栗原ゆうがソリストに昇級した、英国バーミンガム・ロイヤル・バレエ団が昇級者と入団者を発表

ワールドレポート/バーミンガム

アンジェラ・加瀬  Text by Angela Kase

6月18日、英国バーミンガム・ロイヤル・バレエ団の芸術監督カルロス・アコスタより、昇級者と新規入団者の発表があった。詳細は下記の通り。

ソリスト=栗原ゆう
ファースト・アーティスト=ハオリャン・フェン、ガス・ペイン、レイチェル・ピッツィロ

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栗原ゆう ©Richard Battye

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ハオリャン・フェン ©Richard Battye

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ガス・ペイン ©Richard Battye

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レイチェル・ピッツィロ ©Richard Battye

上記の4人はすべてアーティスト(コール・ド・バレエ)からの昇級が決まった。
英国バーミンガム・ロイヤル・バレエは、アーティスト、ファースト・アーティスト、ソリスト、ファースト・ソリスト、プリンシパルという5つのランクで構成されている。栗原は今回ファースト・アーティストを飛び越えての2段階特進となった。

バレエ団は6月18日よりバーミンガム・レパートリー・シアターで、デヴィッド・ビントレー版『シンデレラ』全幕を上演中。初日は平田桃子とセザール・モラーレスが主演した。今回、日本人ダンサーは6月24日に水谷実喜が厚地康雄を相手役にタイトルロール・デビューを果たしている。今回昇級が決まった栗原はバーミンガム公演の最終日の26日昼に、プリンシパルのブランドン・ローレンスを相手役にシンデレラ役デビューをする予定である。

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栗原ゆう トム・ロジャース © Johan Persson

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栗原ゆう © Johan Persson

新規入団者
エリック・ピント-ケイタ(英国ロイヤル・バレエ・スクール)
アメリア・トンプソン(エルムハースト・バレエ・スクール)
エンリケ・ベヤラノ(キューバ国立バレエ学校、グレース王妃ダンス・アカデミー)
ハヴィエ・ロハス(キューバ国立バレエ学校、元アコスタ・ダンツァ団員)

秋からの新規入団者にはバレエ団の付属校である英国ロイヤル・バレエ・スクールとエルムハースト・バレエ・スクールから各1名、芸術監督カルロス・アコスタの母校であるキューバ国立バレエ学校で学んだキューバ人ダンサーが1名、計3名が選ばれた。キューバ国立バレエ学校卒業後、カルロス・アコスタのカンパニー、アコスタ・ダンツァの一員として活動していたハヴィエ・ロハスは、アコスタが芸術監督に就任した今年1月に入団し、以来バレエ団と活動を共にしている。

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