ワールドレポート

2011年2月

2011年2月の記事一覧

オペラ座ダンサー・インタビュー:ジョゼ・マルティネス

ワールドレポート/パリ大村真理子(マダム・フィガロ・ジャポン パリ支局長)text by Mariko OMURAJose Martinez ジョゼ・マルティネス(エトワール)オペラ座引退後、スペイン国立舞踊団のディレクターに就任今年7月末にオペラ座を去るジョゼ。9月からはマドリッドに居を構え、スペイン国立舞踊団の監督業にいそしむことになる。とはいえ、3月は『コッペリア』、4月はマッツ・エックの『

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2011/02/10掲載

「プリセツカヤへのオマージュ」、イルゼ・リエパの圧巻の踊り

ワールドレポート/パリ三光 洋text by Hiroshi SankoGala Maïa Plissetskaïaマイヤ・プリセツカヤ ガラコンサート 「マイヤ・プリセツカヤへのオマージュ」12月6日にガラ公演「マイヤ・プリセツカヤへのオマージュ」がシャンゼリゼ歌劇場で行われた。全体のプログラムは最後に記した。 ドキュメンタリー映画の抜粋の上映が終わると拍手が沸き、平土間の観客が後ろを向いて立

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2011/02/10掲載

アンナを襲った心の危機、エイフマンの『アンナ・カレーニナ』

ワールドレポート/パリ三光 洋text by Hiroshi SankoEiflan Ballet Theatre de Saint-Petersbourg サンクトペテルブルク・エイフマン・バレエ劇場Boris Eifman ANNA KARENINE『アンナ・カレーニナ』トルストイの小説『アンナ・カレーニナ』(1877年)は映画、テレビに何度も翻案されてきたが、バレエにもマイヤ・プリセツカヤが

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2011/02/10掲載

神戸に根づく貞松・浜田バレエ団の『くるみ割り人形』

ワールドレポート/大阪・名古屋桜井 多佳子text by Takako Sakurai演出:浜田蓉子『くるみ割り人形』貞松・浜田バレエ団1998年から毎年クリスマス・シーズンに神戸市と神戸文化ホールが主催、2005年からは従来の「お菓子の国ヴァージョン」に加え、「お伽の国ヴァージョン」を一日ずつ上演している。貞松・浜田バレエ団の『くるみ割り人形』は、いまや神戸の冬に欠かせない。 さて、2010年は

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2011/02/10掲載

ラストが印象的だった宮下靖子バレエ『くるみ割り人形』

ワールドレポート/大阪・名古屋すずな あつこtext by Atsuko Suzuna構成・演出・振付:深川秀夫『くるみ割り人形』宮下靖子バレエ団宮下靖子バレエ団の『くるみ割り人形』というと、長年ハンス・マイスター版で上演されてきたが、今回初めて深川秀夫版で上演した。 深川版の『くるみ割り人形』には、独自の特徴がいろいろとあるのだが、その中でももっとも印象的だといつも思うのは、ラストが雪のシーンで

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2011/02/10掲載

見せ方を心得た小西裕紀子のクララ、桧垣バレエ『くるみ割り人形』

ワールドレポート/大阪・名古屋すずな あつこtext by Atsuko Suzuna演出・振付:小西裕紀子『くるみ割り人形』桧垣バレエ団今年のクリスマス・イブに観たのは、桧垣バレエの『くるみ割り人形』。 踊りを楽しめたのはもちろん、関谷弘志指揮、京都市交響楽団の演奏がとてもよくて、この後からクリスマスの間、私の頭の中では素敵な音色のこのチャイコフスキーの音楽が繰り返し鳴り続けていた。 そんなこの

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2011/02/10掲載

古典バレエにオリジナルな動きを効かす川口節子の振付

ワールドレポート/大阪・名古屋唐津 絵理text by Eri Karatsu演出・振付:ダマラ・ベネット、ヘンリー・バーグ、ヘンリー・バーグ、川口節子『くるみ割り人形』川口節子バレエ団今回で7回目を迎えた川口節子バレエ団の『くるみ割り人形』は、隔年で上演されてきたバレエ団の風物詩である。元々はサンフランシスコ・シティ・バレエスクール芸術監督のダマラ・ベネットと同じくバレエスクールのヘンリー・バー

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2011/02/10掲載

完成度の高い越智インターナショナルバレエ団『くるみ割り人形』

ワールドレポート/大阪・名古屋唐津 絵理text by Eri Karatsu演出・振付:ワレリー・コフトン、振付・指導:タチアナ・タヤキナ『くるみ割り人形』越智インターナショナルバレエ越智インターナショナルバレエの『くるみ割り人形』は今回で23回目。日本で最も長く上演し続けてきているバレエ団のひとつと言ってよいだろう。越智バレエのこの作品は、完成度と安定感において高いレベルを有している。今年は2

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2011/02/10掲載

歌舞伎とシェークスピアを現代的に融合させたパンク歌舞伎『マクベス』

ワールドレポート/大阪・名古屋唐津 絵理text by Eri Karatsu構成・演出:原智彦、振付:原智彦、瑞鳳澄依、永野昌也『マクベス』パンク歌舞伎元ロック歌舞伎「スーパー一座」で座長として一時代を築いた原智彦は、大須ロック歌舞伎を解散後、ハポン劇場プロジェクトを結成し、ロック歌舞伎の精神を受け継いだ公演を精力的に行ってきた。今回は名古屋能楽堂を舞台に、「ロック」あらため「パンク」歌舞伎と銘

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2011/02/10掲載

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