マリインスキー国際バレエフェスティバルが第19回を迎えて、3月11日より開催される

ワールドレポート/その他

香月 圭 text by Kei Kazuki

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『ラ・バヤデール』© Svetlana Avvakum

サンクトペテルブルクと世界中ののバレエ愛好家たちが心待ちにするマリインスキー国際バレエフェスティバル。その19回目の概要が発表されたのでご紹介しよう。
このフェスティバルは2020年3月11日〜3月22日の12日間に渡って、マリインスキー・バレエが様々なゲストを迎えて特別プログラムやバレエ団の定番レパートリーを繰り広げる。英国ロイヤル・バレエのローレン・カスバートソンとザンダー・パリッシュがオーロラ姫とデジレ王子を演じる『眠れる森の美女』(3月14日)では、永久メイが昨年に続いて今年もフロリナ王女に配役されている。また、パリ・オペラ座バレエのジェルマン・ルーヴェがオクサーナ・スコーリクと『白鳥の湖』(3月14日)、ボリショイ・バレエのオルガ・スミルノワが『ジゼル』(3月18日)、ディアナ・ヴィシニョーワが『アンナ・カレーニナ』(3月20日)で、それぞれタイトル・ロールを演じる。また「ウラジーミル・シクリャローフの夕べ」(3月13日)、若手振付家たちのクリエイティブ・ワークショップなども予定されている。オープニング、クロージング作品などの演目、全演目の出演者については公式サイトにて順次発表される予定。

Oxana Skorik in Swan Lake by Natasha Razina © State Academic Mariinsky Theatre (5).jpeg

『白鳥の湖』オクサーナ・スコーリクNatasha Razina © State Academic Mariinsky Theatre

Diana Vishneva as Anna Karenina by Valentin Baranovsky © Маriinsky Theatre.jpeg

『アンナ・カレーニナ』ディアナ・ヴィシニョーワValentin Baranovsky © Маriinsky Theatre

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『ダフニスとクロエ』© Victoria Nasarova

Giselle by Natasha Razina © State Academic Mariinsky Theatre (5).jpeg

『ジゼル』Natasha Razina © State Academic Mariinsky Theatre

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『眠れる森の美女』ザンダー・パリッシュ© Emma Kauldhar

Vladimir Shklyarov © Alex Gouliaev (1).jpeg

ウラジーミル・シクリャローフ© Alex Gouliaev

【第19回マリインスキー国際バレエフェスティバル】

3月11日(水)19:00本館 第19回マリインスキー国際バレエフェスティバル開幕作品(後日発表)
3月12日(木)19:00本館 『ラ・バヤデール』アリーナ・ソーモワ、ティムール・アスケロフ
3月13日(金)19:30新館「ウラジーミル・シクリャローフの夕べ」(『お嬢さんとならず者』『ダイヤモンド』)
3月14日(土)17:00コンサートホール『ダフニスとクロエ』(1912年6月12日パリ・シャトレ座でディアギレフのバレエ・リュスが上演した世界初演版)
3月14日(土)19:00本館『眠れる森の美女』ローレン・カスバートソン、ザンダー・パリッシュ、永久メイ
3月15日(日)13:00新館『白鳥の湖』ナデージダ・バトーエワ、フィリップ・スチョーピン
3月15日(日)19:30新館『白鳥の湖』オクサーナ・スコーリク、ジェルマン・ルーヴェ
3月17日(火)19:30新館 若手振付家たちのクリエイティブ・ワークショップ
3月18日(水)19:30本館『ジゼル』オルガ・スミルノワ
3月19日(木)19:30本館「20世紀の偉大なダンサーを称えて―ヴァーツラフ・ニジンスキー」
『シェヘラザード』ヴィクトリア・テリョーシキナ、キミン・キム
『春の祭典』タチアナ・トカチェンコ(ミリセント・ホドソンによるニジンスキー復元版)
3月20日(金)19:00新館『アンナ・カレーニナ』ディアナ・ヴィシニョーワ、コンスタンチン・ズヴェレフ
3月22日(日)19:30新館 詳細後日

第19回マリインスキー国際バレエフェスティバル公式サイト
https://www.mariinsky.ru/en/playbill/festivals/fest2019_2020/new8

※演目や出演者については今後変更が生じる場合があります。

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