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ワールドレポート ~世界のダンス最前線~ From Tokyo <東京>

東京の記事一覧

鋭く洗練されたコンテンポラリーな動きが際立った、東京シテイ・バレエ団の創作公演

ワールドレポート/東京関口 紘一text by Koichi SekiguchiTOKYO CITY BALLET LIVE 2015 東京シティ・バレエ『ボレロ』石井清子:振付、『WITHOUT WORDS』小林洋壱:振付、『鏡の中で』中島伸欣:振付、『死と乙女』レオ・ムジック:振付東京シティ・バレエ団が創作バレエ公演「TOKYO CITY BALLET LIVE 2015」を開催した。振付家は

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2015/03/10掲載

1986年から始まった青山バレエフェスティバルの「LAST SHOW」が華やかに幕を下ろした

ワールドレポート/東京関口 紘一text by Koichi SekiguchiAOYAMA BALLET FESTIVAL〜LAST SHOW〜こどもの城 青山劇場 牧阿佐美:芸術監督1986年8月16日に第1回青山バレエフェスティバルが開催され、2000年で15回を数えた。その後は1989年1月にローザンヌ国際バレエコンクール東京開催に続いて、ローザンヌ・ガラ公演が開催されるようになり、201

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2015/03/10掲載

マラーホフの指導が成果を示した東京バレエ団の『眠れる森の美女』

ワールドレポート/東京佐々木 三重子text by Mieko Sasaki東京バレエ団『眠れる森の美女』ウラジーミル・マラーホフ:演出・振付東京バレエ団が創立50周年記念シリーズ第9弾として、昨年8月にアーティスティック・アドヴァイザーに迎えたウラジーミル・マラーホフの演出・振付による『眠れる森の美女』を上演した。東京バレエ団は2006年と2009年にマラーホフ版を上演しているが、マラーホフは2

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2015/03/10掲載

「夜の女王」を核に据えて読み直した衝撃的なマイヨーの『白鳥の湖』、モンテカルロ・バレエ団

ワールドレポート/東京佐々木 三重子text by Koichi Sekiguchiモナコ公国モンテカルロ・バレエ団『LAC〜白鳥の湖〜』ジャン=クリストフ・マイヨー:振付来演のたびに衝撃的な作品を披露してきた鬼才ジャン=クリストフ・マイヨー率いるモンテカルロ・バレエ団。3年振り7度目の来日となった今回の演目は、古典名作『白鳥の湖』を基に、マイヨーが2011年に振付けた『LAC〜白鳥の湖〜』である

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2015/03/10掲載

小野絢子とムンタギロフ、米沢唯と福岡雄大の2組の踊りを楽しんだ、新国立劇場『ラ・バヤデール』

ワールドレポート/東京関口 紘一text by Koichi Sekiguchi新国立劇場バレエ団『ラ・バヤデール』牧阿佐美:演出・改訂振付、マリウス・プティパ:振付新国立劇場バレエ団の『ラ・バヤデール』は、2000年11月に当時の芸術監督牧阿佐美が演出・改訂振付けている。プティパの振付に基づきミンクスの音楽をランチベリーが編曲したものを使用している。(初演では舞台美術・衣裳・照明はアリスティア・

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2015/03/10掲載

ボルチェンコ、マトヴィエンコによる悪魔ロットバルトに打ち勝つハッピーエンドの『白鳥の湖』

ワールドレポート/東京関口 紘一text by Koichi SekiguchiMikhailovsky Theatre ミハイロフスキー劇場バレエ〜旧レニングラード国立バレエ〜『白鳥の湖』マリウス・プティパ、レフ・イワノフ:原振付、アレクサンドル・ゴルスキー:振付、アサフ・メッセレル:改訂演出、ミハイル・メッセレル:再振付ミハイロフスキー劇場バレエ(旧レニングラード国立バレエ)の『白鳥の湖』は、

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2015/02/10掲載

人類の大命題が近未来世界でスパークする、シェルカウイ演出・振付の『プルートゥ PLUTO』

ワールドレポート/東京関口 紘一text by Koichi Sekiguchi『プルートゥ PLUTO』原作:浦沢直樹×手塚治虫、長崎尚志プロデュース、監修/手塚眞、協力/手塚プロダクションシディ・ラルビ・シェルカウイ:演出・振付シディ・ラルビ・シェルカウイが演出、振付けた『プルートゥ PLUTO』が初演された。シェルカウイにとっては2012年の『テヅカ TeZukA』に続く、手塚治虫の漫画に関

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2015/02/10掲載

古代神話時代を舞台に音楽とダンスが自立しながら融合するオペラ『水炎伝説』

ワールドレポート/東京佐々木 三重子text by Mieko Sasaki神奈川県民ホール・オペラ・シリーズ2015『水炎伝説』一柳慧:作曲、中村恩恵:演出・振付・美術神奈川県民ホールが開館40周年記念に、古代神話時代を舞台にした一柳慧のオペラ『水炎伝説』を初演した。大岡信の台本を基に混声合唱とピアノのために作曲した同名の作品を、管弦楽によるオペラ版に改訂したもの。今回は、入念な作品作りで知られ

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2015/02/10掲載

ルジマトフのコンラッドとサラファーノフのアリが競演し力感が漲った『海賊』

ワールドレポート/東京関口 紘一text by Koichi SekiguchiMikhailovsky Theatre ミハイロフスキー劇場バレエ〜旧レニングラード国立バレエ〜『海賊』マリウス・プティパ、ピョートル・グーセフ:振付、ファルフ・ルジマトフ:改訂演出ミハイロフスキー劇場バレエ(旧レニングラード国立バレエ)の『海賊』は、プロローグとエピローグ付全2幕。『海賊』はロシアでは1858年にジ

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2015/02/10掲載

見応えがあった『くるみ割り人形』『白鳥の湖』『ライモンダ』3作品の名場面集

ワールドレポート/東京関口 紘一text by Koichi SekiguchiMikhailovsky Theatre ミハイロフスキー劇場バレエ〜旧レニングラード国立バレエ〜新春スペシャル・ガラ『くるみ割り人形』第2幕より、『白鳥の湖』第2幕より、『ライモンダ』第3幕よりミハイロフスキー劇場バレエ(旧レニングラード国立バレエ)の「新春スペシャル・ガラ」を観た。恒例となっているロシアのバレエ団の

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2015/02/10掲載

多彩なアーティストとのコラボレーションを繰りひろげて日本舞踊の新境地を期待させる舞台

ワールドレポート/東京佐々木 三重子text by Mieko Sasaki〈日本舞踊×オーケストラVol.2〉『パピヨン』花柳壽輔:振付、『いざやかぶかん』若央りさ:振付、『ボレロ』アレッシオ・シルヴェストリン、花柳輔太朗:振付〈日本舞踊×オーケストラ〉は、日本舞踊をオーケストラが演奏する西洋音楽にのせて踊るという、既成の枠にとらわれない異色のコラボレーションを図るもの。2012年、東京文化会館

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2015/01/13掲載

ロシアの妖精、オブラスツォーワとシュツットガルトの貴公子、ラドメーカーの初共演が実現

ワールドレポート/東京佐々木 三重子text by Mieko Sasakii東京バレエ団『くるみ割り人形』ワシリー・ワイノーネン:振付東京バレエ団が創立50周年記念シリーズの第8弾として『くるみ割り人形』を上演した。ベジャール版ではなく、主人公のクララを大人が演じるオーソドックスなワシリー・ワイノーネン版である。今回は何と言っても、ロシアの妖精バレリーナと称されるボリショイ・バレエのエフゲーニャ

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2015/01/13掲載

親しみ易い演目をフレンドリーな雰囲気で踊って"MIZUKA"がまばゆく輝いた公演

ワールドレポート/東京佐々木 三重子text by Mieko Sasaki「Jewels from MIZUKA」「ジュエルズ フロム ミズカ」『レ・トロワ・ジムノペディ』ローラン・プティ:振付、『ドン・キホーテ』第3幕よりマリウス・プティパ:振付ほか東京バレエ団の人気のプリンシパル、上野水香が、第21回神奈川国際芸術フェスティバルと神奈川県民ホールの開館40周年記念行事の一環として、初めて自ら

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2015/01/13掲載

ミルピエ、ガット、フォーサイス作品が上演された、さいたま芸術劇場開館20周年記念公演

ワールドレポート/東京関口 紘一text by Koichi Sekiguchiパンジャマン・ミルピエ L.A.Dance Project『リフレクションズ』パンジャマン・ミルピエ:振付、『モーガンズ・ラスト・チャグ』エマニュエル・ガット:振付、『クインテット』ウィリアム・フォーサイス:振付彩の国さいたま芸術劇場は開館20周年を迎えて、パンジャマン・ミルピエ L.A. Dance Projectを

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2014/12/10掲載

悪魔に翻弄された哀しい恋を描いた新作バレエ、伊藤範子振付『ホフマンの恋』

ワールドレポート/東京関口 紘一text by Koichi Sekiguchi世田谷クラシックバレエ連盟『ホフマンの恋』伊藤範子:振付世田谷クラシックバレエ連盟は区民文化祭の一貫として、第18回目にあたるバレエ公演を行った。今回の公演では、岩上純振付の『FUNKY TONE』、本多実男の改訂振付による『ドン・キホーテ』より「夢の場」、伊藤範子の演出・振付『ホフマンの恋』の3作品が上演された。『ホ

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2014/12/10掲載

音楽とダンスが一体となり人類愛と世界の調和を讃美、ベジャール振付『第九交響曲』

ワールドレポート/東京佐々木 三重子text by Mieko Sasaki東京バレエ団‐モーリス・ベジャール・バレエ団共同制作ベートーヴェン『第九交響曲』モーリス・ベジャール:振付東京バレエ団が創立50周年記念シリーズの最大のプロジェクトとして、モーリス・ベジャール・バレエ団(BBL)と共同でベジャール振付のベートーヴェン『第九交響曲』を上演した。演奏はズービン・メータ指揮のイスラエル・フィルハ

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2014/12/10掲載

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