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アンジェラ・加瀬 text by Angela Kase 
[2009.03.10]

英国舞台批評家協会賞2009が決まる

Critics' Circle National Dance awards 2009
英国舞台批評家協会賞2009 

 去る1月26日、ロンドン サドラーズ・ウェルズ劇場で英国舞台批評家協会賞の発表が行われた。
クラシック・バレエ関係では、ボリショイ・バレエ団関係の受賞が目立った昨年とは一転し、今年はイギリスのバレエ団で活躍するダンサー、英国人振付家、イギリスのバレエ団団体が賞を独占した。
クラシック・バレエの部の結果は下記の通り。

  • 最優秀女性ダンサー:アグネス・オークス(イングリッシュ・ナショナル・バレエ団 ゲスト・プリンシパル)
  • 最優秀男性ダンサー:エドワード・ワトソン(英国ロイヤル・バレエ団 プリンシパル)
  • 最優秀バレエ団賞:イングリッシュ・ナショナル・バレエ団 
  • 最優秀振付作品:『エレクトリック・カウンターポイント』(クリストファー・ウィールドン)
  • スポットライト賞女性 : 崔由姫 (英国ロイヤル・バレエ団ソリスト)
  • スポットライト賞男性 : マーティン・ハーヴェイ (元英国ロイヤル・バレエ団)
  • 振付賞:クリストファー・ウィールドン(『エレクトリック・カウンターポイント』)
  • 海外バレエ団賞 : ニュ−ヨーク・シティ・バレエ団

 

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 去年のこの賞の発表直後、私は一部の受賞者に大いに異を唱えたものだが、今年は関係者・ファンの誰もが納得する結果となった。
今年、激戦であったのは最優秀男性ダンサー賞で、デニス・マトヴィエンコとフリーデマン・フォーゲル、エドワード・ワトソンというタイプの異なるダンサー3人がノミネートされ、誰が受賞してもおかしくはなかった。
女性スポットライト賞受賞の崔由姫は、賞を得た翌日にロイヤル・バレエ団『ラ・バヤデール』の主役ニキヤを踊り、タイムリーな受賞と共に話題を集めた。

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