Chacott

Special Web Site

ワールドレポート

大阪・名古屋

ワールドレポート ~世界のダンス最前線~ From Osaka and Nagoya <大阪・名古屋>

大阪・名古屋の記事一覧

第35回こうべ全国洋舞コンクールの受賞たちの言葉

ワールドレポート/大阪・名古屋すずな あつこ Text by Atsuko Suzuna例年、GWに開催されている「こうべ全国洋舞コンクール」。コロナ禍で2回中止を余儀なくされたが、3年ぶりに約700人のエントリーを得て開催された。受賞後に世界的な活躍をしているダンサーも多く、レベルが高いとされるこのコンクール、今回も見応えのある踊りの数々が披露された。各部門1位、モダンダンス部門グループ、創作の

  • #ワールドレポート
  • #大阪・名古屋

2022/05/23掲載

日本バレエ協会中部支部の実力派団体が集って──第42回中部バレエフェスティバル

ワールドレポート/大阪・名古屋すずな あつこ Text by Atsuko Suzuna「第42回中部バレエフェスティバル」日本バレエ協会中部支部日本バレエ協会中部支部の実力派団体が集ったフェスティバル。今回、10団体が、それぞれの持ち味を活かした演目を披露した。印象に残ったものを紹介したい。佐々智恵子バレエ団『エグランティーヌとその一座』振付:神戸珠利、曲:オッフェンバック『パリの喜び』より 撮

  • #ワールドレポート
  • #大阪・名古屋

2022/05/10掲載

日本初演カィェターノ・ソト振付『Malasangre』ほか3作品──貞松・浜田バレエ団「創作リサイタル33」

ワールドレポート/大阪・名古屋すずな あつこ Text by Atsuko Suzuna貞松・浜田バレエ団「創作リサイタル33」『Malasangre』カィェターノ・ソト:振付、『波(NAMI)』稲尾芳文:振付、『囚われの国のアリス』森優貴:振付毎回、世界の"今"のダンスを垣間見せてくれる貞松・浜田バレエ団の「創作リサイタル」。33回目の今回は、日本初演のカィェターノ・ソト振付『Malasangr

  • #ワールドレポート
  • #大阪・名古屋

2022/04/11掲載

垣尾優&岡登志子、2人が "空" をテーマに創ったゾネ独特の作品を上演した

ワールドレポート/大阪・名古屋すずな あつこ Text by Atsuko Suzunaアンサンブル・ゾネ「2022 空 そこはかとなく刻々に」垣尾優・岡登志子:振付冒頭、「タマゴ」「レモン」「手ぬぐい」「アサヒ?」......と、どうも関係のないように思える単語をつぶやく女の子。その後、舞台に現れる"モノ"も、スーツケース、水差し、小さな加湿器?、ペットボトル、赤い毛糸玉......と脈絡なく見

  • #ワールドレポート
  • #大阪・名古屋

2022/04/11掲載

飯島望未、上野水香、中村祥子の3人のプリマが『くるみ割り人形』『眠れる森の美女』『ドン・キホーテ』のハイライトを踊った

ワールドレポート/名古屋関口 紘一 Text by Koichi Sekiguchiグラン・ドリーム・バレエ・フェス 2022 松岡伶子:芸術監督『くるみ割り人形』2幕より 梶田眞嗣:振付、『眠れる森の美女』1幕より 徳山博士:振付、『ドン・キホーテ』夢の場、3幕より 松岡璃映、市橋万樹:振付『くるみ割り人形』『眠れる森の美女』『ドン・キホーテ』という古典バレエの名作のハイライトを、世界を活躍の場

  • #ワールドレポート
  • #大阪・名古屋

2022/03/10掲載

踊る喜びに溢れた闊達なステップがつぎつぎと舞台に弾んだ、第1回 Kyoto Ballet Gala Special、京都バレエ団

ワールドレポート/京都関口 紘一 Text by Koichi Sekiguchi京都バレエ団「Kyoto Ballet Gala Special」『ラ・ヴィヴァンディエール』ピエール・ラコット:振付ほか有馬龍子記念京都バレエ団が、第1回 Kyoto Ballet Gala Specialを開催した。新型コロナ禍で思うような公演が開けない中、京都バレエ専門学校卒業生とカンパニーに縁のあるダンサーた

  • #ワールドレポート
  • #大阪・名古屋

2022/03/10掲載

「牧神とニンフの午後」ドビュッシーの曲とともに踊られ関典子の身体の変幻が見事だった

ワールドレポート/大阪・名古屋すずな あつこ Text by Atsuko Suzuna関典子ダンス公演「牧神とニンフの午後」「牧神とニンフの午後」『瀕死の白鳥』バレエ版、コンテンポラリー版ほか 関典子:振付、出演『牧神とニンフの午後』関典子(ピアノ連弾:佐藤一紀、三浦栄里子)撮影:井上大志(Leo Labo)中央に置かれた台の上で、ベールを被った関典子が、ゆっくりと動き出す──昨年、映像作品とし

  • #ワールドレポート
  • #大阪・名古屋

2022/03/10掲載

『Snow White』を中心に、伸び盛りのグラン・パ・ド・ドゥも──北山大西バレエ団第29回公演

ワールドレポート/大阪・名古屋すずな あつこ Text by Atsuko Suzuna北山大西バレエ団『Snow White』北山大介:編曲・演奏・演出、山田香:演出・振付、山田梨央:振付ほか『アレルキナーダ』よりグラン・パ・ド・ドゥ山田梨央、豊永太優 撮影:スタジオフォーマットバレエだけでなく、代表の北山大介が指導するボイストレーニングクラスのメンバーによる歌やミュゼ新体操クラブによる演技など

  • #ワールドレポート
  • #大阪・名古屋

2022/03/10掲載

名村空がお伽の国の女王デビュー──貞松・浜田バレエ団『くるみ割り人形』お伽の国ヴァージョン

ワールドレポート/大阪・名古屋すずな あつこ Text by Atsuko Suzuna貞松・浜田バレエ団『くるみ割り人形』貞松正一郎:演出、マリウス・プティパ、レフ・イワーノフ:原振付クララ:宮本萌、ドロッセルマイヤー:貞松正一郎撮影:古都栄二(テス大阪)貞松・浜田バレエ団恒例のクリスマス時期の『くるみ割り人形』公演。お菓子の国ヴァージョンとお伽の国ヴァージョンという2つのヴァージョンをレパート

  • #ワールドレポート
  • #大阪・名古屋

2022/02/10掲載

二山治雄を王子に迎えて──川口節子バレエ団『くるみ割り人形』

ワールドレポート/大阪・名古屋すずな あつこ Text by Atsuko Suzuna川口節子バレエ団『くるみ割り人形』川口節子、松村一葉:振付1998年に、当時のサンフランシスコ・シティバレエスクール芸術監督タマラ・ベネットと同バレエスクールの振付家ヘンリー・バーグを招いて創られた川口節子バレエ団の『くるみ割り人形』。アメリカでもっとも歴史あるバレエ団サンフランシスコ・バレエの初期の『くるみ─

  • #ワールドレポート
  • #大阪・名古屋

2022/02/10掲載

実力派ダンサー達が踊る堀川美和振付作品の数々──堀川美和コレオグラフィック・パフォーマンス

ワールドレポート/大阪・名古屋すずな あつこ Text by Atsuko Suzuna堀川美和コレオグラフィック・パフォーマンス堀川美和:振付新年早々の1月4日に行われた堀川美和の振付作品を中心とした公演。今回、2部以降は、守山俊吾指揮、シンフォニア・アルシスOSAKAの生演奏に乗せての舞台となった。『AMENO』松井英理撮影/尾鼻文雄、尾鼻葵(OfficeObana)『Grand Pas Cl

  • #ワールドレポート
  • #大阪・名古屋

2022/02/10掲載

松岡伶子舞踊生活75周年記念公演『ドン・キホーテ』──田中沙季と市橋万樹の主演で

ワールドレポート/大阪・名古屋すずな あつこ Text by Atsuko Suzuna『ドン・キホーテ』ナターリャ・ボリシャコーワ:原振付、松岡璃映・市橋万樹:演出・再振付*『ドン・キホーテ』キトリ:田中沙季、バジル:市橋万樹 撮影:むらはし和明戦後間もない頃にバレエを始め、越智バレエ団を経て上京、谷桃子バレエ団で20年近く活躍し、現在、名古屋で指導を重ねる松岡伶子。その舞踊生活75年の節目の公

  • #ワールドレポート
  • #大阪・名古屋

2022/01/11掲載

創作作品と樫野隆幸改訂振付の『パキータ』他が上演された──全日本洋舞協会合同公演

ワールドレポート/大阪・名古屋すずな あつこ Text by Atsuko Suzuna「全日本洋舞協会 合同公演」一般社団法人全日本洋舞協会、枚方市総合文化芸術センター指定管理者アートシティひらかた共同事業体パリ在住の舞踊家・黒井治が会長を務める全日本洋舞協会の合同公演。コロナ禍のなかだが、黒井も帰国し、クラシック・バレエ、現代舞踊、コンテンポラリー・ダンスと多彩な演目による舞台が開催された。こ

  • #ワールドレポート
  • #大阪・名古屋

2022/01/11掲載

越智久美子とワディム・ソロマハの主演で、このバレエ団オリジナルの『ロミオとジュリエット』を再演

ワールドレポート/大阪・名古屋すずな あつこ Text by Atsuko Suzuna越智インターナショナルバレエ『ロミオとジュリエット』『ロミオとジュリエット』越智久美子:演出振付創立70周年記念公演として、2019年に越智久美子の演出・振付で初演された『ロミオとジュリエット』。その折に名古屋市民芸術賞特別賞を受賞したこの作品を再演した。当初、今回の公演は、コロナ禍で昨年の上演がままならなかっ

  • #ワールドレポート
  • #大阪・名古屋

2021/12/10掲載

101歳の本城ゆりも出演──京都の振付家、ダンサーが集った「オータム・ダンス・フェスティバル in 京都」

ワールドレポート/大阪・名古屋すずな あつこ Text by Atsuko Suzuna全京都洋舞協議会「オータム・ダンス・フェスティバル in 京都」2年前には創立60周年記念公演として石井潤振付『カルミナ・ブラーナ』などを上演し、文化庁芸術祭優秀賞を受賞した全京都洋舞協議会。京都のバレエ、モダンダンスの団体が会員となっている協議会だ。新型コロナ禍で昨年の公演は中止となってしまったが、今回、多彩

  • #ワールドレポート
  • #大阪・名古屋

2021/12/10掲載

K バレエカンパニー『くるみ割り人形』大阪公演記者懇談会

ワールドレポート/大阪・名古屋すずな あつこ Text by Atsuko Suzuna12月10日(金)にKバレエカンパニー『くるみ割り人形』大阪公演がフェスティバルホールで行われることに先立ち、大阪で記者懇談会が行われた。登壇したのは、大阪公演で『くるみ割り人形』の主役・マリー姫を踊る2人、日髙世菜(17:00公演)と飯島望未(13:00公演)。2人は、日髙が兵庫県出身、飯島が大阪府出身と共に

  • #ワールドレポート
  • #大阪・名古屋

2021/11/27掲載

小野絢子と福岡雄大が『ドン・キホーテ』全幕に出演──K☆バレエスタジオ35thコンサート

ワールドレポート/大阪・名古屋すずな あつこ Text by Atsuko SuzunaK☆バレエスタジオ『ドン・キホーテ』矢上香織:演出、『âme』矢上恵子:振付、『TAPO』石川真理子:振付矢上香織、久留美、恵子の3姉妹が立ち上げたK☆バレエスタジオ。ここからは、新国立劇場バレエ団で活躍するダンサーが何人か育っている。3姉妹に育てられた福岡雄大や福田紘也、それに山本隆之も出演した35回目の記念

  • #ワールドレポート
  • #大阪・名古屋

2021/11/10掲載

環佐希子振付『7つのジュエリーファンタジー』やサイトウマコトの新作『S』ほか──環バレエ団「初秋のバレエコンサート」

ワールドレポート/大阪・名古屋すずな あつこ Text by Atsuko Suzuna環バレエ団『S』サイトウマコト:振付、『7つのジュエリーファンタジー』環佐希子:振付『白鳥の湖』より第3幕 宮殿の大広間オディール:池田由希子、王子:上村崇人撮影:大藤飛鳥(テス大阪)『白鳥の湖』より3幕〜宮殿の大広間〜で始まったトリプルビル。伸びやかなテクニックとイキイキとした表情の佐々木嶺のピエロで一気に舞

  • #ワールドレポート
  • #大阪・名古屋

2021/11/10掲載

ローザンヌ国際バレエコンクール出身者など海外で活躍する日本人ダンサーたちが多数出演──「Dance at the Gathering 2021」

ワールドレポート/大阪・名古屋すずな あつこ Text by Atsuko Suzuna「Dance at the Gathering 2021」西尾智子:プロデュースローザンヌ国際バレエコンクールをきっかけに海外はばたいたダンサーたちを中心に、海外で活躍する日本人ダンサーが多く集ったガラ。新型コロナ禍の中、シーズンの区切りで帰国し、2週間待機後すぐに出演といったダンサーも多かったようだが、全体に

  • #ワールドレポート
  • #大阪・名古屋

2021/10/11掲載

高比良洋を振付に招いて 松岡伶子バレエ団アトリエ公演

ワールドレポート/大阪・名古屋すずな あつこ Text by Atsuko Suzuna松岡伶子バレエ団アトリエ公演『Somewhere Down the Line』『The Sun Rises Again~陽はまた昇る~』高比良洋:振付、『アダンの曲によるパ・ド・ドゥ』松岡璃映・窪田弘樹:振付、『タランテラ』松岡璃映:振付 他松岡伶子バレエ団の今年のアトリエ公演は、第1部、第2部でクラシック、第

  • #ワールドレポート
  • #大阪・名古屋

2021/10/11掲載

ページの先頭へ戻る