ワールドレポート ~世界のダンス最前線~

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すずな あつこ text by Atsuko Suzuna 
[2004.05.10]
From Osaka -大阪-

寺田バレエ・アート・スクール『キエフ・バレエ学校親善研修』

 公演ではないが、京都の寺田バレエ・アートスクールが子ども達の春休みを利用して、キエフ・バレエ学校で親善研修を行った。

 この親善研修はキエフが旧ソ連に属していた1975年から初期の頃は毎年、その後は2年に1度のペースでずっと継続して行われているもの。今でこそ、海外でのバレエ学校でのレッスンも身近になったが、30年前から25名以上もの小中学生を連れて定期的に研修に出かけているというのは驚くべきことだと感じる。

 現在キエフはロシアから独立して、ウクライナの首都。長年続いて来た交流だけに、キエフ・バレエ学校の先生方は、子ども達を旧知の友人を迎えるようにあたたかく迎えてくださっていた。
 子ども達はそれぞれの年齢に合わせたクラスに入り、キエフの生徒と共にレッスン。小さな子供ほど、うち解けるのが早く、すぐにお友だちになる。ロシア語と日本語と言葉はなかなか通じないにも関わらず、会話(?)が弾んでいて、住所交換などしているのが微笑ましかった。

 レッスンだけでなく、ワジム・ピーサレフが芸術監督を務めるドネツクやキエフなどで、子ども達は合計4度の合同コンサートに出演。最後のキエフ児童音楽劇場でのコンサートではキエフ・バレエ学校の生徒たちをコール・ド・バレエに日本の若い先生方をソリストにした『ショピニアーナ』や、キエフの生徒と日本の生徒が共に練習を繰り返しての『アラゴンスカヤ・ホーター』など共に踊る演目もあり、子ども達にとって、勉強になったのと同時に素晴らしい思い出にもなったことだろう。(2004年3月26日~4月7日)


 


レッスン

レッスン

ドネツクフィナーレ後

お別れ会