インタビュー & コラム

コラム 針山愛美

針山愛美 〜バレリーナのベルリン日記〜 ヨーロッパのダンス事情をバレエダンサー目線でご紹介します。

コラム 針山愛美の記事一覧

雨の日が続いています

11月に入り雨の日が続いています。 冬時間に入り4時過ぎには薄暗くなってしまうので何だか余計に寒い感じがしますが、今月末にはクリスマスマーケットが並びますのでベルリンを明るく照らしてくれる筈です。 10月4日、5日 マリンスキー劇場の『海賊』を見に行きました。4日のキャスト メドーラ:ビクトリア・テレショキナ コンラッド:ダニール・コンスルトオフ アリ:アントン・コルサコフ ランゲデム:ミハイル

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2008/11/10掲載

「不思議の国のアリス」でシーズンが開幕しました

9月13日 「不思議の国のアリス」でシーズンが開幕しました。 2時間休憩なしですが、子供も大人も飽きが来ないとても楽しい、エンターテインメント性に溢れた作品です。 昨年に引き続きコーミッシュオーパーで11回公演の予定です。 9月14日 シアターF40でニジンスキーの演劇を見に行きました。 普段はなかなか演劇を見に行く機会がなかったのですが、知り合いの方が演出だったので行ってみる事にしました。

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2008/10/10掲載

ベルリン国立バレエ団2008-2009のシーズンが始まりました

8月11日から16日 Yバレエスタジオで講習会させていただきました。 いつも教えながら思う事なのですが、生徒の皆様からも学ぶ事が多いです。 今回もいろんな点で逆に勉強させていただきました。 素朴な質問などを初心に戻り考える事で、逆に自分もどの筋肉をどう使っているのか、など再確認することができます。 Yダンスカンパニー以外もいろいろな方にお世話になり充実した夏でした。 本当に有難うございました。

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2008/09/10掲載

今回は日本からお送りします

ベルリン国立バレエ団は只今夏休み。皆思い思いの夏を楽しんでいることと思います。 6月28日 ベルリンからグラナダへ。 テーゲル空港に集合し、エアベルリン(航空会社名)でマラガまで約2時間飛行。 マラガからバスで2時間、ようやくグラナダに到着したのは22時ごろでした。 マラーホフ監督や、ポリーナ・セミョーノワなども皆バスで一緒に行きました。 ホテルはアーハンブラ宮殿のすぐ近くだったので山の上。 走

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2008/08/10掲載

2007~2008年シーズンが終わりました

2007~2008年シーズンが終わりました。バレエ団は6週間の夏休みに入ります。 来シーズンは8月に始まります(本番が始まるのは9月です)。 6月7日 「リング」の今シーズンラストの本番 ジークフリード:ミカエル・バンテェフ ブリューヒュンデ:ナディア・サイダコーワ ローゲ:ライナー・クレンシュテッター この日の公演は皆心をこめて故ベジャールさんの為に捧げました。 3年前、ベジャールさんが3週間

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2008/07/10掲載

シーズンも残すところ1ヶ月となりました

6月に入り2007~2008年のシーズンも残すところ1ヶ月となりました。5月14日 国立歌劇場のオペラ部門の芸術監督ペーター ムスバッハが解雇されました。 現在時期候補を探しているそうです・・・。5月18日 『With out Tutu』の初日でした。 まず最初は 「The Vertiginous Thrill of Exactitude」 振り付け、ライト:William Forsythe 音楽

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2008/06/10掲載

ベルリンは今最高の気候です

年々増え続ける観光客やベルリン市民、外でカフェを楽しむ人の姿や、公園や博物館を散策する人々で賑わっています。 4月6日 日本でYダンスカンパニーの公演にライナー・クレンシュテッターと飛び入り参加。4日は「チャイコフスキー」の本番で、ライナーは主役だったので大変でした。 今回は日本で「くるみ割り人形」のグラン・パ・ド・ドゥなど踊りました。 5日の朝、家を5時半に出て、7時にベルリンを出発。日本には

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2008/05/10掲載

春の到来です

4月になりました。 私が最も好きな季節、春の到来です。 3月は久しぶりにロシアを訪れたり、ベルリン国立歌劇場でフェスティバルが行われたり、芸術を満喫しました。 3月9日、14日 「チャイコフスキー」の公演でした。 この両日、セカンドキャストに交代しました。 チャイコフスキー:ミカエル・バンテェフ チャイコフスキーの影:ビスラウ・デュディック メック:ビアラ・ナテェワ 妻:エレナ・プリス 3月15

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2008/04/10掲載

暖かくすごしやすいと思っていたら・・

今月は、今年の冬は暖かくすごしやすいと思っていたら急に雪が降ったり、ストライキで交通機関が麻痺したり、明日が予想できないベルリンからお届けします。 2月13日~16日 berlintanzolympが開催されました。 若いダンサーのためのダンスコンクールです。 クラッシックのほかに、コンテンポラリー部門、民族ダンス部門に分かれ、カテゴリーもプロフェッショナル部門、ノンプロフェッショナル部門に分か

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2008/03/10掲載

マラーホフ監督復帰で、嬉しい2008年のスタート

今月はマラーホフ監督復帰で、バレエ団も嬉しい2008年のスタートとなりました。 1月9日 ベルリン国立バレエのリハーサルが4時半まであり、その後ハンブルグへ直行。 ハンブルグへはベルリンから300キロ、10分ほど遅れてしまいましたが、ハンブルグバレエの「くるみ割り人形」を見に行きました。 ノイマイヤーの「くるみ割り人形」は初めてでしたが、さすがオリジナリティーがありとても面白かったです。 ダンサ

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2008/02/10掲載

あっという間の1年でした

2008年になりました。 本当にあっという間の1年でした。2007年12月の日記をお届けします。 12月2日 去年に引き続きペルミバレエ学校が来独しました。 この日は自分の「バランシンの夕べ」の公演があったので最後まで見ることが出来ませんでしたが、若い才能を垣間見る事が出来ました。 バレエ学校御一行は、本番の朝にハンブルグからバスで到着し、そのままバレエ学校の先生やスタッフ、生徒達でセットを組み

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2008/01/10掲載

2007年 ベルリン訪問記

5月27日よりロンドンに出張に行く予定があり、その帰りにベルリンに寄ってきました。着いたその日、ベルリン国立バレエ団の針山さんにお会いしいろいろ近況など報告しあった後、針山さんのご好意によりベルリン国立歌劇場でオペラのゲネプロを鑑賞しました。モーツァルトの「皇帝ティートの慈悲」という日本ではあまりなじみのない演目でしたが、主要人物は中世の衣裳、そのほかの登場人物は50~60年代の労働者階級の衣裳を

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2007/12/31掲載

クリスマスマーケットがベルリンを明るく暖かく飾っています

12月になりました。 クリスマスマーケットが並び、ベルリンを明るく暖かく飾っています。 4時ごろにはもう暗くなってしまい、リハーサルが終わると日を逃してしまったような気分になりますが、マーケットで温かいワインやソーセージを囲んで賑わっている人々を見ると何だか暖かくなるこの頃です。マラーホフ監督は最近レッスンにも姿を見せ、膝の回復も良好のようです。11月2日、4日「眠れる森の美女」本番「眠れる森の美

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2007/12/10掲載

ベルリンにも冬到来です

10月に入りました。夜は0度前後になることもあり、ベルリンにも冬到来です。今月の目玉はボリショイバレエ団のベルリン公演です。ベルリンでは10月16日から2週間、光の祭典が開催されました。街の見所がアーティストによってライトアップされ、素敵なベルリンの夜景を満喫できました。ベルリン光の祭典、テレビ塔10月2日、8日 「ジゼル」本番 ジゼル:ベアトリス・クノップ、アルブレヒト:ドミトリー・セミョーノフ

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2007/11/10掲載

ベルリンは真冬のよう。。。

10月に入ったところですがコートを着ている人が殆どです。 日本は紅葉が美しい頃でしょうね。。。アレクサ大型ショッピングモール オープンベルリン国立バレエ団2007~2008シーズンの公演初日。 『不思議の国のアリス』がコーミッシュオーパーで上演されました。 コーミッシュオーパーにはよくオペラを見に来ていましたが、私自身とても好きな劇場です。 ロビーも素敵ですし、中もそれほど大きくなくこじんまりとし

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2007/10/10掲載

2007ー2008シーズンが始まりました!!!

ベルリンの8月私は日本で舞台があったので、1日遅れで到着しました! 本当は、、、8月20日 シーズン初日でしたが、、、 8月21日 久しぶりのバレエ団。 皆、真っ黒に日焼けしていて吃驚しました。 夏を満喫して、元気一杯。。と言った感じです。 南国や、キューバ、ブラジル、ヨーロッパ国内、アメリカ、、、、、皆それぞれいろんな場所でバカンスを楽しんだようです。 何名か新しいダンサーも加わりました

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2007/09/10掲載

ベルリンの様子を日本からお届けします

7月1日から7月2日南ドイツのレーゲンスブルグで野外公演がありました。 Thurn-und-Taxis-Kleinkunst-Festival Open air Villapark-Festival というフェスティバルに参加したのですが、バレエの他にオペラやクラッシクのコンサート、ジャズなど10日位にわたって行われました。 これが、2006-7シーズンのベルリン国立バレエ団の最後の公演です。 6

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2007/08/10掲載

夏日が続くベルリンですが・・・

夕方になって毎日のように夕立・・・しかも雷と稲妻を伴ってのすごい大雨になる日が多いのはヨーロッパの特徴です。話題のクヌート君(新聞から)6月1、4、6日『マノン』本番でした。 キャストマノン:ポリーナ・セミョーノワデグリュー:ロナルド・サフコービッチレスコー:マルチン・ブツコ 3カップル違ったキャストの『マノン』を袖から、、、舞台上から見ていましたが、各々やはり違った解釈や表現法があり、すごく勉強

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2007/07/10掲載

緑がより深く美しい季節になりました

今月もベルリンからいろんな話題をお届けします。 5月1日、4日 『シルビア』の本番、キャストは4月号のプリミエキャストと同じでした。 5月10日 『マノン』の本番。 5月は国立歌劇場は『マノン』一色で『マノン』一色です。 昨日9日はオペラの『マノン』、続いてバレエの『マノン』、オペラもバレエもマスネ作曲となっていますが、音楽は全く違います。 オペラ、バレエと見比べる事ができて面白いです。ベル

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2007/06/10掲載

今月はバレエ、音楽会からオペラまでお届けします

4月1日から12日まで マーラーフェスティバル。 マーラーのシンフォニーを1番から9番まで、大地の歌を含め10日間にわたってほぼ毎日聞きに行きました。 指揮はダニエル・バレンボイムとピエール・ブーレツが交代で、オーケストラは勿論シュタッツカペル(ベルリン国立歌劇場)でした。  1日 シンフォニー1番:バレンボイム指揮  2日 シンフォニー2番:ブーレツ指揮  3日 シンフォニー3番:ブーレツ指揮

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2007/05/10掲載

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