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ワールドレポート

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ワールドレポート ~世界のダンス最前線~ From Tokyo <東京>

東京の記事一覧

若手の沖香菜子&梅澤紘貴のペアがフレッシュな魅力を発揮した、東京バレエ団『ドン・キホーテ』

ワールドレポート/東京佐々木 三重子text by Mieko Sasaki東京バレエ団『ドン・キホーテ』ウラジーミル・ワシーリエフ:新演出・振付東京バレエ団が、〈Dance Dance Dance @ YOKOHAMA 2015〉のパートナー事業として、ワシーリエフ版『ドン・キホーテ』を上演した。同バレエ団は、7月末にこの演目を〈世界バレエフェスティバル〉の全幕特別プログラムとしてゲストを招いて

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2015/12/10掲載

『ボレロ』の鮮烈なエロティシズムと『セビリア組曲』の華麗な踊りが圧巻、スペイン国立バレエ団

ワールドレポート/東京関口 紘一text by Koichi Sekiguchiスペイン国立舞踊団Aプログラム『ファルーカ』『ビバ・ナバーラ』『ボレロ』『セビリア組曲』アントニオ・ナハーロ:芸術監督スペイン国立バレエ団がフィギュア・スケートの振付も手掛けるアントニオ・ナハーロ芸術監督就任後2回目で、3年振りとなる来日公演を行った。ファン・キンテーロ振付の『ファルーカ』で開幕した。3人の男性舞踊手が

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2015/12/10掲載

中村祥子のカルメンと宮尾俊太郎のドン・ホセが圧巻の熱演をみせた、熊川版『カルメン』

ワールドレポート/東京関口 紘一text by Koichi SekiguchiK BALLET COMPANY『カルメン』熊川哲也:演出・振付K BALLET COMPANYの熊川哲也演出・振付による『カルメン』。この作品は、2014年10月にK BALLET COMPANYの創立15周年記念として世界初演された。今回は最初の再演である。『カルメン』は1845年フランスのプロスペル・メリメによっ

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2015/11/10掲載

100年の時を超えて現代によみがえる牧神、牧阿佐美バレヱ団『牧神の午後』と『ジゼル』

ワールドレポート/東京川島 京子text by Kyoko Kawashima牧阿佐美バレヱ団『牧神の午後』ドミニク・ウオルシュ:振付、『ジゼル』牧阿佐美:振付『牧神の午後』バレエ・リュスのニジンスキーが初めて振付けた作品『牧神の午後』が、パリ・シャトレ座で上演されたのは1912年のこと。それまでのバレエの常識を覆したセンセーショナルな舞踊に会場は騒然となり、その混乱を鎮めるためバレエ・リュスの団

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2015/11/10掲載

森下洋子と刑部星矢のペアが新鮮な魅力を発揮した、松山バレエ団『眠れる森の美女』

ワールドレポート/東京佐々木 三重子text by Mieko Sasaki松山バレエ団『眠れる森の美女』清水哲太郎:監修(ヌレエフ版に基づく)松山バレエ団が、第22回神奈川国際芸術フェスティバルの一環として『眠れる森の美女』を上演した。同バレエ団は今年5月にこの古典名作を7年ぶりに上演したばかりだが、会場となった神奈川県民ホールの開館40周年記念に当たることから、ホールに合わせて手を加え、"20

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2015/11/10掲載

「まぼろしの夜明け」は来るのだろうか? 6つの身体が語った川村美紀子の新作ダンス

ワールドレポート/東京関口 紘一text by Koichi Sekiguchiトヨタ コレオグラフィーアワード 2014受賞者公演『まぼろしの夜明け』川村美紀子:振付川村美紀子の新作ダンス『まぼろしの夜明け』を観た。シアタートラムの舞台と客席を取り払い、中央に大きなテーブルを据えた上に6体の死体が横たわっている。観客は不定形なテーブルの回りを取り囲んでパフォーマンスを待つ。もちろんすべてが立って

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2015/11/10掲載

近松の女たちをコンテンポラリー、フラメンコ、バレエ、日本舞踊と、異なるジャンルのダンスで表現

ワールドレポート/東京佐々木 三重子text by Mieko Sasaki新国立劇場バレエ団近松DANCE弐題 Aプログラム:『エゴイズム』加賀谷香:作・出演、Bプログラム「近松の女」:『梅川』蘭このみ:演出・振付、『近松リポーターズ』島地保武:演出・振付、『五障Gosho(おさんと小春より)吾妻徳穂:振付・出演近松門左衛門の作品世界をダンスで描く新国立劇場主催の公演「近松DANCE弐題」が4年

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2015/11/10掲載

ミショーの形と言葉とシュイナールのダンサーが描いた美しいムーヴマン

ワールドレポート/東京関口 紘一text by Koichi SekiguchiCompagnie Marie Chouinard  カンパニー マリー・シュイナール"Le Sacre du printemps" "HENRI MICHAUX : MOUVEMENTS" Marie Chouinard『春の祭典』『アンリ・ミショーのムーヴマン』マリー・シュイナール:振付カナダのケベック州モントリオ

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2015/11/10掲載

妖精の伝説を巡って2組の恋の行方が展開、心が楽しくなる音楽劇、クーラウ作曲『妖精の丘』

ワールドレポート/東京関口 紘一text by Koichi Sekiguchiインターナショナル・フリードリッヒ・クーラウ協会戯曲『妖精の丘』 ルイーズ・ハイベア:作、フリードリヒ・クーラウ:作曲、杉本凌土:演出・脚色、伊藤範子:振付、谷桃子バレエ団:出演フリードリッヒ・クーラウ作曲の戯曲『妖精の丘』(全5幕)が上演され、伊藤範子の振付で谷桃子バレエ団が出演する、と聞いて観に行った。クーラウはド

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2015/11/10掲載

吉田都と堀内元が導き出した踊る喜びにあふれた豊穣の空間が出現!大輪の花が開いた一夜だった

ワールドレポート/東京関口 紘一text by Koichi Sekiguchi吉田都×堀内元 Ballet for the Future『Valse Fantaisie』ジョージ・バランシン:振付、『Attitude』『Le Reve』『La Vie』堀内元:振付、『Pandora's Box』クリストファー・ダンボア:振付、『ドン・キホーテ』マリウス・プティパ:原振付、堀内元:改訂振付(アント

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2015/10/13掲載

女性への深い共感と揺るぎない愛が感じられる素晴らしい作品、オール・チューダー・プログラム

ワールドレポート/東京関口 紘一text by Koichi Sekiguchiスターダンサーズ・バレエ団ALL TUDOR PROGAM『Continou』『リラの園』『小さな即興曲』『ロミオとジュリエット』よりパ・ド・ドゥ 『葉は色あせて』よりパ・ド・ドゥ『火の柱』アントニー・チューダー:振付スターダンサーズ・バレエ団のオール・チューダープログラム。周知のように1965年に故太刀川瑠璃子がアン

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2015/10/13掲載

若手新進ダンサーたちを引き立てた三谷恭三版『くるみ割り人形』、青山季可が際立った

ワールドレポート/東京佐々木 三重子text by Mieko Sasaki牧阿佐美バレヱ団『くるみ割り人形』三谷恭三:演出・改訂振付(プティパ/イワノフ版による)牧阿佐美バレヱ団が、来年の創立60周年に向けた記念シリーズの第3弾として、『くるみ割り人形』を上演した。年末恒例の演目だが、同団が33年にわたり公演を行ってきた東京・五反田のゆうぽうとホールが9月末で閉館になるため、ここでの最後の演目と

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2015/10/13掲載

コレスニコヴァの迫真の表現と均整がとれ端正な動きのムンタギロフ、見応えあった『白鳥の湖』

ワールドレポート/東京和田 優子text by Yuko Wadaサンクトペテルブルク・バレエ・シアター『白鳥の湖』 マリウス・プティパ、レフ・イワノフ:原振付 コンスタンチン・セルゲーエフ:改訂振付タッチキン・バレエの愛称で親しまれているサンクトペテルブルク・バレエ・シアターが、4年ぶりの来日公演を果たした。1994年、コンスタンティン・タッチキンにより設立された同バレエ団は、ロシアはサンクトペ

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2015/10/13掲載

スペインの踊りの熱い情熱が溢れる舞台、NBAバレエ団の『ドン・キホーテ』

ワールドレポート/東京関口 紘一text by Koichi SekiguchiNBAバレエ団『ドン・キホーテ』アンナ=マリー・ホームズ:振付、久保綋一:演出NBAバレエ団がアンナ=マリー・ホームズを招聘し、エフゲニー・オブラスツォーワをゲストに迎え『ドン・キホーテ』を上演した。スペインの踊りは、かつて、ディアギレフやマシーン、ベジャールなど歴史上著名な舞踊家を魅了したことが知られているが、プティ

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2015/10/13掲載

海外で活躍する若い日本人ダンサーが東京の夏の夜の花火のように華麗な舞台を競った

ワールドレポート/東京関口 紘一text by Koichi Sekiguchi熊川哲也オーチャードホール芸術監督presentsオーチャード・バレエ・ガラ〜JAPANESE DANCERS〜昨年の「オーチャードホール25周年ガラ」を契機として、今年は、熊川哲也presents「オーチャード・バレエ・ガラ〜JAPANESE DANCERS〜」が開催された。海外で活躍する若いダンサーたちが所属の垣根

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2015/09/10掲載

世界のバレエ界の精鋭たちによる華麗な演技の競い合いが花々しく展開した

ワールドレポート/東京佐々木 三重子text by Mieko Sasaki〈第14回世界バレエフェスティバル〉【プログラムB】円熟のスーパースターから躍進目覚ましい新鋭まで、世界のバレエ界を牽引するダンサーを集めて3年ごとに開催される〈世界バレエフェスティバル〉が、今年で14回目を迎えた。今回はA、B二種のプログラムのほか、全幕特別プロ『ドン・キホーテ』と掉尾を飾る恒例の〈ガラ〉が企画された。出

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2015/09/10掲載

パケット、ブルドン、デュケンヌ、イーボ、ラヴォー、ヴィトンクールが踊った『ロミオとジュリエット』

ワールドレポート/東京関口 紘一text by Koichi Sekiguchi京都バレエ団『ロミオとジュリエット』ファブリス・ブルジョア:構成・演出・振付有馬龍子記念京都バレエ団特別公演『ロミオとジュリエット』を東京で観た。構成・演出・振付・指導はパリ・オペラ座メートル・ド・バレエのファブリス・ブルジョワ。指導はファニー・ガイダ(元エトワール、オペラ座バレエ学校教師)、エリック・カミヨ(元スジェ

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2015/09/10掲載

クラシックとコンテンポラリーがほど良いバランスでプログラムされた活気ある舞台

ワールドレポート/東京関口 紘一text by Koichi Sekiguchi横浜バレエフェスティバル遠藤康行:芸術監督「Dance Dance Dance @ YOKOHAMA 2015」というイベントが開催されている。主催は横浜アーツフェスティバル実行委員会。どうやら横浜バレエフェスティバルは、その一環として開催されており、同時に<ダンスの教育>を目的とするワークショップやレクチャーなども行

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2015/09/10掲載

古典名作バレエを子ども向けに楽しく短縮した『ドン・キホーテの夢』<めぐろバレエ祭り>

ワールドレポート/東京佐々木 三重子text by Mieko Sasaki東京バレエ団子どものためのバレエ『ドン・キホーテの夢』東京バレエ団が、〈めぐろバレエ祭り〉の一環として新制作した"子どものためのバレエ"『ドン・キホーテの夢』を上演した。このバレエ祭りは、同バレエ団を運営する日本舞台芸術振興会(NBS)が東京・目黒区に本拠を置くこともあり、バレエの普及を図り、目黒をバレエの街としてアピール

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2015/09/10掲載

少女の奇跡をロマンティックに描いた井上バレエ『シンデレラ』、秋元康臣と宮嵜万央里が踊った

ワールドレポート/東京関口 紘一text by Koichi Sekiguchi井上バレエ団『シンデレラ』関直人:振付井上バレエ団の『シンデレラ』は、まず、1969年に故井上博文の振付で上演された。その後何回か上演されたが、2001年に関直人振付、ピーター・ファーマーの美術と衣装により、新たなヴァージョンが上演された。今回は、その舞台の6年振りの再演である。ちなみに前回の上演では、島田衣子がシンデ

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2015/08/10掲載

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