ワールドレポート ~世界のダンス最前線~

From Paris <パリ>: 最新の記事

From Paris <パリ>: 月別アーカイブ

渡辺真弓 text by Mayumi Watanabe 
[2006.03.10]

速報!

 3月3日、パリ・オペラ座バスティーユで行われたヌレエフ版『ラ・バヤデール』の公演初日の終演後、ソロルを 踊ったエルヴェ・モロー(28歳)が観客の前で、エトワールに任命された。怪我で降板したニコラ・ル・リッシュの代役だったが、オレリー・デュポンをパー トナーに、初めてのソロル役に挑戦、伸びやかな踊りで、満場の喝采を浴びた。モローは、オペラ座でも数少ない貴重な若手ノーブルの一人で、ここ数年、エト ワール候補として関係者の熱い視線を浴びてきた。この1年間は、昨年3月のノイマイヤー振付『シルヴィア』をはじめ6月のヌレエフ版『ロミオとジュリエッ ト』、12月のヌレエフ版『白鳥の湖』等の大作の舞台で次々に主演。エトワール任命が待たれていた。とりわけジークフリート王子は、モローのロマンティッ クな資質に最も合ったもので出色の出来。オペラ座の公式サイトによれば、4月に行われる日本公演の『白鳥の湖』で王子を踊る予定で、正式発表が待たれる。
 オペラ座では、3月半ばからガルニエで始まるキリアン、ラグア等の振付による現代作品の夕べに出演する。

※写真をクリックすると拡大写真がご覧になれます。