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ジェームズ・スウェル・バレエがジョイスシアターで公演

ジェームズ・スウェル・バレエがジョイスシアターで公演

 ジェームズ・スウェル・バレエの公演が、10月16日から21日まで、ジョイスシアターで行われました。以前、このコラムで、ジョイス・ソーホーの小さな劇場での公演について、取り上げて書いたことがあります。今回は、彼らはジョイスシアターに格上げになって進出したのですね。ニューヨークベースのダンスカンパニーです。出演ダンサーたちは8人でした。

 ジェームズ・スウェルは、元ニューヨーク・シティ・バレエのダンサーでもありました。1982年から振付の活動を続け、60以上のバレエ作品を振付けしています。今回の公演では、ジェームズ・スウェル本人も出演して踊っていました。すべて小品集でした。

 最初の『カイネティック・ヘッド』は、ジェームズ・スウェルのソロで、パントマイムのようなものでした。手の平を客席に向けて、立ったまま、目の前に壁があるような感じに動かしていました。そしてだんだん、足の振付も加わり、バレエとパントマイムをあわせたような作品でした。

 2つ目の『ショーエンバーグ・セレナーデ』は、9曲の連続した振付が展開されていました。リズムと振付は一定ではなくランダムな印象で、個性的な作品です。変わった振付でした。女性はトウシューズもはいていました。

 最後の『オペラ・ムーブズ』は、11曲のクラシック・オペラ曲が連続した作品です。起承転結があって、よく練られた作品でした。女性はトウシューズをはいたクラシック・バレエ・ベースのコンテンポラリー・ダンスです。オルゴールの人形のような動きもありました。口パクで歌ったり、大げさな振付をして観客を笑わせるシーンもあり、客席はすごく受けていました。