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ジル・イゾアールによる<レ・ボーテ・ドゥ・ラ・ダンス>が1月30日、ラ・セーヌ・ミュージカルにて開催され、パリ・オペラ座、英国ロイヤル、ミラノ・スカラ座の若手ダンサーたちが踊る

ワールドレポート/パリ

大村 真理子 Text by Mariko OMURA

パリ・オペラ座バレエで踊り、名教師として著名なジル・イゾアールがアーティスティク・ディレクションを担当するガラ公演 Les Beautés de la danse(レ・ボーテ・ドゥ・ラ・ダンス)が1月30日にラ・セーヌ・ミュージカルで開催される。この公演は2021年より毎年のように開催され、通常はパリ・オペラ座のエトワールなどトップクラスのダンサーをパリに集めての開催されているが、1月30日に行われる公演は若手ダンサーによるもので、''19世紀のバレエの宵''というサブタイトルがついている。会場はいつも通り、パリ隣接のブローニュにあるLa Seine Musicale(ラ・セーヌ・ミュージカル)。参加するのはパリ・オペラ座バレエと英国ロイヤル・バレエとミラノ・スカラ座バレエからのダンサー12名。パリ・オペラ座バレエからは3名のプルミエール・ダンスーズ、1名のプルミエ・ダンスールそして任命が期待されるロレンツォ・レッリなど。ロイヤル組では、今夏に東京文化会館で行われた『バレエ・スプリーム』に参加したヴィオラ・パントゥーソが今回は中尾太亮をパートナーに踊る。またスカラ座バレエのナヴラン・ターンブルは1月14日に『眠れる森の美女』を踊りプリモ・ダンサーに任命された注目のダンサーだ。
プログラムは著名作品もあれば、あまり踊られることのない希少な作品も含まれている。世界3大バレエ団の若手たちが一堂に会するのは、パリでは初めての試み。ダンスの美しさと技巧、その遺産と若さをパリの観客に披露するこの公演には、ジル・イゾアールのクラシック・バレエへの愛と継承への意欲が伺える。

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中尾太亮 © Andrej Uspenski

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イネス・マッキントッシュとシェール・ワグマン『パリの炎』(2025年1月の『les Beautés de la Danse』より) © Francette Levieux.

公演プログラム

『ラ・シルフィード』(ブルノンヴィル版)
ホヒュン・カン、フランチェスコ・ムラ/パリ・オペラ座バレエ
『パキータ』パ・ド・トロワ (ピエール・ラコット版)
リンダ・ジゥベリ、アニェーゼ・ディ・クレメンテ、エドワード・クーパー/ミラノ・スカラ座バレエ
『白鳥の湖』第二幕からパ・ド・ドゥ
イネス・マッキントッシュ、ロレンツォ・レッリ/パリ・オペラ座バレエ
『眠れる森の美女』第二幕からプリンスのソロ
ナブラン・ターンブル/ミラノ・スカラ座バレエ
『白鳥の湖』第三幕からパ・ド・ドゥ
クララ・ムーセーニュ、シェール・ワグマン/パリ・オペラ座バレエ
『ル・パピヨン』
ホヒュン・カン、ロレンツォ・レッリ/パリ・オペラ座バレエ
『眠れる森の美女』
ヴィオラ・パントゥーソ、中尾太亮/英国ロイヤル・バレエ
『ドン・キホーテ』パ・ド・ドゥ
クララ・ムーセーニュ、フランチェスコ・ムラ/パリ・オペラ座バレエ
『ぜンツァーノの花祭り』
リンダ・ジゥベリ、ナヴラン・ターンブル/ミラノ・スカラ座バレエ
『海賊』
イネス・マッキントッシュ、シェール・ワグマン/パリ・オペラ座バレエ

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チケット情報

『Les Beautés de la danse』Soirée de ballets du XIX siècle
1月30日 開演:19時30分
La Seine Musicale (1, île de Seguin , 92100 Boulogne-Billancourt)
予約 laseinemusicale.com, Fnac, concert.adea@yahoo.com

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