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フラメンコ・フェスティバルのサラ・バラス


 
 毎年恒例の、スペイン・アンダルシアからやってくるフラメンコ・フェスティバルが、ニューヨーク・シティーセンターにて2月に行われました。ニューヨークを皮切りに、ワシントンやロンドンなどへツアーしていきます。去年観に行って、クリスティーナ・オヨスのフラメンコ・ダンスを拝見し、そのパワーに圧倒されて、今年もこのフェスティバルを待ち遠しく楽しみにしていました。できるだけ今後も毎年観に行きたいと思います。ニューヨークでもいろいろなフラメンコの公演がありますが、やはりこの本場のアンダルシアからダイレクトにやってくる本物のフラメンコが一番見応えがあります。私は一度、本場アンダルシアのセビージャのタブラオで至近距離でフラメンコを観たことがありますが、本場のフラメンコの迫力は圧倒的で他とは違います。早いし、力強いし、熱いのです。

 生演奏つきのフラメンコ・ダンスだけでなく、パコ・デ・ルシアをはじめとしてフラメンコギターの公演もありました。私が拝見したのは、取材関係者達向けのプレス公演で、2月14日にありました。
 サラ・バラスの『バレエ・フラメンコ』です。サラはとても美しいスペイン女性ダンサーです。バックにはギター、歌手、パーカッション(カハという箱のようなものを素手でたたく)が生演奏をしていて、その前で、次々にたくさんのダンサーたちが踊っていきました。男性ダンサーと女性ダンサーたちが数人で踊るところもあり、彼らが一人ずつ長いソロを披露して代わっていきました。すごい迫力と熱い情熱に圧倒されました。サラのダンスは、一番すさまじかったです。そんなによく早く足を動かせるなあと感心するくらい、すごく速い速度で足を打ち鳴らし続けたときには、会場は歓声と拍手で包まれました。サラは容姿がとても美しい女性で、衣装もとてもセンスが良かったです。見とれてしまいました。