ワールドレポート

東京

ワールドレポート ~世界のダンス最前線~ From Tokyo <東京>

東京の記事一覧

吉田都と堀内元が導き出した踊る喜びにあふれた豊穣の空間が出現!大輪の花が開いた一夜だった

ワールドレポート/東京関口 紘一text by Koichi Sekiguchi吉田都×堀内元 Ballet for the Future『Valse Fantaisie』ジョージ・バランシン:振付、『Attitude』『Le Reve』『La Vie』堀内元:振付、『Pandora's Box』クリストファー・ダンボア:振付、『ドン・キホーテ』マリウス・プティパ:原振付、堀内元:改訂振付(アント

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2015/10/13掲載

女性への深い共感と揺るぎない愛が感じられる素晴らしい作品、オール・チューダー・プログラム

ワールドレポート/東京関口 紘一text by Koichi Sekiguchiスターダンサーズ・バレエ団ALL TUDOR PROGAM『Continou』『リラの園』『小さな即興曲』『ロミオとジュリエット』よりパ・ド・ドゥ 『葉は色あせて』よりパ・ド・ドゥ『火の柱』アントニー・チューダー:振付スターダンサーズ・バレエ団のオール・チューダープログラム。周知のように1965年に故太刀川瑠璃子がアン

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2015/10/13掲載

若手新進ダンサーたちを引き立てた三谷恭三版『くるみ割り人形』、青山季可が際立った

ワールドレポート/東京佐々木 三重子text by Mieko Sasaki牧阿佐美バレヱ団『くるみ割り人形』三谷恭三:演出・改訂振付(プティパ/イワノフ版による)牧阿佐美バレヱ団が、来年の創立60周年に向けた記念シリーズの第3弾として、『くるみ割り人形』を上演した。年末恒例の演目だが、同団が33年にわたり公演を行ってきた東京・五反田のゆうぽうとホールが9月末で閉館になるため、ここでの最後の演目と

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2015/10/13掲載

コレスニコヴァの迫真の表現と均整がとれ端正な動きのムンタギロフ、見応えあった『白鳥の湖』

ワールドレポート/東京和田 優子text by Yuko Wadaサンクトペテルブルク・バレエ・シアター『白鳥の湖』 マリウス・プティパ、レフ・イワノフ:原振付 コンスタンチン・セルゲーエフ:改訂振付タッチキン・バレエの愛称で親しまれているサンクトペテルブルク・バレエ・シアターが、4年ぶりの来日公演を果たした。1994年、コンスタンティン・タッチキンにより設立された同バレエ団は、ロシアはサンクトペ

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2015/10/13掲載

スペインの踊りの熱い情熱が溢れる舞台、NBAバレエ団の『ドン・キホーテ』

ワールドレポート/東京関口 紘一text by Koichi SekiguchiNBAバレエ団『ドン・キホーテ』アンナ=マリー・ホームズ:振付、久保綋一:演出NBAバレエ団がアンナ=マリー・ホームズを招聘し、エフゲニー・オブラスツォーワをゲストに迎え『ドン・キホーテ』を上演した。スペインの踊りは、かつて、ディアギレフやマシーン、ベジャールなど歴史上著名な舞踊家を魅了したことが知られているが、プティ

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2015/10/13掲載

海外で活躍する若い日本人ダンサーが東京の夏の夜の花火のように華麗な舞台を競った

ワールドレポート/東京関口 紘一text by Koichi Sekiguchi熊川哲也オーチャードホール芸術監督presentsオーチャード・バレエ・ガラ〜JAPANESE DANCERS〜昨年の「オーチャードホール25周年ガラ」を契機として、今年は、熊川哲也presents「オーチャード・バレエ・ガラ〜JAPANESE DANCERS〜」が開催された。海外で活躍する若いダンサーたちが所属の垣根

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2015/09/10掲載

世界のバレエ界の精鋭たちによる華麗な演技の競い合いが花々しく展開した

ワールドレポート/東京佐々木 三重子text by Mieko Sasaki〈第14回世界バレエフェスティバル〉【プログラムB】円熟のスーパースターから躍進目覚ましい新鋭まで、世界のバレエ界を牽引するダンサーを集めて3年ごとに開催される〈世界バレエフェスティバル〉が、今年で14回目を迎えた。今回はA、B二種のプログラムのほか、全幕特別プロ『ドン・キホーテ』と掉尾を飾る恒例の〈ガラ〉が企画された。出

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2015/09/10掲載

パケット、ブルドン、デュケンヌ、イーボ、ラヴォー、ヴィトンクールが踊った『ロミオとジュリエット』

ワールドレポート/東京関口 紘一text by Koichi Sekiguchi京都バレエ団『ロミオとジュリエット』ファブリス・ブルジョア:構成・演出・振付有馬龍子記念京都バレエ団特別公演『ロミオとジュリエット』を東京で観た。構成・演出・振付・指導はパリ・オペラ座メートル・ド・バレエのファブリス・ブルジョワ。指導はファニー・ガイダ(元エトワール、オペラ座バレエ学校教師)、エリック・カミヨ(元スジェ

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2015/09/10掲載

クラシックとコンテンポラリーがほど良いバランスでプログラムされた活気ある舞台

ワールドレポート/東京関口 紘一text by Koichi Sekiguchi横浜バレエフェスティバル遠藤康行:芸術監督「Dance Dance Dance @ YOKOHAMA 2015」というイベントが開催されている。主催は横浜アーツフェスティバル実行委員会。どうやら横浜バレエフェスティバルは、その一環として開催されており、同時に<ダンスの教育>を目的とするワークショップやレクチャーなども行

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2015/09/10掲載

古典名作バレエを子ども向けに楽しく短縮した『ドン・キホーテの夢』<めぐろバレエ祭り>

ワールドレポート/東京佐々木 三重子text by Mieko Sasaki東京バレエ団子どものためのバレエ『ドン・キホーテの夢』東京バレエ団が、〈めぐろバレエ祭り〉の一環として新制作した"子どものためのバレエ"『ドン・キホーテの夢』を上演した。このバレエ祭りは、同バレエ団を運営する日本舞台芸術振興会(NBS)が東京・目黒区に本拠を置くこともあり、バレエの普及を図り、目黒をバレエの街としてアピール

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2015/09/10掲載

少女の奇跡をロマンティックに描いた井上バレエ『シンデレラ』、秋元康臣と宮嵜万央里が踊った

ワールドレポート/東京関口 紘一text by Koichi Sekiguchi井上バレエ団『シンデレラ』関直人:振付井上バレエ団の『シンデレラ』は、まず、1969年に故井上博文の振付で上演された。その後何回か上演されたが、2001年に関直人振付、ピーター・ファーマーの美術と衣装により、新たなヴァージョンが上演された。今回は、その舞台の6年振りの再演である。ちなみに前回の上演では、島田衣子がシンデ

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2015/08/10掲載

R・フォーゲルをゲストバレエマスターに迎えて舞台をグレードアップ、東京シティ・バレエ『ジゼル』

ワールドレポート/東京佐々木 三重子text by Mieko Sasaki東京シティ・バレエ団『ジゼル』金井利久:演出・振付(プティパによる)東京シティ・バレエ団が、ロマンティック・バレエの名作『ジゼル』(演出・振付:金井利久)を上演した。さる5月には、このバレエに基づく創作落語『おさよ』を書き上げた柳家花緑の語りに、印象的なバレエ・シーンの実演を組み合わせるという、少々破天荒な企画《落語バレエ

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2015/08/10掲載

今年も若いエネルギーに溢れる夏のバレエの祭典が華やかに踊られた!!

ワールドレポート/東京関口 紘一text by Koichi Sekiguchi「バレエアステラス☆2015〜海外で活躍する日本人バレエダンサーを迎えて〜」新国立劇場バレエ研修所「バレエアステラス☆2015〜海外で活躍する日本人バレエダンサーを迎えて〜」の第6回目が開催された。これは文化庁の「次代の文化を創造する新進芸術家育成事業」として行われている。今回も昨年と同様に、海外で活躍する日本人バレエ

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2015/08/10掲載

倉永美沙、市河里恵を中心としたボストン・バレエのダンサーたちによる華やかなガラ

ワールドレポート/東京関口 紘一text by Koichi Sekiguchi「スター・ガラ2015ボストン・バレエの精鋭たちによる饗宴」菊池宗、アルタンフヤグ・ドゥガラー:プロデュース「スター・ガラ2015 ボストン・バレエの精鋭たちによる饗宴」をみた。東京小牧バレエ団団長の菊池宗と日本でも踊り、現在はボストン・バレエ団のセカンド・ソリストのアルタンフヤグ・ドゥガラーがプロデュースした公演であ

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2015/08/10掲載

アダム・クーパー以外新しいキャストで演じられた『兵士の物語』で、モレーラの存在が光った

ワールドレポート/東京関口 紘一text by Koichi SekiguchiSTRAVINSKY'S "THE SOLDIER'S TALE" 英国ロイヤル・オペラ・ハウス版 ストラヴィンスキー『兵士の物語』"THE SOLDIER'S TALE" Dircted & Choreographed by Will Tuckett『兵士の物語』ウィル・タケット:演出・振付アダム・クーパーが

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2015/08/10掲載

歌ひと筋に生きたひばりの功績をたたえ、その愛と哀しみを多彩なバレエで描いた『HIBARI』

ワールドレポート/東京佐々木 三重子text by Mieko SasakiNBAバレエ団『HIBARI』リン・テイラー・コーベット:振付、ほか国民的スターだった演歌歌手、美空ひばりの一生が、ブロードウェイで活躍する振付家、リン・テイラー・コーベットの手でバレエ化され、『HIBARI』のタイトルでNBAバレエ団により初演された。日本滞在中、TVでひばりのドキュメンタリーを見て感動したテイラー・コー

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2015/07/10掲載

バルトークの『かかし王子』を愛の悲喜劇として鮮やかに甦らせた金森穣による『箱入り娘』

ワールドレポート/東京関口 紘一text by Koichi SekiguchiNoism1 近代童話劇シリーズvol.1『箱入り娘』金森穣:演出振付金森穣が率いるNoism1が、ベーラ・バラージュの台本に、ベーラ・バルトークがバレエ音楽を作曲した『かかし王子』に基づいた『箱入り娘』を上演した。これはバラージュの台本を金森がNoism1のメンバーに向けて書き直したオリジナル台本により、近代童話劇と

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2015/07/10掲載

『ライモンダ』第3幕と『ボレロ』が踊られた牧阿佐美バレヱ団60周年記念第1弾「Unfogettable Nights」

ワールドレポート/東京関口 紘一text by Koichi Sekiguchi牧阿佐美バレヱ団「Unfogettable Nights」『ライモンダ』第3幕三谷恭三:改訂演出振付、テリー・ウエストモーランド:振付(マリウス・プティパ版による)、LE VELVETS+ASAMI MAKI BALLET ル・ヴェルヴェッツ:歌、三谷恭三:振付、『ボレロ』ピーター・ブロイヤー:振付牧阿佐美バレヱ団60

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2015/07/10掲載

堀内元と堀内充によるソフィスティケイトされて楽しく美しい3作品の花が咲き競った

ワールドレポート/東京関口 紘一text by Koichi Sekiguchi堀内元・堀内充 BALLET COLLECTION 2015『Lights』『夕星(ゆうづつ)のうた』堀内充:振付、『Romantique』堀内元:振付3年目を迎えた堀内元と堀内充による「バレエコレクション」公演が、めぐろパーシモンホールで開催された。毎回、オーディションで募られたダンサーたちによる公演である。今回は堀

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2015/07/10掲載

瑞々しく初役のリーズを演じた中川郁と落着いた演技でコーラスを踊った菊地研、牧阿佐美バレヱ団『リーズの結婚』

ワールドレポート/東京佐々木 三重子text by Mieko Sasaki牧阿佐美バレヱ団『リーズの結婚』フレデリック・アシュトン:演出・振付牧阿佐美バレヱ団が、2016年の創立60周年に向けて開始した記念公演シリーズの第2弾は、日本ではこのバレエ団だけが上演を認められているフレデリック・アシュトンの傑作『リーズの結婚』(原題:『ラ・フィーユ・マル・ガルデ』)。第1弾では男性コーラスグループとの

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2015/07/10掲載

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