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バレエ・ニューヨークの5つの小品集

 ニューヨークを拠点に、面白い活動をしているバレリーナ達を見つけました。1月8日に、1997年創立の新しいバレエ・カンパニーのバレエ・ニューヨークの、シンフォニースペースでの公演を観にいきました。ジュディス・フゲートとメディ・バイリ夫妻が主宰するカンパニーです。フゲートは、アメリカン・バレエ・スクールで学んだ後、1973年から1996年までニューヨーク・シティー・バレエで踊っていました。最後の10年間は彼女はプリンシパル・バレリーナを務めました。バイリはフランスのカンヌでバレエを学び、ローザンヌ・ダンス・コンペティションでファースト・プライズを受賞後、数多くのバレエ団に招待され、踊ってきました。ここ5年ほどはバレエ・ニューヨークの芸術監督を務めています。

 公演は5つの小品集で構成されていました。『ヴァルス・ファンタジー』は、ジョージ・バランシン振付で1967年の作品。女性4人と、男女ペアー1組で、クラシック・バレエの振付です。最後の『ア・グリンプス』は、変わった作品でした。ジゼルの他に6つのバレエ作品を書いたティオフィール・ゴーティエの最初の小説である1835年の「マウピンのマドモワゼル」をもとにして作られたバレエです。バイリ本人も登場し、フランス語を混ぜて詩を朗読していました。若い詩人を主人公とした演劇風の構成で、面白かったです。