オニール 八菜 ロンドン・デビュー!『白の組曲』とヌレエフ版『シンデレラ』を踊る

ワールドレポート/ロンドン

アンジェラ・加瀬  Text by Angela Kase

4月7日、パリ・オペラ座のプルミエール・ダンスーズであるオニール 八菜が、由緒歴史あるコロシアム劇場の大舞台に登場。『白の組曲』とヌレエフ版『シンデレラ』のパ・ド・ドゥを踊ってロンドン・デビューを果たした。

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photo/Angela Kase

これは英国ロイヤル・バレエの元プリンシパルで、バレエ公演のプロデューサーとしても知られるイヴァン・プトロフが催したガラ公演「アゲインスト・ザ・ストリーム」に、エトワールのマチュー・ガニオと共に出演したもの。
当日はABTの元プリンシパルのマルセロ・ゴメスやニューヨーク・シティ・バレエ団プリンシパルのマリア・コウロスキー、ボリショイ・バレエからモスクワ音楽劇場バレエを経て、現在スェーデン王立バレエのプリンシパルとして活躍するドミトリ・ザグレービン、英国ロイヤル・バレエのプリンシパル、マシュー・ボールらもコロシアム劇場に集い、アシュトン、マクミラン、リファール、バランシン、ロビンス、ヌレエフらバレエの歴史を変えた振付家の作品を披露した。

オニールは2作品をリリシズム豊かに踊り、ロンドンのバレエ関係者やバレエ・ファンを魅了。終演後は楽屋口に集まった多くのファンにサインを求められていた。
公演の詳細はたくさんのオリジナル写真と共にワールド・レポートで後日ご紹介する予定。

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