ワールドレポート

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ワールドレポート ~世界のダンス最前線~ From Tokyo <東京>

東京の記事一覧

植田綾乃、谷桃子バレエ団の伝統を継承する『ジゼル』で見事にデビュー

ワールドレポート/東京関口 紘一text by Koichi Sekiguchi谷桃子バレエ団『ジゼル』谷桃子:総監督、ジャン・コラーリ、 ジュール・ペロー、マリウス・プティパ:原振付谷桃子バレエ団の新人公演の『ジゼル』を初日8月15日金曜日に観た。これは芸術監督に斉藤拓が就任した最初の公演。植田綾乃がタイトルロールを踊って主役デビューを果たした。アルブレヒトは今井智也だった。植田はコンクールの入

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2014/09/10掲載

ロシア・バレエ インスティテュート同窓生、薄井先生の卒寿を祝う楽しい夕べが開催された

ワールドレポート/東京関口 紘一text by Koichi Sekiguchi薄井憲二先生の卒寿を祝う会 ロシアバレエインスティテュート開校26周年記念・第2回 同窓会バレエコンサート薄井憲二先生の卒寿を祝う会実行委員会、ロシア・バレエ・インスティテュート同窓会薄井憲二先生の卒寿を祝う会 ロシアバレエインスティテュート開校26周年記念・第2回 同窓会バレエコンサートが、2012年の米寿のお祝いコ

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2014/09/10掲載

世界で日本で、踊る喜びにあふれて活躍する日本人ダンサーたち

ワールドレポート/東京関口 紘一text by Koichi Sekiguchi「バレエ・アステラス☆2014〜海外で活躍する日本人バレエダンサーを迎えて〜」牧阿佐美:公演監督今年で第5回を迎えた「バレエ・アステラス☆2014〜海外で活躍する日本人バレエダンサーを迎えて〜」が開催された。外国のバレエ団で踊る日本人ダンサーが増えていることもあり、毎年、大きな注目を集める公演となっている。今回は新国立

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2014/08/11掲載

パリ・オペラ座のティボーとデンマーク王立バレエのダンサーを主軸にブルノンヴィル作品を上演

ワールドレポート/東京佐々木 三重子text by Mieko Sasaki井上バレエ団〈オーギュスト・ブルノンヴィルの世界〉:『コンセルヴァトワール』『ラ・シルフィード』(ブルノンヴィル:振付、フランク・アンダーソン&エヴァ・クロボーグ:再振付・指導)井上バレエ団はデンマーク王立バレエ団との交流を通じてブルノンヴィル・スタイルの習熟に努めており、2010年からは、毎年、ブルノンヴィルのサマー・セ

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2014/08/11掲載

ノイマイヤーやスカーレットの現代作品で新境地を見せたコジョカル

ワールドレポート/東京佐々木 三重子text by Mieko Sasaki〈アリーナ・コジョカル ドリーム・プロジェクト2014〉Aプロ:『リリオム』より「ベンチのパ・ド・ドゥ」ジョン・ノイマイヤー:振付 ほかBプロ:『レディオとジュリエット』エドワード・クルグ:振付 ほか抜群のテクニックと表現力で圧倒的な人気を誇るアリーナ・コジョカルがプロデュースする〈ドリーム・プロジェクト〉が、初回の201

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2014/08/11掲載

キャピュレット、モンタギューの対立を越えて、時代をも貫いたジュリエット慟哭の踊り

ワールドレポート/東京関口 紘一text by Koichi Sekiguchi東京シティ・バレエ団『ロミオとジュリエット』中島伸欣:構成・演出・振付、石井清子:振付東京シティ・バレエの『ロミオとジュリエット』は、2009年東京シティ・バレエ団と東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団が、江東区と芸術提携を結んだ15周年を記して初演された。今回はその20周年に当たって再演された。この舞台は、中島伸欣

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2014/08/11掲載

日本人舞踊家たちの過去の作品に触れ、そのスピリットと対話した今日の舞踊家たち

ワールドレポート/東京関口 紘一text by Koichi Sekiguchi新国立劇場2013/2014ダンスシリーズDANCE ARCHIVES in Japan ---- a Door to the Futureダンス・アーカイヴ in Japan ----未来への扉----「ダンス・アーカイヴ in Japan」として、およそ100年くらい前から、いわゆる<洋舞>と呼ばれて日本人が受容し

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2014/07/10掲載

明るく明快で、爽快感のあふれるアメリカン・バレエによるトリプルビル

ワールドレポート/東京関口 紘一text by Koichi SekiguchiNBAバレエ団トリプルビル『ガチョーク賛歌』リン・テイラー・コルベット:振付、『葉は色褪せて』アントニー・チューダー:振付、『ブルッフヴァイオリン協奏曲第一番』クラーク・ティペット:振付NBAバレエ団が『ガチョーク賛歌』(音楽:ルイス・モロー・ガチョーク、振付:リン・テイラー・コルベット)、『葉は色褪せて』(音楽:アン

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2014/07/10掲載

勅使川原三郎と佐東利穂子がヴァイオリンの音楽と共振する濃密なパフォーマンス

ワールドレポート/東京佐々木 三重子text by Mieko Sasaki勅使川原三郎+KARAS 〈アップデイトダンス〉シリーズ『ヴァイオリン 震える影』勅使川原三郎:振付〈アップデイトダンス〉は、国内外で精力的に活動を展開している勅使川原三郎が、新しい表現をクリエイトする場所として、昨年7月、東京・荻窪に開設した小空間「カラス・アパラタス」で行っている意欲的なダンス・シリーズのこと。タイトル

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2014/07/10掲載

鮮烈なカルメン像を構築した金森とそれを演じ切った井関による劇的舞踊

ワールドレポート/東京佐々木 三重子text by Mieko SasakiNoism 1 & Noism 2劇的舞踊『カルメン』金森穣:演出・振付これほど粗野で傍若無人なカルメンを見たことがあるだろうか。新潟を拠点に世界に向けて刺激的な舞踊作品を発表している金森穣が、新たに創作した劇的舞踊『カルメン』のヒロインである。"ファム・ファタール"や"魔性の女"といった域を超えた、"猛女"のよう

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2014/07/10掲載

青山季可、清瀧千晴の息の合った踊りと充実したソリストたちの踊りが楽しめた『ドン・キホーテ』

ワールドレポート/東京関口 紘一text by Koichi Sekiguchi牧阿佐美バレヱ団『ドン・キホーテ』アザーリ・プリセツキ、ワレンティーナ・サーヴィナ:振付(プティパ、ゴルスキー版に基づく)牧阿佐美バレヱ団の『ドン・キホーテ』を、青山李可のキトリと清瀧千晴のバジルのペアで観るのは初めてだった。(他日は日高有梨のキトリと菊地研のバジル)。青山と清瀧は、息もあっていたし、全体のバランスもよ

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2014/07/10掲載

クランコ、マクミランが振付けた『パゴダの王子』が、ビントレーにより日本のファンタジーとなった

ワールドレポート/東京関口 紘一text by Koichi Sekiguchi新国立劇場バレエ団『パゴダの王子』ディヴィッド・ビントレー:振付『パゴダの王子』というグランド・バレエを語るうえでは、この作品はジョン・クランコが初めて上演し、ついでケネス・マクミランが新たに振付ている、ということは忘れるわけにはいかない。2歳年上のクランコとマクミランは、ともに19世紀にプティパが確立したグランド・バ

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2014/07/10掲載

ロベルタ・マルケスの深い慈しみを感じさせる演舞を導いた熊川哲也の演出・振付

ワールドレポート/東京関口 紘一text by Koichi SekiguchiKバレエ カンパニー『ロミオとジュリエット』熊川哲也:演出・振付熊川哲也の演出・振付による『ロミオとジュリエット』は、K バレエ カンパニーの創立10周年記念公演として、2009年10月に世界初演された。これは熊川の8作目となる全幕プロダクションだった。次に再演されたのは2011年5月。今回は、創立15周年記念公演とし

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2014/07/10掲載

ポップな音楽とバレエを融合させた『Dance lives on』

ワールドレポート/東京佐々木 三重子text by Mieko Sasaki東京シティ・バレエ団〈ラフィネ・バレエコンサート2014〉:『Dance lives on』小林洋壱:振付、ほか東京シティ・バレエ団による〈ラフィネ・バレエコンサート〉は、古典バレエの名作と振付家の個性的なオリジナル作品を並べて上演し、それぞれの魅力を楽しんでもらおうというシリーズ。バレエ団の本拠地であるティアラこうとうの

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2014/06/10掲載

貧しいみなりでこそ、美しさが際立った森下洋子のシンデレラ

ワールドレポート/東京関口 紘一text by Koichi Sekiguchi松山バレエ団『シンデレラ』清水哲太郎;演出・振付森下洋子が踊り、金子国義のイラストレーションでお馴染みの松山バレエ団の『シンデレラ』は、度々、再演され、その都度、演出に工夫が凝らされている。いつも主人公のシンデレラの、純粋な美しい心がドラマティックに浮かび上がるように演出されている。今回もシンデレラの純粋な美しい心が現

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2014/06/10掲載

堀内元・堀内充がそれぞれ楽しい2作品披露した、「バレエ・コレクション2014」

ワールドレポート/東京関口 紘一text by Koichi Sekiguchi堀内元・堀内充 Ballet COLLECTION 2014『ジャズコンポとオーケストラの会話』『Flow song』堀内充:振付『Once in a Blue Moon 』『More Morra』堀内元:振付「堀内元・堀内充 バレエ・コレクション2014」公演は、男女18名のダンサーのシルエットで幕が開いた。ふたりの

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2014/06/10掲載

石井竜一、前田新奈、キミホ・ハルバート、3人の新進振付家の作品を上演、バレエ協会「バレエの夕べ」

ワールドレポート/東京関口 紘一text by Koichi Sekiguchi日本バレエ協会「バレエの夕べ」『Chaconaー チャコーナ ー』石井竜一:振付、『続・いのちでんでこ』前田新奈:振付、『真夏の夜の夢』キミホ・ハルバート:振付「バレエの夕べ」、日本バレエ協会の新進バレエ芸術家育成支援事業で、文化庁の委託事業となっている。トリプルビルの一作目は石井竜一振付『Chaconaー チャコーナ

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2014/05/12掲載

ビントレーの洗練されたセンスと美意識が際立った『ファスター』『カルミナ・ブラーナ』公演

ワールドレポート/東京関口 紘一text by Koichi Sekiguchi新国立劇場バレエ団『ファスター』『カルミナ・ブラーナ』デヴィッド・ビントレー:振付『ファスター』『カルミナ・ブラーナ』というデヴィッド・ビントレー芸術監督の振付作品2作を、新国立劇場バレエ団が上演した。『ファスター』は2012年のロンドン・オリンピックを祝して創られた作品で、日本初演となる。音楽はオーストラリア出身のマ

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2014/05/12掲載

クラシック・バレエからコンテンポラリー・ダンスの現在を代表する作品が競演したNHKバレエの饗宴

ワールドレポート/東京関口 紘一text by Koichi SekiguchiNHKバレエの饗宴『スコッチ・シンフォニー』スターダンサーズ・バレエ団、『3月のトリオ』島地保武・酒井はな、『The Well-Tempered』中村恩恵・首藤康之、『ドン・キホーテ』第一幕より 貞松・浜田バレエ団、『ラ・シルフィード』吉田都・バランキエヴィッチ、『ベートーベン 交響曲第7番』東京シティ・バレエ団201

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2014/05/12掲載

牧阿佐美バレヱ団のトップダンサーが新たな活動拠点でお披露目の公演

ワールドレポート/東京佐々木 三重子text by Mieko Sasaki牧阿佐美バレヱ団「プリンシパル・ガラ」『エスメラルダ・パ・ド・ドゥ』ベン・スティーヴンソンOBE:振付、『ワルプルギスの夜』レオニード・ラヴロフスキー:振付、ほか牧阿佐美バレヱ団のトップダンサーや期待の若手が顔をそろえ、人気のパ・ド・ドゥや名作の名場面を踊る〈プリンシパル・ガラ〉が文京シビックホールで開催された。同団として

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2014/05/12掲載

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