ワールドレポート ~世界のダンス最前線~

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ブルーシャ西村 text by BRUIXA NISHIMURA 
[2013.06.10]

シルク・ド・ソレイユの素晴らしいパフォーマンス『トーテム』

CIRQUE DU SOLEIL シルク・ド・ソレイユ
“ TOTEM ” 『トーテム』

2013年1月22日から5月12日まで、ニューヨークのクイーンズにあるシティ・フィールドで、シルク・ド・ソレイユの『トーテム』の公演が行われました。私は5月2日夜の公演を見ました。芸術監督、ロバート・ルパージュです。

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シルク・ド・ソレイユの公演は、いつもとてもテクニックのレベルが高い曲芸で、難易度の高いダンスの要素も多いです。舞台背景や衣装のデザインも素晴らしくセンスが良く、幻想的です。
今回のこの作品『トーテム』は、他の作品と比べてダンスの要素が少なく、難易度の高い曲芸、サーカスの要素が多かったです。
ダンスの要素が取り入れられていたところは、ヒップホップダンスを踊りながら男性たちがでてきて、つり革で曲芸をやっていたところなどです。
やがて女性のボディービルダーのような体格の方が、つり革で曲芸をしていました。そして男性2人が加わり3人で演技をしていました。これはすごい迫力でした。
パントマイムも多かったです。
大き目の空中ブランコの上で、男女ペアがパントマイムで演技をしながら、曲芸をしていました。これも印象に残っています。
大きな鉄棒、平行棒のようなセットを使って、体操のような大回転をしたり、全身ミラーに包まれたような派手な衣装の男性が、上から宙吊りで曲芸をしながら度々出てきて、舞台セットを片付ける役をしているところが、面白かったです。
インディアンのような衣装の男女が、小さなフラフープのようなワッカを1本~5本へと増やしていき、曲芸をしていました。
身体能力が高い出演者ばかりで、美術的にも素晴らしい舞台で、音楽も生演奏で、素晴らしいパフォーマンスでした。
(2013年5月12日夜 シティ・フィールド)

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