1875年1月5日》1878年、オルセー美術館(ヴェルサイユ宮殿に寄託)Photo ©RMN-Grand Palais (Château de Versailles) / Gérard Blot/ distributed by AMF東京・京橋のアーティゾン美術館にて

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2022/11/10掲載

《パリ・オペラ座バレエ シネマ フェスティバル》が開催され、8公演の舞台がスクリーンに甦る

ワールドレポート/東京関口 紘一 Text by Koichi Sekiguchiパリ・オペラ座バレエ団は、オーレリー・デュポンが辞任し、新たにジョゼ・マルティネスが舞踊監督に決まったばかり。新任監督は開催中の『うたかたの恋』公演に姿を見せ、ソリストたちそれぞれに声をかけていた、と伝えられる。ダンサーたちになかなか評判が良いそうだ。また11月5日より、アーティゾン美術館では「パリ・オペラ座展」が開

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2022/11/08掲載

マニュエル・ルグリが最後の舞台を踊る「スーパースター・ガラ 2022」が11月24日に開幕する

ワールドレポート/東京関口 紘一 Text by Koichi Sekiguchi「スーパースター・ガラ 2022」パトリック・ド・バナ:芸術監督、マニュエル・ルグリほか:出演マニュエル・ルグリ、マチュー・ガニオ、スヴェトラーナ・ザハロワ、ナタリア・オシポワほか、バレエの<スーパースター>12名が一挙に来日し、A・B二つのプログラム全22演目(10月29日現在)を踊る注目の公演が、11月24日より

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2022/10/30掲載

ヒューストン・バレエ来日公演プレイベント、加治屋百合子とコナー・ウォルシュが息の合ったパ・ド・ドゥを披露した

ワールドレポート/その他香月 圭 text by Kei Kazuki10月29、30日に東京文化会館で初来日公演を行う、ヒューストン・バレエのプリンシパルの加治屋百合子とコナー・ウォルシュが第三幕の「乙女と王子のパ・ド・ドゥ」を披露した。オディールの魔力に惑わされ、彼女との結婚を誓ってしまったジークフリート王子が湖のほとりで悲しみに打ちひしがれる乙女オデットのもとに駆けつけ、許しを請うという場面

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2022/10/29掲載

勅使川原三郎、令和4年度文化功労者顕彰に寄せて「知る喜びを他者と分かち合うことほど面白いことはない」

ワールドレポート/東京香月 圭 text by Kei Kazukiphoto by Akihito Abe勅使川原三郎が令和4年度の文化功労者として顕彰されるにあたり、記者取材会が10月22日カラス アパラタスにて行われた。勅使川原自身の筆による素描画が飾られたスタジオに、全身黒のスーツで登場した勅使川原は穏やかな表情で次のように受賞の辞を述べた。「この選定に私が選ばれたということはありがたいこ

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2022/10/26掲載

三つの異なった幻想と音楽が見事に響き合う瀟洒な舞台、スターダンサーズ・バレエ団「The Concert」

ワールドレポート/東京関口 紘一 Text by Koichi Sekiguchiスターダンサーズ・バレエ団「The Concert」『スコッチ・シンフォニー』ジョージ・バランシン:振付 『牧神の午後』ジェローム・ロビンズ:振付 『コンサート』ジェローム・ロビンズ:振付スターダンサーズ・バレエ団公演「The Concert」を観た。1950年代にアメリカで創られた3作品で構成されていて、それぞれ異

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2022/10/11掲載

<飛鳥>の里の雅な踊りと竜神たちの棲む<ASUKA>の踊りが共鳴する、日本文化の原郷をファンアタジー絵巻に描いた、牧阿佐美バレヱ団『飛鳥 ASUKA』

ワールドレポート/東京関口 紘一 Text by Koichi Sekiguchi牧阿佐美バレヱ団『飛鳥 ASUKA』牧阿佐美:改訂演出・振付(『飛鳥物語』1957年初演台本・原振付:橘秋子)昨年、惜しまれて逝去した牧阿佐美の追悼公演『飛鳥 ASUKA』(全2幕)が、9月3日と4日に東京文化会館で牧阿佐美バレヱ団により上演された。『飛鳥 ASUKA』は牧阿佐美が「生涯にわたり目指した『世界に発信で

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2022/10/11掲載

能舞台を生かし切ったスリリングなドラマ、島地保武振付『藪の中』再演された

ワールドレポート/東京坂口 香野 Text by Kaya Sakaguchi第44回 小金井薪能能『巴』 狂言『佐渡狐』 ダンス『藪の中』島地保武:演出・振付芥川竜之介の短編小説を原作に、島地保武が振付けた『藪の中』が、8月30日、第44会小金井薪能にて再演された。2012年に初演、2022年1月に全く新しいかたちに再構築・上演され、話題となった作品だ。出演は島地保武、酒井はな、宝満直也ら。小金

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2022/10/11掲載

100人の言葉とバレエとともに生きた多くの写真で編まれた、追悼文集『牧 阿佐美』が刊行された

ワールドレポート/東京関口 紘一 Text by Koichi Sekiguchi昨年10月20日、日本のバレエ界に大きな貢献を成した舞踊家、牧阿佐美は逝去した。新型コロナ禍でもあり、種々の制限が課されていたために延期されていた「牧 阿佐美 お別れの会」も9月6日、長きに渡って芸術監督を務めた新国立劇場で行われ、多くの人々が故人を偲んだ。また、想い入れの深かった『飛鳥 ASUKA』全幕が追悼公演と

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2022/10/11掲載

新国立劇場バレエ団が吉田都舞踊芸術監督ほかが登壇し、新制作『ジゼル』の記者会見を行った

ワールドレポート/東京関口 紘一 Text by Koichi Sekiguchi2022-23の新シーズンは、新国立劇場開場の25周年を迎える。その新シーズンの最初の公演として『ジゼル』が新制作される。改訂振付はアラスター・マリオット。吉田都舞踊芸術監督が初めて演出を手掛ける。10月3日、新国立劇場で吉田監督、マリオット、主演ダンサー4人が登壇して記者会見が行われた。今回は、英国ロイヤル・バレエ

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2022/10/06掲載

巨大な熱量に溶け合う音楽・ダンス・言葉、『浜辺のアインシュタイン』公開リハーサル&囲み取材レポート

ワールドレポート/東京坂口 香野 Text by Kaya Sakaguchiオペラ『浜辺のアインシュタイン』が10月8日・9日、神奈川県民ホールで上演される。ミニマル音楽の巨匠フィリップ・グラスと演出家ロバート・ウィルソンによる『浜辺のアインシュタイン』は、1976年の初演で一大センセーションを巻き起こし、オペラの概念を変えた傑作として知られる。今回は国内初の新制作上演だ。振付・演出は平原慎太郎

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2022/10/03掲載

日本初の音声ガイド付きバレエ公演が実現!「チャイコフスキー3大バレエの世界へようこそ」公演レポート

ワールドレポート/東京坂口 香野 Text by Kaya Sakaguchi横浜市の神奈川県民ホールは、年齢、国籍、障害の有無に関わらずすべての人にひらかれた劇場であるために、これまでも他言語対応スタッフや手話通訳士による案内、字幕付き公演など、数々の取り組みを行ってきた。8月20日の公演 OPEN THEATER 2022「チャイコフスキー3大バレエの世界へようこそ! 」(出演:東京シティ・バ

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2022/09/29掲載

ダンサーたちの個性が浮かび上がる K-BALLET Opto「プティ・コレクション」リハーサル・レポート

ワールドレポート/東京香月 圭 text by Kei Kazukiクラシック・バレエの枠を超え、ダンス表現の新たな光(オプト=Opto)を求めて、K-BALLETがBunkamuraとの協働で始動させたK-BALLET Opto の第一回公演「プティ・コレクション」が9月30日、10月1日KAAT神奈川芸術劇場にて開催される。上演される3作品にはすべて「小さい/あどけない」を意味するフランス語「

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2022/09/19掲載

パリ・オペラ座バレエ団からオニール八菜とジェルマン・ルーヴェを迎えて、東京シティ・バレエ団が『白鳥の湖』を上演した

ワールドレポート/東京関口 紘一 Text by Koichi Sekiguchi東京シティ・バレエ団『白鳥の湖〜大いなる愛の讃歌〜』石田種生:演出・振付(プティパ、イワノフ版による)オニール八菜、ジェルマン・ルーヴェ © 鹿摩隆司東京シティバレエ団が『白鳥の湖〜大いなる愛の讃歌〜』を、パリ・オペラ座バレエ団からオニール八菜(プルミエールダンスーズ)とジェルマン・ルーヴェ(エトワール)を、スウェー

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2022/09/13掲載

「NHKバレエの饗宴2022」は『牧神の午後への前奏曲』『ウエスタン・シンフォニー』『ロミオとジュリエット』ラヴロフスキー版などの素晴らしい舞台を上演

ワールドレポート/東京関口 紘一 Text by Koichi Sekiguchi「NHKバレエの饗宴 2022」『牧神の午後への前奏曲』平山素子:振付・演出、『ウエスタン・シンフォニー』ジョージ・バランシン:振付ほか「NHKバレエの饗宴 2022」は3部構成となっていた。まず、上演されたのが男性版 "Pas de quatre"と言われる"Variations for four"。そして女性のス

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2022/09/13掲載

『レ・ミゼラブル』フランス革命の動乱の時代を背景に描かれた壮大な人間の魂のドラマ、谷桃子バレエ団

ワールドレポート/東京関口 紘一 Text by Koichi Sekiguchi谷桃子バレエ団『レ・ミゼラブル』望月則彦:演出・振付・選曲、髙部尚子:再演出・改訂振付谷桃子バレエ団がかつての芸術監督時代に望月則彦が演出・振付けた『レ・ミゼラブル』を、現芸術監督の髙部尚子が演出・振付に手を加え、12年ぶりに上演した。初演は2003年。2010年には谷桃子バレエ団の60周年記念公演として、この大作を

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2022/09/12掲載

日本のトップ・ダンサーたちによる古典作品と若手振付家の新作を堪能した「バレエ・エスポワール」

ワールドレポート/東京香月 圭 text by Kei Kazuki「バレエ・エスポワール 〜トップダンサー達の共演〜」『スターズ&ストライプス』よりグラン・パ・ド・ドゥ ジョージ・バランシン:振付、『A Moment』(新作)宝満直也:振付ほか日本バレエ界で活躍中のダンサーたちが集結したガラ公演「バレエ・エスポワール 〜トップダンサー達の共演〜」がさいたま市文化センター大ホールにて開催された。構

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2022/09/12掲載

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