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第49回ローザンヌ国際バレエコンクールはオンライン開催へ

ワールドレポート/その他

香月 圭 text by Kei Kazuki

ローザンヌ国際バレエコンクールを主催するローザンヌの舞踊振興財団は2021年1月31日〜2月7日に予定されている第49回ローザンヌ国際バレエコンクールをオンラインで開催すると11月20日発表した。新型コロナウィルス感染拡大が収束せず、例年のコンクール運営について様々な制限がかかることから、オンラインで開催されることとなった。

過去最多となった388名(43カ国)の応募者のなかからビデオ審査を通過した81名の候補者は、クラシックとコンテンポラリーのヴァリエーションとバレエ・クラスの動画を提出することができ、9名の審査員がスイスで動画審査を行う。例年同様、ファイナリスト20名が2月5日(金)発表となり、翌日2月6日(土)入賞者が明らかとなる。

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2020年ローザンヌ国際バレエコンクールにて森脇美咲『ドン・キホーテ』第二幕「夢の場」よりキューピッドのヴァリエーション PDL2020 © Gregory Batardon

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2020年ローザンヌ国際バレエコンクールにて萩本理王『ジゼル』第二幕よりアルブレヒトのヴァリエーション PDL2020 © Gregory Batardon

ローザンヌ国際バレエコンクールと提携するバレエスクールやカンパニーの関係者も動画審査の経過をオンラインで視聴し、スカラシップ授与候補となる参加者や研修生候補者を選ぶ。コンクール開幕前に一流の教師陣によるオンライン・バレエ・クラスが開催される予定となっている。

クラシックとコンテンポラリーの課題ヴァリエーションもコンクール公式サイト上で公開されている。今年のコンテンポラリーのヴァリエーションは以下の5名の作品で、ニュルンベルグ州立バレエの門沙也香がゴヨ・モンテロ振付『Bow』を、またキャシー・マーストン振付『Libera me』をベルン・バレエの首藤泉がそれぞれ模範として踊っている動画が、ローザンヌ国際バレエコンクール公式サイトで確認できる。

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2020年ローザンヌ国際バレエコンクールにて川上環『Traces』(キャシー・マーストン振付) PDL2020 © Gregory Batardon

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2020年ローザンヌ国際バレエコンクールにて藤島恵太『Libera Me』(キャシー・マーストン振付) PDL2020 © Gregory Batardon

《第49回ローザンヌ国際バレエコンクール コンテンポラリー・ヴァリエーション課題作品リスト》
・チャン・キンスン『Rain』(女子、男子すべてのグループ)
・キャシー・マーストン『Traces』(女子A&B)/『Libera me』(男子A&B)
・ゴヨ・モンテロ『Bow』(女子A&B)/『Grinding the Teeth』(男子 A & B)
・ハインツ・シュペルリ『Tom』(女子A & B)/『Urge』(男子A & B)
・リチャード・ウェアロック『春の祭典』(女子A & B)/『A Solo for Diego』(男子A & B)

今年新設されたヤング・クリエイション・アワード(新人振付賞:ハインツ・シュペルリ後援) についても動画審査となった。応募者全体から選出されたファイナリスト5名程度の中から優秀作品2作品が2021年2月3日発表される。これらの優秀作品は2022年第50回大会にて上演される予定となっている。

ローザンヌ国際バレエコンクール公式サイト
https://www.prixdelausanne.org/

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