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バレエ・ヒスパニコのコンテンポラリーダンス

 11月29日から12月11日まで、ジョイスシアターにて、バレエ・ヒスパニコの公演がありました。ニューヨークのアッパーイーストサイドにある、創立35周年のダンスカンパニーです。バレエベースですが、ラテン系ならではの、タンゴやサルサなどの振付が多いカンパニーです。このスクールから、音楽シーンでのスターであるジェニファー・ロペスが輩出したことでも知られています。私が以前何度か彼らの公演を拝見した時には、ラテンの振付のものが中心でしたが、今回観た公演はラテンの要素は少ないコンテンポラリーダンスでした。

私はプログラムCを観ました。マリーア・ロヴィラ振付の96年フィリップ・モリス・カンパニーによる初演作品『ティエラ・デ・ナディエ』は、スペインのフラメンコのカンテ(歌)の曲にのって、ダンサー達がはだしで踊りました。とてもゆっくりのリズムの曲でも、とても表現力のある振付と踊りで、驚きました。リズムが速い曲もでてきて、とてもメリハリのある構成でした。

『オルフェ・イン・ザ・カルナバル・オブ・ソウルズ』は、今回が初演の作品です。アレキサンドレ・マグノ振付です。ボサノヴァやサンバの音楽がいっぱいで、ブラジリアンの物語でした。コンテンポラリーの振付が中心で、ラテンダンスやカポエイラのような振付もありました。