ワールドレポート ~世界のダンス最前線~

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斎藤 珠里 text by Julie Saito 
[2008.06.10]

BALLET NATIONAL DE MARSEILLE ECOLE NATIONAL SUPERIEURE DE DANSE DE MARSEILLE

マルセイユ国立バレエ/マルセイユ国立高等バレエ学校

ローラン・プティによって創立されたマルセイユ国立バレエの公演と、マルセイユ国立高等バレエ学校のデモンストレーションを5月17日、本拠地で観る機会に恵まれた。
 同バレエ団のソリストを務める遠藤康之はスターダンサーズ・バレエ団出身で、これまでもフレドリック・フラマン芸術監督の右腕となって作品づくりに関 わってきたが、この秋からは本格的に振付を開始する。同じくスターダンサーズ・バレエから新潟市のNoismに移籍した初代メンバー木下佳子も正式団員と して所属。そのほかマルセイユ国立バレエ学校出身の日本人女性二人も在籍している。
 残念ながら今回の公演はクラシック作品ばかりで、主にコンテンポラリー部門で活躍する日本人ダンサーの出番はなかったが、カンパニーのレベルを観ること が出来た。前半がマルセイユの若手ミッシェル・ケレムニス振付の『タトゥー』、ウイリアム・フォーサイス振付の『ヘルマン・シュメルマン』。最後にナ チョ・デュアート振付の『ポル・ヴォス・ムエロ』というプログラムだった。