【ニュース】ダーシー・バッセルが大英帝国勲章DBEを授与された

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香月 圭 text by Kei Kazuki

月4日、元英国ロイヤル・バレエのプリンシパル、ダーシー・バッセルが、大英帝国二等勲爵士(デイム・コマンダー DBE)をエリザベス女王よりロンドンのバッキンガム宮殿で授与された。20年に及ぶ輝かしいバレリーナとしてのキャリアの大半を占める英国ロイヤル・バレエのプリンシパル時代の功績と、舞踊界への貢献が評価された。
バッセルは「全く予想していなかったのでとても驚きましたが、私は今でもバレエ界を支援しており、今回の受勲は自身が関わっているすべての舞踊関連団体が評価されたと考えています。」(シャーロット・ディーン2018年5月4日付Daily Mail Online)とコメントしている。今回、歌手のポール・マッカートニーもバッセルと同時叙勲となった。
バッセルは1995年に大英帝国四等勲爵士(オフィサー OBE)、2006年に大英帝国三等勲爵士(コマンダーCBE)を受勲している。
2007年にロイヤル・バレエのプリンシパルの座を退いてからもバッセルの活動は多岐に渡っている。2012年のロンドン五輪閉会式ではクリストファー・ウィールドン振付の"Spirit of Flame"を踊った。現在、バッセルはロイヤル・アカデミー・オブ・ダンス総裁や英国ロイヤル・オペラ・ハウス・シネマ・シーズンやバレエ・ドキュメンタリーのプレゼンターを務めるほか、2012年より英国BBCで芸能人が社交ダンスを披露する人気TV番組「ストリクトリー・カム・ダンシング」"Strictly Come Dancing"の審査員としての出演などが知られている。

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