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ワールドレポート ~世界のダンス最前線~ From Tokyo <東京>

東京の記事一覧

ポスト・ピナ・バウシュの兆しはどこに現れてくるのか、『コンタクトホーフ』再演

ワールドレポート/東京関口 紘一text by Koichi SekiguchiTANZTHEATER WUPPERTAL PINA BAUSCH ピナ・バウシュ ヴッパタール舞踊団"KONTAKTHOF" by PINA BAUSCH『コンタクトホーフ』ピナ・バウシュ:振付ピナ・バウシュの『コンタクトホーフ』がヴッパタール舞踊団により上演された。このピナ・バウシュのよく知られた作品は1978年に

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2014/04/10掲載

日本の魂をリリカルに描いたラングの新作とファン・マーネン、バランシンの傑作を上演

ワールドレポート/東京関口 紘一text by Koichi Sekiguchi新国立劇場バレエ団「シンフォニー・イン・スリー・ムーヴメンツ」『暗闇から解き放たれて』(世界初演)ジェシカ・ラング:振付、『大フーガ』ハンス・ファン・マーネン:振付、『シンフォニー・イン・スリー・ムーヴメンツ』ジョージ・バランシン:振付新国立劇場バレエ団のトリプルビル「シンフォニー・イン・スリー・ムーヴメンツ」では、ジ

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2014/04/10掲載

男性ダンサーの活気ある踊りと中川郁の演技が楽しかった牧阿佐美バレヱ団の『三銃士』

ワールドレポート/東京関口 紘一text by Koichi Sekiguchi牧阿佐美バレヱ団『三銃士』アンドレ・プロコフスキー:演出・振付牧阿佐美バレヱ団の『三銃士』は、冒頭から男性ダンサーたちが華々しく踊り、活気にあふれた舞台だ。ジュゼッペ・ヴェルディの音楽(ガイ・ウールフェンデン編曲)も威勢がいいので大いに盛り上がる。菊地研は田舎から出てきたエネルギーに満ち満ちた剣士ダルタニアンを熱演。バ

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2014/04/10掲載

ダンスが大好きな母と娘がハッピー・エンドを迎える、谷桃子バレエ団『リゼット』

ワールドレポート/東京関口 紘一text by Koichi Sekiguchi谷桃子バレエ団『リゼット』谷桃子:再演出/再振付、ジャン・ドーヴェルヴァル:原振付、アレクサンドル・ゴルスキーによるスラミフ・メッセレル、アレクセイ・ワルラーモフ:再振付谷桃子バレエ団の『リゼット』。ボリショイ・バレエのプリマだったスラミフ・メッセレルが東京バレエ学校で一緒に教えたアレクセイ・ワルラーモフと、ゴルスキー

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2014/04/10掲載

感動的だった三人のエトワールが踊った最後の『椿姫』、パリ・オペラ座バレエ団公演

ワールドレポート/東京原 桐子text by Hara TohkoBALLET DE L'OPERA NATIONAL DE PARIS パリ・オペラ座バレエ団"LA DAME CAMELIAS" BY John Neumeier 『椿姫』ジョン・ノイマイヤー:振付パリ・オペラ座バレエ団日本公演、もうひとつの演目は、かこわれ者の高級娼婦マルグリットと青年アルマンの悲恋をショパンの音楽にのせた『椿姫

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2014/04/10掲載

華麗でエネルギー溢れるフルステーとエトワールの風格漂うエイマンの完璧なパートナーシップ

ワールドレポート/東京原 桐子text by Hara TohkoBALLET DE L'OPERA NATIONAL DE PARIS パリ・オペラ座バレエ団Rudolf Noureev "Don Quichtte" Chorégraphie et mise en scène d'après Marius Petipa『ドン・キホーテ』ルドルフ・ヌレエフ:振付・演出、マリウス・プティパ:原振付パ

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2014/04/10掲載

ABTとして初登場のセミオノワと生え抜きのスターンズの新鮮な演技が際立った『マノン』

ワールドレポート/東京佐々木 三重子text by Mieko SasakiAmerican Ballet Theater アメリカン・バレエ・シアター"Manon" by Kenneth MacMillan『マノン』ケネス・マクミラン:振付・監督アメリカン・バレエ・シアター(ABT)の二つ目の全幕プロは、ケネス・マクミランのドラマティック・バレエの傑作『マノン』。ABTがこれを日本で上演するのは

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2014/04/10掲載

バランシン/チャイコフスキー、ラトマンスキー/ショスタコーヴィチ他、ABTの華麗なガラ

ワールドレポート/東京関口 紘一text by Koichi SekiguchiAMERICAN BALLET THEATRE アメリカン・バレエ・シアターAll Star Gala Performances A "PIANO CONCERTO#1" by Alexei Ratomansky etc.オール・スター・ガラ 『ピアノ・コンチェルト 第1番』アレクセイ・ラトマンスキー:振付他ABTの「

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2014/04/10掲載

家族と疑似家族が繰り広げる奇々怪々の集団劇、ピーピング・トムの『フォー・レント』

ワールドレポート/東京関口 紘一text by Koichi SekiguchiPeeoing Tom ピーピング・トム『A Louer/フォー・レント』ガブリエラ・カリーソ、フランク・シャルティエ:構想・演出・振付ベルギーのアラン・プラテル率いるLes Ballet C. de la B.のメンバーから独立して、ガブリエラ・カリーソ、フランク・シャルティエがピーピング・トムを結成。『Le Jar

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2014/03/10掲載

4日間で人生のすべてを燃え尽きさせたロミオとジュリエットの生き方が輝いた

ワールドレポート/東京佐々木 三重子text by Mieko Sasaki東京バレエ団『ロミオとジュリエット』ジョン・ノイマイヤー:振付東京バレエ団の創立50周年記念イヤーの幕開けは、ドラマティック・バレエの名手ジョン・ノイマイヤーによる『ロミオとジュリエット』の同団初演。1971年、当時、フランクフルト・バレエの芸術監督だったノイマイヤーが29歳にして初めて手掛けた全幕作品で、シェイクスピアの

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2014/03/10掲載

活き活きとしてアイディアと細やかな演出が光ったラトマンスキー版『くるみ割り人形』

ワールドレポート/東京関口 紘一text by Koichi SekiguchiAmerican Ballet Theatre アメリカン・バレエ・シアター" The Nutcracker" by Alexei Ratmansky『くるみ割り人形』アレクセイ・ラトマンスキー:振付アレクセイ・ラトマンスキー版『くるみ割り人形』は2010年12月23日にニュ−ヨークのブルクリン・アカデミー・オブ・ミュ

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2014/03/10掲載

石田種生の意図を受け継いだ『白鳥の湖』を衣裳を一新して上演

ワールドレポート/東京佐々木 三重子text by Mieko Sasaki東京シティ・バレエ団『白鳥の湖』石田種生:演出・振付東京シティ・バレエ団が、「都民芸術フェスティバル」の参加公演として、石田種生演出・振付による『白鳥の湖』を上演した。石田版の初演は1970年だが、石田は2012年に亡くなるまで5回にわたって改訂を重ねたという。プティパ/イワノフ版に基づくが、最終幕の演出や白鳥たちの群舞に

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2014/02/10掲載

トルストイ原作のバレエ『アンナ・カレーニナ』プロコフスキー版を日本バレエ協会が上演

ワールドレポート/東京関口 紘一text by Koichi Sekiguchi日本バレエ協会『アンナ・カレーニナ』アンドレイ・プロコフスキー:振付2014都民芸術フェスティバルとして行われた日本バレエ協会公演の『アンナ・カレーニナ』をみた。日本バレエ協会ではこの作品を既に2回上演しているし、新国立劇場の地方のバレエ団を招聘する公演でも法村友井バレエ団が日本人キャストで上演している。大阪でも法村友

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2014/02/10掲載

熊谷和徳がドーランスと踊ったニコラス・ブラーズ振付『FOR THE MASTERS』が圧巻だった

ワールドレポート/東京関口 紘一text by Koichi SekiguchiDANCE TO THE ONE A Tap Dancer's Journey熊谷和徳 KUMAGAI KAZUNORI Produced by TBS熊谷和徳が1年間のニュ−ヨーク滞在を終え、凱旋公演2014を開催した。「DANCE TO THE ONE」と名付けられた今回はの舞台は、タップダンサー&コレオグラファー

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2014/02/10掲載

時間と空間の次元が融合するNoism 1 『PLAY 2 PLAY---干渉する次元』改訂再演

ワールドレポート/東京関口 紘一text by Koichi SekiguchiNoism 1『PLAY 2 PLAY--干渉する次元』金森穣:演出振付金森穰の『PLAY 2 PLAY』をKAAT神奈川芸術劇場の舞台で観た。この作品は6年前に初演された。今回は「干渉する次元」というサブタイトルが新たに付けられた改訂版再演だ。この初演時からNoismで踊り続けているダンサーは、井関佐和子ただ一人とな

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2014/02/10掲載

若手に受継がれるバレエと日本の精神文化、伝統芸能を融合したベジャールの『ザ・カブキ』

ワールドレポート/東京佐々木 三重子text by Mieko Sasaki東京バレエ団『ザ・カブキ』モーリス・ベジャール:演出・振付クリスマス・イヴの出来事を描いた『くるみ割り人形』の公演が目白押しの年末、東京バレエ団は、昨年に続き、赤穂浪士の討ち入りの時期に合わせて、ベジャールが『仮名手本忠臣蔵』に基づき、忠誠心をテーマに振付けた『ザ・カブキ』を上演した。2014年に創立50周年を迎える東京バ

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2014/01/10掲載

クララのクリストフに寄せる淡い恋心を丁寧に演出した久保綋一版『くるみ割り人形』

ワールドレポート/東京関口 紘一text by Koichi SekiguchiNBAバレエ団『くるみ割り人形』久保綋一:演出・振付(L. イワーノフ原振付による)2013年もまた『くるみ割り人形』の季節がやって来た。バレエ・ファンにとっても、年に1回しかバレエを見ない人にとっても『くるみ割り人形』を、チャイコフスキーのメロディを思い出し、クリスマスへの想いを馳せる。ほんとうに多くのバレエ団が『く

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2014/01/10掲載

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