ワールドレポート ~世界のダンス最前線~

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 皆様、こんにちは。お元気ですか? ニューヨークは、ここ数日のところ、秋や冬になる前にもう一度気温が上がるインディアン・サマーのためか、猛暑がぶり返しています。まるで真夏日です。 さて、今月のレポートは、スケジュールの関係でダンス公演取材が少なかったため、アメリカのコンテンポラリーダンスの代表である、アルヴィン・エイリー・アメリカン・ダンス・シアターが主宰しているダンス・クラスをご紹介します。一般向けに公開していて、格安で誰でも参加できるダンス・クラスです。

タップダンサーとアイリッシュダンサーによる<レボリューション>の舞台

レボリューション
 9月25日から10月7日まで2週間、レボリューションの公演がジョイスシアターにて行われました。ロックのリズムとタップダンスを融合させた、新しいタイプのダンスカンパニーです。オリジナリティーにあふれた、個性的なカンパニーです

 ニューヨークのタップダンサーであるマイケル・シュルスターと、ヴァンクーバー出身のアイリッシュダンサーであるジョエル・ハンナの2人が、4年前にお互いのダンスのスタイルを融合させて設立しました。MTV世代の、新しいタップダンスを生み出しています。
カンパニーのサブテーマは、”汗、ダンス、ロックンロール”です。すべての振付と創作は、ジョエル・ハンナとマイケル・シュルスターが行っていますが、舞台演出は、リョイド・カルブレスです。

 公演では、バックにロックバンド(ドラムス、ベース、ギター、キーボード、女性ヴォーカル)の生演奏があり、舞台後方には大きなスクリーンが設置され、2人のハンディービデオを持った撮影者が、ダンスと演奏を撮影しながら後ろのスクリーンに同時に映し出して、2つの画面をミックスさせていました。スクリーンには、前もって撮影・編集された公演以外の映像も映っていました。休憩なしのノンストップで、1時間くらいの公演でした。

 ダンサーは、男性が6人、女性が4人の合計10人で、衣装は、ロックらしく男性はTシャツにジーンズ、女性もラフなスタイルでした。女性ダンサーの4人は、単なるタップダンサーではなく、体型も筋肉もすごく鍛え抜かれた、ダンス教育を長年受け続けてきたレベルの高いダンサーたちでした。

レボリューション
 女性の振付には、シアターダンス、ジャズダンスの要素が多く織り込まれていました。2人の女性ダンサーはバック宙が出来る人たちで、時々、連発していたのでとても驚きました。

 マイケルとジョエルのソロや、2人で踊るのダンス作品もあり、華麗な激しいステップの数々は、圧巻でした。若い世代のエネルギーに満ちた、激しいダンスで見応えがあり、とてもパワフルな公演でした。