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リモン・ダンス・カンパニー

 11月14日から26日まで、ジョイスシアターで、リモン・ダンス・カンパニーの公演がありました。彼らの60周年記念公演です。彼らの公演は前にも何度か観たことがありますが、今回私が観たものは一番良かったような気がして、終わった後に、「観に来てよかった」と思いました。プログラムBを観ました。日本人ダンサーのクドウ・リョウコも出演していました。彼女は、表情が豊かで、感情の表現が上手でした。

 私が観たものは、3つの小品集です。1964年の作品『ア・コレオグラフィック・オファリング』、1949年の作品『ザ・ムーアズ・パヴァーヌ』は、ホセ・リモンによる振付作品です。この作品は前に観たことがあります。もう1つは1946年の作品『ラメント・フォー・イグナシオ・サンチェス・メヒアス』で、ドリス・ハンフリーの振付です。『ア・コレオグラフィック・オファリング』が一番気に入りました。
 リモン・テクニックと呼ばれる、コンテンポラリー・ダンスで新しい手法を編み出したホセ・リモンですが、基本的には、クラシック・バレエがベースになっています。観ていると、上半身をわざと上に上げずに下げたままにして踊るところが多かったです。脇も閉じ気味でした。上半身を下げたまま、足を上げたり回転したり踊っているので、バランスが取りにくいらしく、ダンサーたちはヨロヨロと時々していました。
『ラメント・フォー・イグナシオ・サンチェス・メヒアス』は、演劇の要素がとても強く、2人の女性と一人の男性が出てきましたが、この2人の女性たちは踊らずに、ナレーションや演劇をしていました。男性がソロでたくさん踊っていました。



『ア・コレオグラフィック・オファリング』

『ザ・ムーアズ・パヴァーヌ』