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ワールドレポート ~世界のダンス最前線~ From Tokyo <東京>

東京の記事一覧

Noismの新作と牧阿佐美バレヱ、新国立劇場バレエ、下村由理恵バレエアンサンブルが響宴を飾った

ワールドレポート/東京関口 紘一text by Koichi SekiguchiNoismの新作と牧阿佐美バレヱ、新国立劇場バレエ、下村由理恵バレエアンサンブルが響宴を飾った牧阿佐美バレヱ団『パキータ』プテイパ:振付、ダニロワ、牧阿佐美:改訂振付、Noism1『supernova』金森穣:演出振付、下由理恵バレエアンサンブル『カルメン』抜粋、篠原聖一:演出・構成・振付、新国立劇場バレエ団『眠れる森

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2015/05/13掲載

ラストシーンが衝撃的だった『白鳥の湖』、英国バーミンガム・ロイヤル・バレエ団

ワールドレポート/東京佐々木 三重子text by Mieko Sasaki英国バーミンガム・バレエ団『白鳥の湖』レフ・イワノフ、マリウス・プティパ、ピーター・ライト:振付 ピーター・ライト、ガリーナ・サムソワ:演出/英国バーミンガム・ロイヤル・バレエ団が4年振りに来日した。もともとはロンドンの英国ロイヤル・バレエ団と前身を同じくする姉妹カンパニーである。ツアーカンパニーとして活動した時期などを経

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2015/05/11掲載

ローラン・プティのエスプリがシュトラウスの名曲に乗って活き活きと踊られた『こうもり』

ワールドレポート/東京関口 紘一text by Koichi Sekiguchi新国立劇場バレエ団『こうもり』ローラン・プティ:振付ヨハン・シュトラウスII世のオペレッタの傑作をローラン・プティが巧みに舞踊化した、新国立劇場バレエ団の『こうもり』(ヨハン・シュトラウスII世:音楽、ローラン・プティ:振付)は人気があり、度々再演されている。今回は小野絢子のべラ、ABTプリンシパルのエルマン・コルネホ

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2015/05/11掲載

新国立劇場ダンス・アーカイヴと女子体育大学自主公演、100年を隔てた日本のダンスが同日に上演された

ワールドレポート/東京関口 紘一text by Koichi Sekiguchi新国立劇場「ダンス・アーカイヴ in JAPAN 2015」日本の洋舞100年第2弾『機械は生きている』石井漠:振付/音楽、『マスク』石井漠:振付/衣裳デザイン、『恐怖の踊り』執行正俊:振付/衣裳デザイン、『釣り人』檜健次、『スカラ座のまり使い』江口隆哉:振付、『体(たい)』石井みどり:振付「ダンス・アーカイヴ in

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2015/04/10掲載

地球と共鳴するリズムを踊ったキミホ・ハルバートの新作"Le Sacre du Prontemps"

ワールドレポート/東京関口 紘一text by Koichi SekiguchiUNIT KIMIHO Vol.4"Le Sacre du Printemps"(春の祭典) "White Fields" キミホ・ハルバート:振付・演出キミホ・ハルバートが主宰するユニット・キミホは、2001年に結成され、自然への優しさと清楚な美しさを感じさせるコンテンポラリー・ダンスを発表してきた。今回が4回目とな

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2015/04/10掲載

バランシン、ドゥアトとロバート・ノースの『トロイ・ゲーム』を新制作したトリプルビル

ワールドレポート/東京関口 紘一text by Koichi Sekiguchi新国立劇場バレエ団「トリプルビル」『テーマとヴァリエーション』ジョージ・バランシン:振付、『ドゥエンデ』ナチョ・ドァト:振付、『トロイ・ゲーム』ロバート・ノース:振付新国立劇場バレエ団の2015年最初の「トリプルビル」は、バランシン振付『テーマとヴァリエーション』から始まった。この作品は2000年に新国立劇場バレエ団の

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2015/04/10掲載

ピーター・ライトの細やかな演出を踊り、西原友衣菜がジゼルのデビューを飾った

ワールドレポート/東京関口 紘一text by Koichi Sekiguchiスターダンサーズ・バレエ団『ジゼル』マリウス・プティパ:振付(ジャン・コラリ、ジュール・ペローの原振付に基づく)、ピーター・ライト:追加振付・演出スターダンサーズ・バレエ団の『ジゼル』はピーター・ライト追加振付・演出、ピーター・ファーマー美術の落着いたヴァージョンである。特にピーター・ライトの演出はじつにきめが細かく、

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2015/04/10掲載

マトヴィエンコと伊藤が豪華に、中川と清瀧も華やかに踊った牧阿佐美バレヱ団『眠れる森の美女』

ワールドレポート/東京関口 紘一text by Koichi Sekiguchi牧阿佐美バレヱ団『眠れる森の美女』テリー・ウエストモーランド:演出・振付(M.プティパによる)牧阿佐美バレヱ団の『眠れる森の美女』は、英国ロイヤル・バレエ団で踊りスェーデン王立バレエ団のバレエマスターを務め、英国に戻ってマーゴ・フォンテーンやルドルフ・ヌレエフなども教えたテリー・ウエストモーランドの振付。ウエストモーラ

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2015/04/10掲載

品が良く可愛らしい志賀のスワニルダと闊達で楽しい橋本のフランツ、バレエ協会『コッペリア』

ワールドレポート/東京関口 紘一text by Koichi Sekiguchi日本バレエ協会『コッペリア』アルトゥール・サン=レオン:原振付、マリウス・プティパ:改訂振付(1884年)、セルゲイ・ヴィハレフ:プティパ版復元改訂振付2015都民芸術フェスティバルのひとつとして日本バレエ協会による『コッペリア』が上演された。これはキーロフ・バレエ(現マリインスキー・バレエ)のプリンシパルとして踊り、

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2015/04/10掲載

『海賊』を明快なストーリーと説得力のある舞台に新制作した、谷桃子バレエ団

ワールドレポート/東京関口 紘一text by Koichi Sekiguchi谷桃子バレエ団『海賊』エルダー・アリエフ:脚本・演出・振付(M.プティパの原振付を含む)、イリーナ・コルパコワ:監修谷桃子バレエ団が『海賊』を新たに製作して上演した。キーロフ・バレエ団(現マリインスキー・バレエ)でプリンシパル・ダンサーとして踊ったエルダー・アリエフが脚本、演出、振付けたヴァージョンで、プティパの原振付

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2015/04/10掲載

ザハロワとボッレの日本初共演が実現し、珠玉の演技を披露した東京バレエ団公演

ワールドレポート/東京佐々木 三重子text by Mieko Sasaki東京バレエ団『ジゼル』レオニード・ラヴロフスキー:振付東京バレエ団が、創立50周年記念シリーズの締めくくりとして、ラヴロフスキー版『ジゼル』を上演した。一作年12月の『ザ・カブキ』で幕を開けた記念シリーズも、このロマンティック・バレエの名作『ジゼル』で10作目。昨年夏、アーティスティック・アドヴァイザーに迎えたウラジーミル

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2015/04/10掲載

加瀬栞の美しい踊りと魔法と現実がダイナミックに入れ替わる素晴らしい演出

ワールドレポート/東京関口 紘一text by Koichi SekiguchiK-BALLET COMPANY『シンデレラ』熊川哲也:演出・振付K バレエカンパニーの熊川哲也演出・振付『シンデレラ』を加瀬栞のシンデレラ、宮尾俊太郎の王子、浅川紫織の仙女で観た。『シンデレラ』は、熊川哲也がオーチャードホールの芸術監督に就任した2012年に初演された。この作品では初めて熊川は演出・振付に徹し、出演し

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2015/04/10掲載

鋭く洗練されたコンテンポラリーな動きが際立った、東京シテイ・バレエ団の創作公演

ワールドレポート/東京関口 紘一text by Koichi SekiguchiTOKYO CITY BALLET LIVE 2015 東京シティ・バレエ『ボレロ』石井清子:振付、『WITHOUT WORDS』小林洋壱:振付、『鏡の中で』中島伸欣:振付、『死と乙女』レオ・ムジック:振付東京シティ・バレエ団が創作バレエ公演「TOKYO CITY BALLET LIVE 2015」を開催した。振付家は

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2015/03/10掲載

1986年から始まった青山バレエフェスティバルの「LAST SHOW」が華やかに幕を下ろした

ワールドレポート/東京関口 紘一text by Koichi SekiguchiAOYAMA BALLET FESTIVAL〜LAST SHOW〜こどもの城 青山劇場 牧阿佐美:芸術監督1986年8月16日に第1回青山バレエフェスティバルが開催され、2000年で15回を数えた。その後は1989年1月にローザンヌ国際バレエコンクール東京開催に続いて、ローザンヌ・ガラ公演が開催されるようになり、201

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2015/03/10掲載

マラーホフの指導が成果を示した東京バレエ団の『眠れる森の美女』

ワールドレポート/東京佐々木 三重子text by Mieko Sasaki東京バレエ団『眠れる森の美女』ウラジーミル・マラーホフ:演出・振付東京バレエ団が創立50周年記念シリーズ第9弾として、昨年8月にアーティスティック・アドヴァイザーに迎えたウラジーミル・マラーホフの演出・振付による『眠れる森の美女』を上演した。東京バレエ団は2006年と2009年にマラーホフ版を上演しているが、マラーホフは2

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2015/03/10掲載

「夜の女王」を核に据えて読み直した衝撃的なマイヨーの『白鳥の湖』、モンテカルロ・バレエ団

ワールドレポート/東京佐々木 三重子text by Koichi Sekiguchiモナコ公国モンテカルロ・バレエ団『LAC〜白鳥の湖〜』ジャン=クリストフ・マイヨー:振付来演のたびに衝撃的な作品を披露してきた鬼才ジャン=クリストフ・マイヨー率いるモンテカルロ・バレエ団。3年振り7度目の来日となった今回の演目は、古典名作『白鳥の湖』を基に、マイヨーが2011年に振付けた『LAC〜白鳥の湖〜』である

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2015/03/10掲載

小野絢子とムンタギロフ、米沢唯と福岡雄大の2組の踊りを楽しんだ、新国立劇場『ラ・バヤデール』

ワールドレポート/東京関口 紘一text by Koichi Sekiguchi新国立劇場バレエ団『ラ・バヤデール』牧阿佐美:演出・改訂振付、マリウス・プティパ:振付新国立劇場バレエ団の『ラ・バヤデール』は、2000年11月に当時の芸術監督牧阿佐美が演出・改訂振付けている。プティパの振付に基づきミンクスの音楽をランチベリーが編曲したものを使用している。(初演では舞台美術・衣裳・照明はアリスティア・

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2015/03/10掲載

ボルチェンコ、マトヴィエンコによる悪魔ロットバルトに打ち勝つハッピーエンドの『白鳥の湖』

ワールドレポート/東京関口 紘一text by Koichi SekiguchiMikhailovsky Theatre ミハイロフスキー劇場バレエ〜旧レニングラード国立バレエ〜『白鳥の湖』マリウス・プティパ、レフ・イワノフ:原振付、アレクサンドル・ゴルスキー:振付、アサフ・メッセレル:改訂演出、ミハイル・メッセレル:再振付ミハイロフスキー劇場バレエ(旧レニングラード国立バレエ)の『白鳥の湖』は、

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2015/02/10掲載

人類の大命題が近未来世界でスパークする、シェルカウイ演出・振付の『プルートゥ PLUTO』

ワールドレポート/東京関口 紘一text by Koichi Sekiguchi『プルートゥ PLUTO』原作:浦沢直樹×手塚治虫、長崎尚志プロデュース、監修/手塚眞、協力/手塚プロダクションシディ・ラルビ・シェルカウイ:演出・振付シディ・ラルビ・シェルカウイが演出、振付けた『プルートゥ PLUTO』が初演された。シェルカウイにとっては2012年の『テヅカ TeZukA』に続く、手塚治虫の漫画に関

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2015/02/10掲載

古代神話時代を舞台に音楽とダンスが自立しながら融合するオペラ『水炎伝説』

ワールドレポート/東京佐々木 三重子text by Mieko Sasaki神奈川県民ホール・オペラ・シリーズ2015『水炎伝説』一柳慧:作曲、中村恩恵:演出・振付・美術神奈川県民ホールが開館40周年記念に、古代神話時代を舞台にした一柳慧のオペラ『水炎伝説』を初演した。大岡信の台本を基に混声合唱とピアノのために作曲した同名の作品を、管弦楽によるオペラ版に改訂したもの。今回は、入念な作品作りで知られ

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2015/02/10掲載

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