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ワールドレポート ~世界のダンス最前線~ From Tokyo <東京>

東京の記事一覧

静かにみなぎる爆発的パワー Kバレエ『ドン・キホーテ』公開リハーサル・レポート

ワールドレポート/東京坂口 香野 Text by Kaya Sakaguchi10月31日。11月16日に初日を控え、『ドン・キホーテ』の公開リハーサルが、東京・小石川にあるKバレエカンパニーのスタジオで行われた。同作品の魅力を知り尽くした熊川哲也が、2004年に満を持して発表した熊川版『ドン・キホーテ』である。今回の公演はカンパニー創立20周年記念シリーズでもあり、稽古には一層熱がこもる。まずは

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2018/11/06掲載

イングリッシュ・ナショナル・バレエの注目作、アクラム・カーン版『ジゼル』がスクリーンに蘇る!

ワールドレポート/東京関口 紘一 Text by Koichi Sekiguchiタマラ・ロホが芸術監督に就任して以来、積極的な活動が展開されて評価を高めているイングリッシュ・ナショナル・バレエ。その評価を一段と高めたのが、この2017年のローレンス・オリヴィエ賞を受賞したアクラム・カーン版の『ジゼル』だろう。この注目すべき『ジゼル』が、いよいよ映画館のスクリーンに蘇ることになった。カーン演出・振

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2018/11/06掲載

英国ロイヤル・オペラ・ハウスの新しいシネマシーズン 2018/19の全上映演目が決まった!

ワールドレポート/東京関口 紘一 Text by Koichi Sekiguchi英国ロイヤル・バレエは、10月8日に2018/19新シーズン初日の幕を開けた。主役のルドルフ皇太子として『うたかたの恋』の舞台に立ったのは、英国ロイヤル・バレエの日本人プリンシパル平野亮一だった。その舞台の様子は既報(https://www.chacott-jp.com/news/worldreport/others

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2018/11/05掲載

マリインスキー・バレエの来日公演・プティパの劇場に日本人ダンサー 永久メイ、石井久美子が登場!

ワールドレポート/東京・兵庫森 瑠依子 Text by Ruiko Moriマリウス・プティパの生誕200年にあたる今年、11月28日より12月9日まで、東京と兵庫で「プティパの劇場」マリインスキー・バレエの3年ぶりの来日公演が行われる。演目もプティパ・イヤーにふさわしく、これぞプティパという代表作が並ぶ。来日公演で欠かすことのできない永遠の名作《白鳥の湖》(コンスタンチン・セルゲーエフ版)、意外

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2018/11/02掲載

アンナ・カレーニナの悲劇とその後を描く映画『アンナ・カレーニナ ヴロンスキーの物語』公開される

ワールドレポート/東京森 瑠依子 Text by Ruiko Moriトルストイの長編小説『アンナ・カレーニナ』は、『白鳥の湖』や『ラ・バヤデール』が初演された時代、1870年代のモスクワとペテルブルグを主な舞台とする不朽の名作。映画の題材としても人気が高く、世界中でこれまで30回以上映画化されているという。その最新版で昨年ロシアで制作されたカレン・シャフナザーロフ監督作品『アンナ・カレーニナ ヴ

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2018/11/02掲載

ロマノフ最後の皇帝ニコライ2世と恋におちた伝説のバレリーナ、マチルダ・クシェシンスカヤの波瀾の運命を描いた映画『マチルダ』が12月にロードショー

ワールドレポート/東京インタビュー=関口紘一『マチルダ』監督アレクセイ・ウチーチェリ=インタビュー----19世紀末から20世紀初頭にかけて活躍したロシアの伝説的バレリーナ、マチルダ・クシェシンスカヤの悲恋を描いた映画『マチルダ』は、ロシアという国の底知れぬパワーを背景に、一人のバレリーナの運命がダイナミックに描かれていてたいへんおもしろく見せていただきました。激しいパワーとか弱いバレリーナの大胆

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2018/10/24掲載

ロシアを代表する4つのカンパニーのダンサーがロシア・バレエの古典から現代作までを華やかに競演、「ロシア・バレエ・ガラ2018」

ワールドレポート/東京関口 紘一 Text by Koichi SekiguchiRUSSIAN BALLET GALA 2018ロシア・バレエ・ガラ 2018マリインスキー・バレエ、ボリショイ・バレエ、ミハイロフスキー劇場バレエ、モスクワ音楽劇場バレエなどから選ばれたダンサーにより、ロシア・バレエの古典名作から現代作品に至るまでを上演するガラコンサート「ロシア・バレエ・ガラ 2018」が開催され

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2018/10/10掲載

古典バレエの原点ともいうべきプティパの多彩な作品を見事に踊った、東京バレエ団

ワールドレポート/東京佐々木 三重子 Text by Mieko Sasaki東京バレエ団マリウス・プティパ生誕200年記念〈プティパ・ガラ〉"クラシック・バレエの父"と称されるマリウス・プティパの生誕200年を記念して、東京バレエ団が〈プティパ・ガラ〉と題して、この振付家の作品による特別ガラ公演を横浜の神奈川県民ホールで行った。プティパ(1818-1910年)はフランス生まれのダンサー・振付家で

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2018/10/10掲載

メシアンの音楽により米沢唯と首藤康之が踊った見事な踊り、「モネ それからの100年」展のコンサート

ワールドレポート/東京関口 紘一 Text by Koichi Sekiguchi「音楽と舞踊小品集〜水・空気・光」横浜美術企画展「モネ それからの100年」によせて中村恩恵:振付、中村恩恵、首藤康之、折原美樹、米沢唯、中島瑞生、渡邉拓朗:出演「モネ それからの100年」展と連携するコンサート「音楽と舞踊小品集〜水・空気・光」が開催された。これは印象派を代表する画家クロード・モネと同時代を生き、や

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2018/10/10掲載

大きく花開いた「劇的舞踊」、金森穣の演出振付による『ROMEO & JULIETS』

ワールドレポート/東京佐々木 三重子 Text by Mieko SasakiNoism1×SPAC 劇的舞踊Vol.4『ROMEO & JULIETS』(ロミオとジュリエットたち) 金森穣:演出振付・出演りゅーとぴあ(新潟市民芸術文化会館)専属の金森穰率いるダンスカンパニーNoism1とSPAC(静岡県舞台芸術センター)による"劇的舞踊"のVol.4として、金森の演出振付による『ROME

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2018/10/10掲載

楽しく活気のあるバレエ、リン・テイラー・コーベット振付『リトルマーメイド』NBAバレエ団

ワールドレポート/東京関口 紘一 Text by Koichi SekiguchiNBAバレエ団『リトルマーメイド』リン・テイラー・コーベット:振付NBAバレエ団が『HIBARI』(2015年初演)に続いて、リン・テイラー・コーベット振付の『リトルマーメイド』を上演した。『リトルマーメイド』はアンデルセンの童話『人魚姫』に基づいて、ディズニーのアニメーション映画やブロードウェイ・ミュージカル、劇団

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2018/10/10掲載

ボリショイ・バレエ最近作のライブ映像8作品を順次上映、Bunkamura ロシアン・セレブレーション in ル・シネマ

ワールドレポート/東京関口 紘一 Text by Koichi Sekiguchi創立30周年を迎える東京・渋谷のBunkamuraは、2018年がロシアン・イヤーであることから<ロシアン・セレブレーション>として、様々な企画公演を11月から開催する。このBunkamuraの文化施設すべてにわたる大きなイベントの記者会見が、東京・港区のロシア大使館で開かれた。登壇者は東急文化村 代表取締役社長 中

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2018/09/26掲載

〈第15回世界バレエフェスティバル〉のフィナーレを飾った「ガラ ―Sasaki GALA-」を堪能!

ワールドレポート/東京佐々木 三重子 Text by Mieko Sasaki第15回世界バレエフェスティバルガラ ─Sasaki GALA─〈世界バレエフェスティバル〉のフィナーレを飾る一回限りの恒例の〈ガラ〉公演が、第15回の今回は〈Sasaki GALA〉と銘打って開かれた。フェスティバル創設者の佐々木忠次氏が2016年に亡くなって初めての開催であり、このフェスティバルが海外のバレエ関係者の

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2018/09/10掲載

〈第15回世界バレエフェスティバル〉Aプログラム、圧巻の全20作品を観る

ワールドレポート/東京佐々木 三重子 Text by Mieko Sasaki第15回世界バレエフェスティバルAプログラム3年に一度、世界各国から選りすぐりのダンサーを招いて開催される〈世界バレエフェスティバル〉が、今年で第15回を迎えた。1976年の初回に、英国のマーゴ・フォンテイン、ロシアのマイヤ・プリセツカヤ、キューバのアリシア・アロンソという当時の三大プリマが同じ舞台に立ったことで世界のバ

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2018/09/10掲載

ロイヤルのプリンシパル二人とスカラ座アカデミーを迎えて、海外で踊るダンサーたちが華々しく踊った

ワールドレポート/東京関口 紘一 Text by Koichi SekiguchiBallet Asteras 2018バレエ・アステラス〜海外で活躍する日本人バレエダンサーを迎えて〜「バレエ・アステラス 2018〜海外で活躍する日本人バレエダンサーを迎えて〜」は、今年が9回目の開催となった。この舞台で初めて見ることのできたダンサーも多く、彼らがさらに大きく羽ばたいて世界の舞台で活躍している、と耳

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2018/09/10掲載

海外で活動する若いダンサーの気持ちが込められた闊達な舞台が印象的、BRIGHT STEP 2018

ワールドレポート/東京関口 紘一 Text by Koichi SekiguchiBRIGHT STEP 2018 with FASHION DESIGNERブライト・ステップ今年で4回目の開催となったBRIGHT STEP 2018 with FASHION DESIGNERを観た。この公演は、海外のカンパニーで踊るダンサーたちに、日本で公演する機会を与えることを一つの目的として行われている。そ

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2018/09/10掲載

横浜港の夜景をバックに、野外ステージで踊られた東京バレエ団の3演目

ワールドレポート/東京佐々木 三重子 Text by Mieko Sasaki「Dance Dance Dance @ YOKOHAMA 2018」〈横浜ベイサイドバレエ〉:東京バレエ団『タムタム』フェリックス・ブラスカ:振付、『ボレロ』モーリス・ベジャール:振付ほか3年に一度、横浜で開催される日本最大級のダンスの祭典「Dance Dance Dance @ YOKOHAMA 2018」が、東京バ

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2018/09/10掲載

『不思議の国のアリス』新『白鳥の湖』『マノン』ほか、英国ロイヤル・オペラ・ハウス シネマシーズン2017-18がアンコール集中上映される

ワールドレポート/東京関口 紘一 Text by Koichi Sekiguchi9月14日から19日まで、英国ロイヤル・オペラ・ハウス シネマシーズン2017-18が集中してアンコール上映される。今シーズンのライン・アップは、『不思議の国のアリス』やリアム・スカーレット版新制作『白鳥の湖』など、満席の回も出た人気作が並ぶ。平野亮一、高田茜の日本人プリンシパルの活躍も際立つ。特に平野亮一は、シェイ

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2018/09/05掲載

マリインスキー・バレエの石井久美子インタビュー「マリインスキーで踊る私を母が見てくれたことが一番嬉しかった」

ワールドレポート/東京インタビュー/梶 彩子----石井久美子さんは、ワガノワを2013年に卒業後、マリインスキー・バレエに入団され、今年で5年目になります。そもそもどのようにバレエを始められましたか。 石井 8、9歳の時に、お友だちにつれられてバレエ教室の体験に行ったことがきっかけでした。 ----プロを目指すようになったのはいつ頃ですか? 石井 マリインスキーに入団してからです。 --

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2018/08/28掲載

吉田都=公演直前インタビュー「堀内元さんと日本で踊ることができるのは、本当に素晴らしいことです」

ワールドレポート/東京インタビュー/関口紘一日本バレエ界の至宝ともいうべき吉田都と堀内元がともに舞台に立つ公演【Ballet for the Future 2018】開幕直前、超ご多忙中の吉田都にお話を聞くことができた。そして英国ロイヤル・バレエのプリンシパルとして踊り、今、日本の舞台で踊ることの意味、これからの日本のバレエについて心おきなく語っていただいた。また、【Ballet for the

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2018/08/20掲載

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