BOLSHOI Ballet in シネマが開幕、チャコット渋谷本店で写真展開催中

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© Pathé Live / Japan agent dbi inc. © Anna Shakina

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チャコット渋谷本店 写真展

今年もいよいよ残り少くなってきたが、ボリショイ・バレエ in シネマの2019-2020年のシーズンは間も無く開幕する。ボリショイ・バレエの舞台映像とバックステージや出演者インタビューなどを映画館で見せるこのライヴ・ビューイングシリーズも、今年で10周年を迎えるという。
まず開幕は12月18日に上演される『くるみ割り人形』(チャイコフスキー/グリゴローヴィチ、2018年12月収録)。マリー役にマルガリータ・シュライナー、くるみ割り人形はセミョーン・チュージン、ドロッセルマイヤーはデニス・サーヴィンというキャスト。注目の新星、マルガリータ・シュライナーのマリーの清新な踊りが期待される。そして、この『くるみ割り人形』の舞台写真展が、チャコット渋谷本店で行われている。12月24日には次に上演される『海賊』の舞台写真展示に入れ替わる。

その他古典名作の全幕ものを中心に7演目が上映されるが、新作はアレクセイ・ラトマンスキーによる新版『ジゼル』(音楽アドルフ・アダン、2020年新収録)である。
そして、2020年1月15日より上映される『海賊』(アドルフ・アダン/アレクセイ・ラトマンスキー、2017年10月収録)は、エカテリーナ・クリサノワのメドーラ、イーゴリ・ツヴィルコのコンラッド、デニス・サーヴィンのビルバンド、ネッリ・コパヒッゼのズルメア、デニス・ロヂキンが扇の踊り、というキャストになっている。
2月19日上映の『ロミオとジュリエット』(セルゲイ・プロコフィエフ/アレクセイ・ラトマンスキー、2018年1月収録)は、エカテリーナ・クリサノワのジュリエット、ウラディスラフ・ラントラートフのロミオ、イーゴリ・ツヴィルコのマキューシオ。次々と古典名作やソ連時代の作品などを改訂振付しているラトマンスキーは、ラヴロフスキー、マクミラン、クランコなど舞踊史上に名を残す名振付作品に伍して、どんな『ロミオとジュリエット』を見せてくれるのか、楽しみである。
続いて3月18日上映の『ライモンダ』(アレクサンドル・グラズノフ/ユーリ・グリゴローヴィチ、2019年新収録)は、オルガ・スミルノワのライモンダ、アルテミー・べリャコフのジャン・ド・ブリエン、イーゴリ・ツヴィルコのアブデラーマン。さらに『白鳥の湖』(チャイコフスキー/ユーリ・グリゴローヴィチ、2020年新収録)、『ジゼル』、『ジュエルズ』(フォーレ、ストラヴィンスキー、チャイコフスキー/ジョージ・バランシン、2020年新収録)と上映される予定である。

ボリショイ・バレエ in シネマ Season 2019-2020
公式サイト http://bolshoi-cinema.jp/

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『くるみ割り人形』

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『ロミオとジュリエット』

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『ライモンダ』

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『白鳥の湖』

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『ジゼル』

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『ジュエルズ』

© Pathé Live / Japan agent dbi inc. © Anna Shakina

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