ワールドレポート ~世界のダンス最前線~

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関 口 紘一 text by Mieko Sasaki 
[2007.05.10]

コンドルズ 『太陽にくちづけ7 バック・トゥ・ザ・フューチャー』

 初めてのヨーロッパツアーも成功のうちに無事終了したコンドルズは、凱旋公演として1999年の「ビューティフル・サンデー」以来の『太陽にくちずけ 7 バック・トゥ・ザ・フューチャー』を、東京グローブ座で上演した。
   相変わらず、近藤良平を始めとするメンバーはみんな元気いっぱいだった。ギャグやコントも冴えわたっているし、 それぞれのキャラクターが、自身に正確に把握されているので、ますます舞台の流れが良くなっている。
 特に、今回の『太陽にくちづけ 7 』は、ややダンスシーンが少なくなったように感じられた。そのためか、 一気に進行してして、もう終り? という印象が残った。いつも豪華でたっぷりと盛り込み過ぎの感があるので、このくらいの感じがいいの かもしれない。
 1番人気は、やはり少年合唱団でしょう。もう少ないでしょうけどドリフターズを観た人は、 それは懐かしかったかもしれない。しかし、このメンバーを二つのグループに分けて歌う呼吸は素晴らしかった。正直、コンドルズ、一流だぜ! と思った。
 それから、人類滅亡後の人形劇がなかなかおもしろかった。人類滅亡というこれ以上深刻になれない究極のテーマを 取り上げて、ここまで明るく楽しく、しかも人間的な味わいを残したパフォーマンスを創れるのは、やはり、世界中探してもコンドルズしか いないのではないだろうか。
( 3月 31 日、東京グローブ座)