独創性と素晴らしいアイディアに溢れるベジャールの『くるみ割り人形』、母役を踊った渡辺理恵のサヨナラ公演となった
東京バレエ団モーリス・ベジャールの『くるみ割り人形』モーリス・ベジャール:振付バレエに革命をもたらした偉大な振付家、モーリス・ベジャールの没後10年記念企画の最後を締めたのは、チャイコフスキーの三大バレエの一つ『くるみ割り人形』。マリウス・プティパの台本による、少女が主人公のファンタジックな物語を、ベジャールは、母を亡くした7歳ころの自身を主人公にした自伝的な作品に作り替えた。ビムと呼ばれていた少
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2018/01/10掲載