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ワールドレポート

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ワールドレポート ~世界のダンス最前線~ From Tokyo <東京>

東京の記事一覧

熊川哲也が新しいフィールドに歩を進めた『カルメン』、音楽、舞踊、美術が融合した舞台

ワールドレポート/東京関口 紘一text by Koichi SekiguchiK-BALLET COMPANY『カルメン』熊川哲也:演出・振付K-BALLET COMPANYは創立15周年記念として、熊川哲也の演出・振付による『カルメン』を世界初演した。熊川は『ジゼル』に始まり『ラ・バヤデール』に至るまで、古典バレエの名作10作品を再振付し独自のヴァージョンを創った。とはいえそれは先人たちが礎を

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2014/11/10掲載

男女4人のダンサーが描く絶妙なバランスとリズムが素晴らしい、伊藤郁女の『ASOBI』

ワールドレポート/東京関口 紘一text by Koichi SekiguchiDance New Air 2014 ダンスの明日『ASOBI』伊藤郁女:演出・振付・出演伊藤郁女(かおり)は、フィリップ・ドゥクフレやアンジュラン・プレルジョカージュ、シディ・ラルビ・シェルカウイなどヨーロッパの気鋭の振付家だちのグループで踊り、作品も発表している。最近ではアラン・プラテルのles ballets C

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2014/10/10掲載

ステップの1音1音に込められた情感が大きな命のリズムを刻んだ、熊谷和徳のソロ公演

ワールドレポート/東京関口 紘一text by Koichi SekiguchiKAZUNORI KUMAGSI 「HEAR MY SOLE」「HEAR MY SOLE」熊谷和徳:構成・演出・振付熊谷和徳が「HEAR MY SOLE」公演を今年の1月に続いて行った。1月公演は「DANCE TO THE ONE」。ニューヨークで活躍する女性タップダンサー&コレオグラファーのミシェル・ドーランスをゲス

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2014/10/10掲載

オーチャードホールの歴史と伝統を祝う、吉田都、熊川哲也の『アルルの女』ほか

ワールドレポート/東京関口 紘一text by Koichi Sekiguchiオーチャードホール25周年ガラ〜伝説の一夜〜熊川哲也:総合監修、出演、吉田都、中村かおり、荒井祐子、堀内元ほか:出演オーチャードホールの25周年を記念するガラ公演「伝説の一夜」が開催された。オーチャードホールは1989年9月に、バイロイト音楽祭を招聘し杮落としとして上演した。2012年には、熊川哲也を芸術監督に迎えてい

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2014/10/10掲載

ワシーリエフの指導が完成度を高めた『ドン・キホーテ』、柄本弾のエスパーダが出色だった

ワールドレポート/東京佐々木 三重子text by Mieko Sasaki東京バレエ団『ドン・キホーテ』ウラジーミル・ワシーリエフ:新演出・振付8月の華やかな〈祝祭ガラ〉に続き、東京バレエ団が〈創立50周年記念シリーズ〉の第6弾として、ボリショイ・バレエでかつて名ダンサーとして活躍し、芸術監督も務めたウラジーミル・ワシーリエフの演出・振付による『ドン・キホーテ』を上演した。プティパの原振付、ゴー

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2014/10/10掲載

マルセロ・ゴメスが演じ踊った圧巻のザ・ストレンジャー/ザ・スワン、ボーン版『白鳥の湖』

ワールドレポート/東京関口 紘一text by Koichi SekiguchiNew Adventures Production『白鳥の湖』マシュー・ボーン:演出・振付1995年にロンドンで初演されたマシュー・ボーンの『白鳥の湖』。大ヒットを記録して、20年に至る今でもワールド・ツアーが続いている。そして今回は、日本公演にだけABTのプリンシパル・ダンサーのマルセロ・ゴメスがザ・スワンとザ・スト

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2014/10/10掲載

バラエティ富んだダンサーの踊る心を大切にした素敵なガラ、ロイヤル・エレガンスの夕べ

ワールドレポート/東京関口 紘一text by Koichi Sekiguchiロイヤルエレガンスの夕べ2014ラウラ・モレーラ、スティーヴン・マックレー、サラ・ラム、ネマイア・キッシュ、崔由姫、リカルド・セルヴェラ、ベネット・ガートサイド、佐久間奈緒、ツァオ・チー:出演2012年に続いてダンス・ツアーズ・プロダクションズによるロイヤルエレガンスの夕べが、8月8日、9日、10日の3日間に東京・青山

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2014/09/10掲載

華やかなゲストとともに50周年記念を祝った東京バレエ団の祝祭ガラ公演

ワールドレポート/東京佐々木 三重子text by Mieko Sasaki東京バレエ団創立50周年〈祝祭ガラ〉『ペトルーシュカ』ミハイル・フォーキン:振付、『ボレロ』モーリス・ベジャール:振付ほか東京バレエ団が、創立50周年記念公演シリーズのメイン・イヴェントとして、〈祝祭ガラ〉を開催した。バレエ団との共演回数が最も多い3人をゲストに迎え、古典からモダンまで幅広いレパートリーから選りすぐりの演目

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2014/09/10掲載

洗練された作品選択と緻密に構成された素晴らしいプログラムによるエトワール・ガラ

ワールドレポート/東京関口 紘一text by Koichi Sekiguchiエトワール・ガラ 2014 Aプロ、BプロI. シアラヴォラ、L. エケ、D. ジルベール、A. アルビッソン、S. アッツォーニ、B. ペッシュ、M. ガニオ、H. モロー、A. ベザール、A. リアブコ、F. フォーゲル:出演エトワール・ガラの第1回開催は2005年。今年は4回目の公演となった。およそ10年の時間が

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2014/09/10掲載

郷愁と恋、そして現実をメランコリックに描いたマクミランの傑作『WINTER DREAMS』を初演

ワールドレポート/東京関口 紘一text by Koichi Sekiguchi小林紀子バレエ・シアター マクミラン・トリプル『コンチェルト』『WINTER DREAMS〜三人姉妹〜』『エリート・シンコペーションズ』ケネス・マクミラン:振付マクミラン作品を意欲的に上演しつづけている小林紀子バレエ・シアターが、『WINTER DREAMS〜三人姉妹〜』を初演し、既にレパートリーとしている『コンチェル

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2014/09/10掲載

勅使川原とオーレリー・デュポンが共演し、生と死の間を浮遊する眠りの世界を描写

ワールドレポート/東京佐々木 三重子text by Mieko Sasaki勅使川原三郎新作公演『睡眠 ―Sleep―』勅使川原三郎:構成・振付・美術・照明世界狭しと精力的に活動を展開しているダンサーで振付家の勅使川原三郎が、パリ・オペラ座バレエ団のエトワール、オーレリー・デュポンを招き、新作『睡眠―Sleep―』で初共演した。身体と対峙し、その可能性を探究することで、新たな世界を切り拓いてきた勅

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2014/09/10掲載

西田佑子が大活躍する楽しくかわいい『不思議の国のアリス』

ワールドレポート/東京関口 紘一text by Koichi SekiguchiIMA Ballet Festival『不思議の国のアリス』松崎すみ子:演出・振付松崎すみ子の演出・振付、西田佑子、橋本直樹、小出顕太郎が主演して、『不思議の国のアリス』が上演された。アリスは西田佑子、うさぎは小出顕太郎、そして原作にはないアリスが憧れる青年役と黒猫役を橋本直樹が踊った。第一幕でアリスは、爽やかな青年と

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2014/09/10掲載

植田綾乃、谷桃子バレエ団の伝統を継承する『ジゼル』で見事にデビュー

ワールドレポート/東京関口 紘一text by Koichi Sekiguchi谷桃子バレエ団『ジゼル』谷桃子:総監督、ジャン・コラーリ、 ジュール・ペロー、マリウス・プティパ:原振付谷桃子バレエ団の新人公演の『ジゼル』を初日8月15日金曜日に観た。これは芸術監督に斉藤拓が就任した最初の公演。植田綾乃がタイトルロールを踊って主役デビューを果たした。アルブレヒトは今井智也だった。植田はコンクールの入

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2014/09/10掲載

ロシア・バレエ インスティテュート同窓生、薄井先生の卒寿を祝う楽しい夕べが開催された

ワールドレポート/東京関口 紘一text by Koichi Sekiguchi薄井憲二先生の卒寿を祝う会 ロシアバレエインスティテュート開校26周年記念・第2回 同窓会バレエコンサート薄井憲二先生の卒寿を祝う会実行委員会、ロシア・バレエ・インスティテュート同窓会薄井憲二先生の卒寿を祝う会 ロシアバレエインスティテュート開校26周年記念・第2回 同窓会バレエコンサートが、2012年の米寿のお祝いコ

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2014/09/10掲載

世界で日本で、踊る喜びにあふれて活躍する日本人ダンサーたち

ワールドレポート/東京関口 紘一text by Koichi Sekiguchi「バレエ・アステラス☆2014〜海外で活躍する日本人バレエダンサーを迎えて〜」牧阿佐美:公演監督今年で第5回を迎えた「バレエ・アステラス☆2014〜海外で活躍する日本人バレエダンサーを迎えて〜」が開催された。外国のバレエ団で踊る日本人ダンサーが増えていることもあり、毎年、大きな注目を集める公演となっている。今回は新国立

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2014/08/11掲載

パリ・オペラ座のティボーとデンマーク王立バレエのダンサーを主軸にブルノンヴィル作品を上演

ワールドレポート/東京佐々木 三重子text by Mieko Sasaki井上バレエ団〈オーギュスト・ブルノンヴィルの世界〉:『コンセルヴァトワール』『ラ・シルフィード』(ブルノンヴィル:振付、フランク・アンダーソン&エヴァ・クロボーグ:再振付・指導)井上バレエ団はデンマーク王立バレエ団との交流を通じてブルノンヴィル・スタイルの習熟に努めており、2010年からは、毎年、ブルノンヴィルのサマー・セ

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2014/08/11掲載

ノイマイヤーやスカーレットの現代作品で新境地を見せたコジョカル

ワールドレポート/東京佐々木 三重子text by Mieko Sasaki〈アリーナ・コジョカル ドリーム・プロジェクト2014〉Aプロ:『リリオム』より「ベンチのパ・ド・ドゥ」ジョン・ノイマイヤー:振付 ほかBプロ:『レディオとジュリエット』エドワード・クルグ:振付 ほか抜群のテクニックと表現力で圧倒的な人気を誇るアリーナ・コジョカルがプロデュースする〈ドリーム・プロジェクト〉が、初回の201

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2014/08/11掲載

キャピュレット、モンタギューの対立を越えて、時代をも貫いたジュリエット慟哭の踊り

ワールドレポート/東京関口 紘一text by Koichi Sekiguchi東京シティ・バレエ団『ロミオとジュリエット』中島伸欣:構成・演出・振付、石井清子:振付東京シティ・バレエの『ロミオとジュリエット』は、2009年東京シティ・バレエ団と東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団が、江東区と芸術提携を結んだ15周年を記して初演された。今回はその20周年に当たって再演された。この舞台は、中島伸欣

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2014/08/11掲載

日本人舞踊家たちの過去の作品に触れ、そのスピリットと対話した今日の舞踊家たち

ワールドレポート/東京関口 紘一text by Koichi Sekiguchi新国立劇場2013/2014ダンスシリーズDANCE ARCHIVES in Japan ---- a Door to the Futureダンス・アーカイヴ in Japan ----未来への扉----「ダンス・アーカイヴ in Japan」として、およそ100年くらい前から、いわゆる<洋舞>と呼ばれて日本人が受容し

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2014/07/10掲載

明るく明快で、爽快感のあふれるアメリカン・バレエによるトリプルビル

ワールドレポート/東京関口 紘一text by Koichi SekiguchiNBAバレエ団トリプルビル『ガチョーク賛歌』リン・テイラー・コルベット:振付、『葉は色褪せて』アントニー・チューダー:振付、『ブルッフヴァイオリン協奏曲第一番』クラーク・ティペット:振付NBAバレエ団が『ガチョーク賛歌』(音楽:ルイス・モロー・ガチョーク、振付:リン・テイラー・コルベット)、『葉は色褪せて』(音楽:アン

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2014/07/10掲載

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