ワールドレポート

2010年7月

2010年7月の記事一覧

充実したコール・ドとベテランの熱演、初役の若手が活躍した『ラ・バヤデール』

ワールドレポート/パリ秀 まなかtext by Manaka ShuBallet de l'Opéra national de Parisパリ・オペラ座バレエ団Rudolf Noureev : La Bayadère ルドルフ・ヌレエフ 『ラ・バヤデール』『ラ・バヤデール』と言えば、第3幕の<影の王国>がパっと脳裏に思い浮かぶ。24人もしくは32人の精霊たちが1人ずつ坂を下り、勢ぞろいしてからも淡

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2010/07/12掲載

バレエ、フラ、朝鮮舞踊、コンテンポラリーなどジャンルを越えた様々なダンスの祭典

ワールドレポート/大阪・名古屋唐津 絵理text by Eri Karatsu2010 DANCE COMPANY UNICORNダンス・カンパニー・ユニコーン毎年6月に開催されているDANCE COMPANY UNICORN公演は、民族や様々なカテゴリーを越えて、純粋に「ダンス」そのものの素晴らしさにアプローチをしようとしているように思える。今年も3部に亘ってバレエ、フラ、朝鮮舞踊、ストリートを

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2010/07/12掲載

キリアンの『輝夜姫』気品あるルナヴァン、鼓童、雅楽などがアンサンブル魅了した

ワールドレポート/パリ三光 洋text by Hiroshi SankoBallet de l'Opera national de Paris パリ国立オペラ座バレエ団Jiří Kylián:KAGUYAHIME イリ・キリアン『輝夜姫』イリ・キリアンが1988年にネザーランド・ダンス・シアター(NDT)のために振付けた『輝夜姫』は、1991年にNDTの引越し公演でパリの観客に知られていたが、今回

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2010/07/12掲載

武藤天華のバジルを始め客席を沸かせた『ドン・キホーテ』

ワールドレポート/大阪・名古屋すずな あつこtext by Atsuko Suzuna浜田蓉子・貞松正一郎:振付『ドン・キホーテ』貞松・浜田バレエ団姫路で行われた貞松・浜田バレエ団公演。このバレエ団の『ドン・キホーテ』はゴルスキー版、街の人々がバレエの形式にとらわれずに生き生きと雑多に動き、"スペインの街角そのもの"といった雰囲気を創り上げるのが魅力だ。 キトリ役は、これまでにこの役を高岸直樹や貞

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2010/07/12掲載

舞台に幸せな雰囲気があふれた法村珠里のキトリ

ワールドレポート/大阪・名古屋法村牧緒:振付『ドン・キホーテ』法村友井バレエ団法村珠里とワディム・ソロマハ主演で上演された法村友井バレエ団の『ドン・キホーテ』。 今回の舞台を観て、このバレエ団にとって『ドン・キホーテ』は主要レパートリーのなかでも特に大切な作品とされているように感じられた。その理由は2つあり、1つはロシア・バレエを追求するバレエ団として、ロシアの人々が南国に憧れて創った人気の高い作

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2010/07/12掲載

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