ブロードウェイ・ミュージカル『ウエスト・サイド・ストーリー』の来日公演がIHIステージアラウンド東京で初日を迎えた。
360度回転する客席をスクリーンとステージがぐるりと囲む形で作られたIHIステージアラウンド東京では、これまで劇団☆新感線による『髑髏城の七人』などが上演されてきたが、誰もが知るこの作品がこの体感型の舞台で新演出によりどのように上演されるのか、注目が集まった。

プレビュー公演を経て初日を迎えた8月22日には、劇場前にレッドカーペットが敷かれ、1961年公開の映画版でベルナルド役を演じたジョージ・チャキリスや市村正親ら多くの著名人が次々と現れ、本作への想いをそれぞれ報道陣の前で語った。
黒いドレス姿で現れた草刈民代も「『ウエスト・サイド・ストーリー』を最初に見たのは映画版のテレビ放映で小学生の時でした。そのあとに劇団四季のミュージカル版を観ています。それから、NYCBの「ウエスト・サイド・ストーリー組曲」というバレエの公演も観ていますが、この作品を見るのは久しぶりなので楽しみです」と期待を語った。
ブロードウェイ・ミュージカル『ウエスト・サイド・ストーリー』は10月27日（日）まで。また、その後11月6日（水）より2020年5月まで日本キャスト版も上演される。