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ワールドレポート

2025年11月

2025年11月の記事一覧

黒部の野外劇場で初演、利賀村、スロベニア海外公演を経て、金森穣演出振付『マレビトの歌』が新演出により本拠地とさいたま芸術劇場で凱旋公演

ワールドレポート/東京小野寺 悦子りゅーとぴあ新潟市民芸術文化会館専属舞踊団Noism Company Niigataが、黒部、利賀村、スロベニアと上演を重ねてきた金森穣演出振付の『マレビトの歌』を、演出を新たにした改訂版として本拠地・新潟と彩の国さいたま芸術劇場で上演する。黒部シアター2023春より初演は2023年の「黒部シアター2023春」。黒部舞台芸術鑑賞会の吉田忠裕と演出家・鈴木忠志の招き

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2025/11/30掲載

パリ・オペラ座ダンサー・インタビュー:ナタン・ビソン

ワールドレポート/パリ大村 真理子(在パリ・フリーエディター) Text by Mariko OMURAナタン・ビソン Nathan Bisson(カドリーユ*2026年1月1日よりコリフェ)パリ・オペラ座のコール・ド・バレエの昇級コンクールが11月3・4日に開催された。今回はプルミエ・ダンスールの空席がないため、男子スジェのコンクールはなかったが、他のクラスについては2022年までのコンクールの

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2025/11/27掲載

湖畔の自然を活かした舞台で『ジゼル』『白鳥の湖』の幻想世界が広がった「さがみ湖野外バレエフェスティバル 2025」

ワールドレポート/その他香月 圭 text by Kei Kazuki「さがみ湖野外バレエフェスティバル 2025」『ジゼル』全2幕マリウス・プティパ:原振付「Ballet Park 2025」『白鳥の湖』第2幕ほか、マリウス・プティパ、レフ・イワーノフ:原振付イルギス・ガリムーリン:芸術監督10月18、19日の2日間にわたって神奈川県立相模湖公園で「さがみ湖野外バレエフェスティバル 2025」が

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2025/11/15掲載

沖香菜子は『ラ・シルフィード』でシルフィードを踊り、繊細な表現力と緻密な役作りで一段と評価を高め、クリスマス・シーズンには『くるみ割り人形』のマーシャを踊る

ワールドレポート/東京インタビュー=佐々木三重子沖香菜子(東京バレエ団プリンシパル)インタビュー東京バレエ団のプリンシパルとして主要な作品に主演し、しなやかなテクニックに加えて、近年は繊細な表現力と緻密な役作りで一段と評価を高めている沖香菜子さん。11月2日の公演ではロマンティック・バレエの名作『ラ・シルフィード』のタイトルロールを務めたが、12月にはクリスマス・シーズンに欠かせない『くるみ割り人

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2025/11/12掲載

ロシアやベルリンで踊るダンサーたちの新鮮なパフォーマンスが楽しかった「Ballet Musesーバレエの美神 2025ー」

ワールドレポート/東京関口 紘一 Text by Koichi Sekiguchi 「Ballet Musesーバレエの美神 2025ー」2023年に続いて「Ballet Musesーバレエの美神 2025ー」が開催され、プログラム A(2部構成各6曲)を観ることができた。未曾有の事態であったコロナ禍や厳しい国際情勢の中で、世界のバレエ界にも大きな変化が起きている。そうした中で「Ballet

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2025/11/11掲載

プルミエール・ダンスーズに昇進が決定したばかりのクララ・ムーセーニュ(パリ・オペラ座バレエ)にインタビュー

ワールドレポート/パリインタビュー=三光洋11月4日にガルニエ宮で行われたパリ・オペラ座バレエ団の昇進試験でスジェのクララ・ムーセーニュがプルミエール・ダンスーズに昇進した。その翌日、ガルニエ宮に近いホテルでお話をうかがった。――昇進おめでとうございます。クララ・ムーセーニュ © 田中壱征ムーセーニュ ありがとうございます。――Dance Cubeのスタッフからも「おめでとうございます」とのメッセ

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2025/11/10掲載

東京開催「YGP2026 JAPAN」は髙橋杏がユース・グランプリ賞受賞。「YGPオーチャード・ガラ」はバレエ学校の生徒たちとA・リアブコや永久メイらが華やかに共演

ワールドレポート/東京香月 圭 text by Kei Kazuki元ボリショイ・バレエ団のダンサーでアメリカへ移住したラリッサとゲナディ・サヴェリエフ夫妻が1999年に始めた「Youth Grand Prix」は、四半世紀を経て世界最大規模のバレエコンクールに成長した。日本予選「Youth Grand Prix 2026 JAPAN」(「YGP 2026 JAPAN」)は、2013年以来、12年

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2025/11/10掲載

ダンサーたちそれぞれの魅力を活かして仕上げられた貞松・浜田バレエ団『海賊』

ワールドレポート/大阪・名古屋すずな あつこ Text by Atsuko Suzuna貞松・浜田バレエ団『海賊』貞松正一郎:振付、ジョセフ・マジリエ、マリウス・プティパ:原振付1856年にパリ・オペラ座でジョセフ・マジリエの振付で初演され、その後、1863年、ロシア、マリインスキー劇場でマリウス・プティパ振付で上演された『海賊』。高度のテクニックを含む踊りの見せ場がふんだんに散りばめられた演目だ

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2025/11/10掲載

吉田早織、福岡雄大のオーロラ姫&フロリモンド王子を中心に日本バレエ協会中部支部が力を合わせた『眠れる森の美女』

ワールドレポート/大阪・名古屋すずな あつこ Text by Atsuko Suzuna日本バレエ協会中部支部『眠れる森の美女』山本康介:改訂再振付、マリウス・プティパ:原振付日本バレエ協会中部支部が今回取り組んだ公演は、山本康介による改訂・再振付による『眠れる森の美女』。山本が長年活躍してきた英国バーミンガム・ロイヤル・バレエ団が大切にするピーター・ライト版を思い出させる、リラの精(小野由加利)

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2025/11/10掲載

湖月わたる&柚希礼音が宝塚退団後初共演! 語りと踊りが交差するダンス×演劇『マイ フレンド ジキル』を語る

ワールドレポート/東京インタビュー=小野寺悦子元宝塚歌劇団星組トップスターの湖月わたると柚希礼音が、舞台『マイフレンド ジキル』で退団後初共演を果たす。怪奇小説『ジキル博士とハイド氏』をもとに、瀬戸山美咲の上演台本・演出、s**t kingzのshoji(持田将史)とOguri(小栗基裕)により2019年に誕生した『マイフレンド ジキル』。今回、新しいヴァージョンとして生まれ変わり、ジキルとハイド

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2025/11/05掲載

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