ワールドレポート ~世界のダンス最前線~

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すずな あつこ text by Atsuko Suzuna 
[2008.07.10]
From Osaka -大阪-

国田美和バレエスタジオ 2008コンサート

『Tango…』
 主宰の国田美和とゲスト逸見智彦を中心とした大人っぽい『Tango…』で幕開け。その後、それぞれの出演者の魅力を活かした古典バレエからのヴァリエーションやグラン・パ・ド・ドゥ、小作品などが上演された。
 メインとも言える最後の演目は『くるみ割り人形』第2幕のお菓子の国の場面。クララ役の広瀬舞奈は、子供たちの中で同じ振りをしていても眼を引くものがあり、優しい笑顔が愛らしく素直な演技に好感が持てた。金平糖の精の国田美和は、夢の国の女王様らしい風格。コーダでとても楽しそうにスピーディな多回転をこなしていたのが印象的。
 ラスト、フィナーレでは、一種独特のどこかコミカルにも思える振りを、ゲストダンサーたちも含めて全員で踊っていたのがとても楽しそうで、この団体のひとつの個性を見せてもらったような気がした。
(2008年6月1日 大阪国際交流センター大ホール)

『くるみ割り人形』『くるみ割り人形』フィナーレ