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トロカデロ・デ・モンテカルロ

 12月19日から1月7日まで、トロカデロ・デ・モンテカルロの公演が、ジョイスシアターで行われました。日本でもおなじみのこのカンパニーは、ニューヨークでも大人気で、ジョイスシアターでは異例の3週間公演でした。女性役も男性役も、ダンサーたちは全員男性です。歴史は古く、1974年に、オフ・オフ・ブロードウェイで上演されたのが始まりです。
 私が観たものは、プログラムBです。去年のレポートと内容が重なるところは省略します。『レ・シルフィード』は、アブストラクトのクラシックバレエで、コメディーで大笑いでした。女性ダンサー役を、男性がヨロヨロしながら支えたり、群舞でぶつかって誰かが舞台袖に放り出されたり、一人が夢遊病のように歩いていって舞台から落っこちたりと、笑わせてくれました。

「エスメラルダ」


「ラ カージュ」

「ラ カージュ」

『La Cage』は、とてもよかったです。これはギャグではなくコンテンポラリーでした。『ル・グラン・パ・ド・カトル』は、女性4人の踊りで、笑わせるギャグも多かったですが、ソロで本格的なクラシックを披露していて、拍手が起こっていました。『レイモンダ ズ ウェディング』は、結婚式のシーンなので、とても華やかで、お祝いムードがあって、良かったです。最後は、プログラムには入っていなかったのに、サービスで『瀕死の白鳥』がありました。これは、白鳥が大げさにヨロヨロとしたり倒れたり、爆笑の渦でした。フィナーレは、全員が頭に自由の女神の被り物をして出てきて、ラインダンスをして大サービスでした。会場の小さな子供たちも大喜びしていました。


「パキータ パ・ド・トロワ」

「レイモンダ」