ワールドレポート

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ワールドレポート ~世界のダンス最前線~ From Paris <パリ>

パリの記事一覧

オペラ座ダンサー・インタビュー : ピエール=アルチュール・ラヴォー

ワールドレポート/パリ大村真理子(マダム・フィガロ・ジャポン パリ支局長)text by Mariko OMURAPierre-Arthur Raveau ピエール=アルチュール・ラヴォー(スジェ)昨年開催された昇級コンクールで、入団3年目の彼が男性スジェの空席1席を勝ち得た。正確なテクニック、高い音楽性。見る者の眼にとても快適な印象を残す動きをする彼。1年前からさまざまなガラに参加し、ソリストと

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2012/03/12掲載

マリ=アニエスとブリヨンが踊ったピナの<舞踊によるオペラ>の感動

ワールドレポート/パリ三光 洋text by Hiroshi SankoBallet de l'Opéra national de Paris パリ・オペラ座バレエ団Pina Bausch, Christoph Willibald Gluk " Orphée et Eurydice "ピナ・バウシュ振付、クリストフ・ヴィリバルト・グルック作曲『オルフェとユーリディス』2009年6月30日にピナ・バ

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2012/03/12掲載

サレンコ、カニスキン、カブレラ、ガルスティヤンなどが活躍「21世紀エトワールガラ」

ワールドレポート/パリ三光 洋text by Hiroshi SankoGala des Etoiles du XXIeme siècle 『21世紀のエトワールガラ』Théâtre des Champs-Elysées シャンゼリゼ歌劇場シャンゼリゼ歌劇場の「21世紀のエトワールガラ」が14回目を迎えた。今年は当初予定されていたダンサーのうち、ルシア・ラッカラ/シリル・ピエールのカップルがキャン

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2012/02/10掲載

踊りのエネルギーが弾けるようなブルノンヴィルの『ナポリ』

ワールドレポート/パリ三光 洋text by Hiroshi SankoBallet Royal du Danemark デンマーク王立バレエ団Sorella Englund / Nikolaj Hubbe "Napoli" ソレラ・エングルントとニコライ・ヒュッベ振付 『ナポリ』ガルニエ宮の新春はデンマーク王立バレエ団の引越公演だった。演目はオーギュスト・ブルノンヴィル(1805・1879)の原

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2012/02/10掲載

オペラ座ダンサー・インタビュー:レティシア・プジョル(エトワール)

ワールドレポート/パリ大村真理子(マダム・フィガロ・ジャポン パリ支局長)text by Mariko OMURALaëtitia Pujol  レティシア・プジョル(エトワール) 昨年末、バスチーユの『シンデレラ』で初役で好演。ジャン=ギヨーム・バールの創作「泉」を怪我で降板し、ファンを悲しませたレティシア。12月の 『シンデレラ』では、これまでの義姉役ではなくシンデレラ役で舞台復帰を果たした。

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2012/02/10掲載

オペラ座ダンサー・インタビュー:マチルド・フルステ

ワールドレポート/パリ大村真理子(マダム・フィガロ・ジャポン パリ支局長)text by Mariko OMURAMathilde Froustey マチルド・フルステ(スジェ)12月は『オネーギン』の舞台で、生き生きと軽やかにオルガ役を好演。今月末の「Love from Paris エトワール」ではフローリアン・マニョネ、ヤニック・ビタンクールと踊る。愛する東京の街を歩きまわれる機会を楽しみに、

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2012/01/10掲載

ロシアの大地を具現したモイセーエフ・バレエ団の火山の噴火にも似た衝撃

ワールドレポート/パリ三光 洋text by Hiroshi SankoBallet Igor Moisseievイゴール・モイセーエフ・バレエ団 パリ引越公演パリのパレ・デ・コングレで12月20日から1月1日までロシアのイゴール・モイセーエフ・バレエ団の引越公演が開かれた。なだらかに傾斜した座席はゆったりしていて、広い舞台をどこからでもよく見られる会場だ。創立75周年を迎えた同バレエ団は2007

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2012/01/10掲載

ヒロインの心の揺らぎを繊細に表したオーレリー・デュポンのタチアナ

ワールドレポート/パリ三光 洋text by Hiroshi SankoBallet de l'Opéra national de Paris パリ・オペラ座バレエ団John Cranko "Oneguine" ジョン・クランコ振付『オネーギン』ジョン・クランコ振付のオネーギンは2009年4月にマニュエル・ルグリとクレールマリ・オスタの組み合わせで見た。今回は予定されていたニコラ・ル・リッシュが『

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2012/01/10掲載

オペラ座ダンサー・インタビュー:アリス・ルナヴァン

ワールドレポート/パリ大村真理子(マダム・フィガロ・ジャポン パリ支局長)text by Mariko OMURAAlice Renavand  アリス・ルナヴァン(スジェ)12月、バスチーユ・オペラ座の『シンデレラ』で意地悪な義姉をコミカルに演じ、新たな一面をアピール。プルミエール・ダンスーズの1空席をめぐり、11月9日、12名の女性スジェが競ったコンクール。その結果、自由課題に『ドン・キホーテ

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2011/12/12掲載

瀟洒なヴェルサイユ王立歌劇場で上演された『マリー・アントワネット』

ワールドレポート/パリ三光 洋text by Hiroshi SankoTheatre national de Chaillot  ヴェルサイユ王立オペラPatrick de Bana " Marie-Antoinette" パトリック・ド・バナ振付 『マリー・アントワネット』ヴェルサイユ王立歌劇場は、マリー・アントワネットの王太子(後のルイ16世)との結婚祝典のためにルイ15世が建造し、177

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2011/12/12掲載

ヒロインのサンドリヨンの心の揺れを細やかに踊った、ルテステュ

ワールドレポート/パリ三光 洋text by Hiroshi SankoBallet de l'Opéra national de Paris パリ・オペラ座バレエ団Rudolf Noureev " Cendrillon " ルドルフ・ヌレエフ振付『サンドリヨン』『サンドリヨン』はフランスの作家シャルル・ペローの童話だが、意外なことにパリ・オペラ座でバレエが上演されたのは、1986年になってからで

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2011/12/12掲載

オペラ座ダンサー・インタビュー:ヤニック・ビトンクール

ワールドレポート/パリ大村真理子(マダム・フィガロ・ジャポン パリ支局長)text by Mariko OMURAYannick Bittencourt  ヤニック・ビトンクール(スジェ)穏やかな微笑みをたたえた、物静かな23歳。2012年1月、「Love from Parisエトワール」での来日が待たれる。秀でたテクニックに加え、美しい肢体とプリンスの優雅に恵まれたダンサー。日本公演以降、間違い

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2011/11/10掲載

135年ぶりにジャン=ギヨーム・バールによりオペラ座に復元された『泉』

ワールドレポート/パリ三光 洋text by Hiroshi SankoBallet de l'Opéra national de Paris  パリ・オペラ座バレエ団Jean-Guillaume Bart "La Source" ジャン=ギヨーム・バール振付『泉』1866年11月12日にパリのルペルチエ劇場(当時のオペラ座)で初演された『泉』が一世紀半ぶりに蘇った。エキゾティックな中央アジアを舞

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2011/11/10掲載

オペラ座ダンサー・インタビュー:バンジャマン・ペッシュ

ワールドレポート/パリ大村真理子(マダム・フィガロ・ジャポン パリ支局長)text by Mariko OMURABenjamin Pech  バンジャマン・ペッシュ(エトワール)2012年1月の公演「Love from Paris エトワール」のアーティスティク・オーガナイザーとして、かつて開催された「エトワール・ガラ」とは異なる趣向を日本のバレエ・ファンに 準備中。前シーズンの最後、『天井桟敷

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2011/10/11掲載

バリシニコフが主役を演じたイワン・ブーニン原作の『パリで』

ワールドレポート/パリ三光 洋text by Hiroshi SankoTheatre national de Chaillot シャイヨ国立劇場Les Etes de la Danse a Paris パリ夏季ダンスフェスティヴァル 『In Paris(パリで)』 評2010年にパリ市立劇場とリヨン国立オペラ劇場でアナ・ラグーナとデュオを踊ったミハイル・バリシニコフが、再びパリ夏季ダンスフェステ

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2011/10/11掲載

古代神話を踊って秀逸、アニエス・ジローのフェードルとデュポンのプシュケー

ワールドレポート/パリ三光 洋text by Hiroshi SankoBallet de l'Opéra national de Paris パリ・オペラ座バレエ団Serge Lifar " Phedre" Alexei Ratmansky "Psyche" セルジュ・リファール振付『フェードル』、アレクセイ・ラトマンスキー振付『プシュケー』(フランス語原題『プシシェ』)世界初演9月も半ばを過ぎ

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2011/10/11掲載

太陽王の時代のバロック・ダンスの美がボルドーに甦った

ワールドレポート/パリ三光 洋text by Hiroshi SankoLully 『Atys 』リュリ『アティス』現在のパリ国立オペラ座は、1669年にルイ14世によって創設された王立音楽アカデミーを母体としている。太陽王ルイ14世はダンスの名手で、その庇護の下でイタリア人作曲家リュリが活躍し、多くの「音楽悲劇」が作られ、フランス・オペラの土台が築かれた。 音楽悲劇は詩、音楽、ダンスが一体となっ

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2011/09/12掲載

オペラ座ダンサー・インタビュー:ミリアム・ウード=ブラム

ワールドレポート/パリ大村真理子(マダム・フィガロ・ジャポン パリ支局長)text by Mariko OMURAMyriam Ould-Braham ミリアム・ウード=ブラム(プルミエール・ダンスーズ)来年、久々に日本へ、ネオクラシック作品を披露するのが楽しみ日本で踊った最後の舞台は2007年に参加した、「ルグリと輝仲間たち」のツアーだった。 フランス人形のような愛らしい顔立ち、確かなテクニック

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2011/09/12掲載

パリの夏、大歓迎されたヴィレラ率いるマイアミ・シティ・バレエ団

ワールドレポート/パリ三光 洋text by Hiroshi SankoLes Etés de la Danse a Paris パリ夏季ダンスフェスティヴァルマイアミ・シティ・バレエ団2005年から毎夏開かれているパリ夏季ダンスフェティヴァルが7回目を迎えた。今年の会場は2009、2010年に引き続いてシャトレ歌劇場で、7月6日から23日までの長期公演となった。 招聘されたのはパリ初登場となるア

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2011/09/12掲載

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