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すずな あつこ text by Atsuko Suzuna 
[2015.11.10]
From Osaka -大阪-

安積瑠璃子の王妃ゾベイダと佐々木大の金の奴隷が圧巻だった『シェヘラザード』ほか、大阪バレエカンパニー

大阪バレエカンパニー
『シェヘラザード』『ラ・シルフィード』田上世津子:再振付
osaka1511d_01.jpg 『ラ・シルフィード』撮影:田中 聡(テス大阪)

今年の大阪バレエカンパニー公演は『ラ・シルフィード』と『シェヘラザード』と、全くタイプの違った2演目。まず、上演された『ラ・シルフィード』のシルフィード&ジェイムズは、大川杏菜と青木崇。青木はさすがに気持ちの良い高テクニックを楽しませてくれたとともに、演技も自然で良かった。大川も可愛らしく優しげにシルフィードを好演、チャーミングさも感じさせた。
後半は『シェヘラザード』。王シャリアールは岩本正治で威厳たっぷり、心理的な葛藤も細やかに表現してさすが、と思わせた。金の奴隷は佐々木大で、テクニックだけでなく雄々しさを素晴らしく表現、ベテランだからこその深みも感じさせた。そして、王妃ゾベイダは安積瑠璃子。彼女は、本当にこういった強い役柄で大きな魅力を発揮するダンサーだとつくづく思う。眼に鋭い光を持って意志の強い女性を美しく表現、存在感たっぷりで否が応でも引き込む迫力を持った踊り、圧巻だった。
(2015年10月3日 八尾プリズムホール)

osaka1511d_04.jpg 『ラ・シルフィード』撮影:波片一乃(テス大阪) osaka1511d_05.jpg 『ラ・シルフィード』撮影:波片一乃(テス大阪)
osaka1511d_08.jpg 『ラ・シルフィード』撮影:田中 聡(テス大阪) osaka1511d_09.jpg 『シェヘラザード』撮影:田中 聡
osaka1511d_10.jpg 『シェヘラザード』撮影:田中 聡(テス大阪) osaka1511d_14.jpg 『シェヘラザード』撮影:波片一乃(テス大阪)
osaka1511d_15.jpg 『シェヘラザード』撮影:波片一乃(テス大阪) osaka1511d_18.jpg 『シェヘラザード』撮影:波片一乃(テス大阪)