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レ・バレエ・ジャズ・ドゥ・モントリオール(BJM-dance)


 
ロドリゴ・ぺデルネイラス『マパ』
 4月17日から22日まで、ジョイスシアターにて、レ・バレエ・ジャズ・ドゥ・モントリオール(BJM-dance)の公演がありました。1972年に始まったダンスカンパニーで、割と歴史があります。現在の芸術監督は、1973年生まれのルイス・ロビターリュです。ダンサーたちもとても上手で、レベルが高かったです。この公演は、バレエベースのコンテンポラリー・ダンスでした。変わった振付で面白く、良かったです。

『マパ』は、グルーポ・コルポの振付家ロドリゴ・ぺデルネイラスの作品です。クラシック・バレエとブラジリアン・ポピュラー・ダンスが混じったものでした。
 舞台の後方の壁一面は、テキスタイルのようなモノクロの模様でした。スローなリズムの曲と早いリズムの曲が交互に使われ、メリハリがありました。とても変わった、個性的な振付でした。手の力を抜いてぶらぶらさせたまま、ビュンビュンと早い動きで振り回すように踊ったり、手足をぶらぶらさせてロボットか何かのように動くところが面白かったです。手をあまり使わないで表現する振付のところもありました。打楽器の音が多い、ブラジリアン音楽がたくさん使われていました。最後は、全員が床に寝転がって終わりました。


 

 
ロドリゴ・ぺデルネイラス『マパ』

『ル・シャンブル・ドゥ・ジャック』は、Aszure Bartonというニューヨークベースに活動している振付家の作品です。カナダ出身です。
 彼女の振付は、ニューヨークではミハイル・バリシニコフがとても評価しているので、今後ますますの活躍が期待されるでしょう。この作品は、BJM-danceのために2006年に創作されたものです。ウエスタンのようなリズミカルなヴァイオリンの曲と、オペラ風の歌曲が交互に組み合わされていました。中東のような音楽の部分もありました。踊りはコンテンポラリーの振付です。ソロから10人以上の群舞もあり、振付はバラエティーに富んでメリハリがある作品でした。

 

 

 

 
『ル・シャンブル・ドゥ・ジャック』