インタビュー & コラム

インタビュー

ダンサーや役者、舞台監督や脚本家まで、今ダンス業界で旬な人々に直撃取材!

インタビューの記事一覧

「スタントン振付『蝶々夫人』は音楽も振付も素晴らしく、踊るたびに新しい人物像が私の中から現れてきます」加治屋百合子(ヒューストン・バレエ:プリンシパル)=インタビュー

ヒューストン・バレエのプリンシパルとして活躍する加治屋百合子が、休暇で一時帰国した。加治屋といえば、アメリカン・バレエ・シアター(ABT)のソリストとしての活躍が思い出されるが、2014年にヒューストン・バレエにファーストソリストとして移籍し、移籍直後の11月にプリンシパルに昇格した。日本ではあまり知られていないヒューストン・バレエだが、ABT、ニューヨーク・シティ・バレエ、サンフランシスコ・バレ

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2017/08/22掲載

公演直前インタビュー「ルグリ・ガラ〜運命のバレエダンサー」に出演するボリショイ・バレエのスター、オリガ・スミルノワ=インタビュー

――「ルグリ・ガラ〜運命のバレエダンサー〜」では、Aプロ、Bプロで4演目踊られます。マニュエル・ルグリとの出会いについてお話ししてください。スミルノワ マニュエル・ルグリがパリ・オペラ座のエトワールとして、一つの時代を築いた偉大なダンサーだったことは、もちろん知っていました。モスクワで行われたガラ・コンサートの時に、今後、チャンスがあれば、ぜひ一緒に仕事がしたい、と言われました。そしてその時にはす

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2017/08/07掲載

8月に「ルグリ・ガラ〜運命のバレエダンサー〜」で4演目を踊る、ワディム・ムンタギロフ=インタビュー

――8月に開催される「ルグリ・ガラ」を主宰するマニュエル・ルグリとの出会いについて教えてください。ワディム マニュエルには「世界バレエフェスティバル」の時にお会いしました。私が『海賊』のパ・ド・ドゥを踊った時に、舞台の袖で僕の踊りを彼が見ているのに気がつきました。踊るたびに毎回、そこで彼は僕を見ていてくれたのです。そして公演の後に、僕のところに来て「ウィーン国立バレエの次のシーズンにルグリ版の『海

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2017/07/25掲載

ニューヨークのリンカーンセンター・フェスティバルで『Sleeping Water』を上演する:勅使川原三郎=インタビュー

毎年夏に行われるニューヨークのリンカーンセンター・フェスティバルには、世界各国から完成度の高い、実績の定着したカンパニーが招聘されて公演する。今年は日本人振付家、勅使川原三郎が自らのカンパニー、KARASに現パリ・オペラ座バレエの芸術監督、オーレリー・デュポンをゲストに招いて、新作『スリーピング・ウォーター(Sleeping Water)』を上演する。この機会にお話を伺った。『Sleeping W

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2017/07/14掲載

オーロラ姫を踊った後、5日間空けてカラボスを見事に踊り、喝采を浴びた:米沢唯インタビュー

----米沢さんは『Ballet Princess』の6月4日の金沢公演でオーロラ姫を踊られましたが、本当に素晴らしかったです。地方公演はどちらかというと幕間も少しざわついた感じが残っていたりしますが、米沢さんのオーロラ姫が登場すると同時に、観客の視線が舞台に集中し良い緊張感が会場に広がりました。改めて「ダンスの力」というものを実感させていただきました。米沢 ありがとうございます。たくさんのお客様

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2017/06/24掲載

「ルグリ・ガラ〜運命のバレエダンサー〜」について:マニュエル・ルグリ=インタビュー

――ルグリさんは、オペラ座のエトワールの時代からウィーン国立歌劇場バレエ団の芸術監督に就任されても、自身が主宰する多くのグループ公演を日本で行ってきました。今回の「ルグリ・ガラ〜運命のバレエダンサー〜」が、今までのあなたの公演と違うところはどういうところでしょうか。特別な想いがあれば聞かせてください。ルグリ 今回、皆様にお見せしますのは、マニュエル・ルグリのこれまでの姿、現在の姿のまとめ、と言った

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2017/06/22掲載

インタビュー:DIAMOND☆DOGS 森新吾/間も無く開幕 博品館劇場『ダンスカンタービレ』

鮮やかダンスと伸びやかな歌を武器とする7人の男性ユニット DIAMOND☆DOGSのメンバーとして活躍する森新吾が、構成・演出・振付を手がける「ダンスカンタービレ」が、5月18日から21日まで東京・博品館劇場にて上演される。 出演は森新吾の他、元宝塚歌劇団月組トップ娘役の風花舞をはじめ、AKB48・NMB48卒業生の梅田彩佳、現AKB48の藤田奈那ら8名の女性ダンサー。この他日替わりゲストとして、

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2017/05/12掲載

ミラノ・スカラ座に研修に行き、伝統ある舞台芸術の素晴らしさを学んできました!

伊藤範子(谷桃子バレエ団)インタビュー----ミラノ・スカラ座バレエ団とバレエ・アカデミーに11月15日から2月2日まで約三ヶ月間、文化庁の在外研修員として派遣されましたね。その様子をお聞かせください。伊藤 スカラ座バレエ・アカデミーは、1年生(8歳)〜8年生(18歳)まであり、在校生は男子74名、女子101名、合計175名います。12月にミラノのピッコロ劇場で『シンデレラ』をジュニア・カンパニー

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2017/04/08掲載

バランシン版『白鳥の湖』で美しい踊りを見せた:ニューヨーク・シティ・バレエ プリンシパル、テレサ・ライクレンにインタビュー

ニューヨークの舞台から約10年離れていた私が、久しぶりにニューヨーク・シティ・バレエの舞台を見た時に、バランシンの「ウィンナー・ワルツ」を使った作品で際立ったダンサーがいた。テクニックに走りやすい昨今のバレエの舞台で、わずかな手の動きにも豊かな情緒があり、動きに表情があって、これは誰だろうと思った。そして今年に入って同カンパニーの冬の公演を見た時、やはりバランシンの『白鳥の湖』があった。たまたまオ

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2017/03/07掲載

新世代ダンサーの騎手:木村優里(新国立劇場バレエ団ソリスト)=インタビュー

----木村さんは、入団前に『白鳥の湖』ルースカヤ役で出演し、2015年に新国立劇場バレエ団にソリストとして入団されて『くるみ割り人形』の金平糖の精、チャコット主催公演『バレエ・プリンセス』の白雪姫、そして『ドン・キホーテ』のキトリと、他にも今までたくさん踊ってこられました。デビューされてからを振り返っていかがでしょうか。優里 多くのチャンスをいただきまして、感謝しています。不安はありましたが誠意

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2017/03/02掲載

最新インタビュー=ニーナ・アナニアシヴィリ「私のクラシック・バレエの最後のステージを踊ります」

20世紀から21世紀にかけて、世界のバレエ・シーンを華やかに彩ったニーナ・アナニアシヴィリ。日本のバレエファンを魅了したニーナが「私のクラシック・バレエの最後のステージです」と語る。 <ニーナ・アナニアシヴィリの軌跡〜最後のクラシック・ガラ>が、2017年3月に公演される。これに先立って、ニーナの薫陶も受け尊敬の念も篤い針山愛美が彼女の故国グルジア(ジョージア)で、舞踊家としての熱い想いを聞いた。

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2016/12/01掲載

公演直前インタビュー/西本智実:チャイコフスキーの音楽やホフマンの原作、デュマの翻案した物語に立ち返って『くるみ割り人形』を、今日の世界に甦らせます

-----今回、イルミナート・バレエとして『くるみ割り人形』を上演演目に選ばれたのはどうしてですか。西本 前回は2014年、15年に『白鳥の湖』を上演しました。これはイルミナート・バレエとしての最初の公演ということで、ワガノワ・メソッドを中心に統一的なフォームを作ろう、ということがありました。もちろん、音楽的なことも含めてです。 『くるみ割り人形』をとりあげたのは、私が2007年からダボス会議に参

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2016/08/15掲載

公演直前インタビュー/西田佑子:イルミナート・バレエの『くるみ割り人形』は、音楽と密接な関係を作って踊るのでとても楽しみしています

----西本智実さんが芸術監督と演出、指揮をなさるイルミナート・バレエには何回か出演されていますね。西田 はい、昨年、初めて出演しまして『白鳥の湖』の黒鳥を踊りました。今回の『くるみ割り人形』にも関西出身の方が多く出演しておられて、稽古場では関西弁が飛び交っていました。振付は大力小百合さんと玄玲奈さんがなさっていて、私は今は東京なので毎回参加できているわけではないのですが、西本さんの演出に基づいて

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2016/08/15掲載

「エトワール・ガラ」開幕直前インタビュー:バンジャマン・ペッシュ

2005年にスタートし8月に5回目を迎える「エトワール・ガラ」。アーティスティック・オーガナイザーを務めるバンジャマン・ペッシュが公演直前に緊急来日。早速、最新のインタビューをお届けします。 ----「エトワール・ガラ」は今回が5回目、10年以上続いているということですけれど、長い期間続けるというのは素晴らしいことですね。毎回クラシックやコンテンポラリーの多様な作品をプログラムされていますけれど

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2016/07/14掲載

オーレリ・デュポンとともにこの夏来日し指導を行うパリ・オペラ座バレエ団教師 アンドレイ・クレム インタビュー

----- この夏に日本でバレエの指導してくださるとのこと、うれしく思っております。 今回、日本の子どもたちに指導しようと思われたきっかけは何ですか。クレム 今回、日本のダンサーのみなさんを指導する機会を得て、とてもうれしいです。 日本のバレエ文化が、この30年ほどで飛躍的に発展したことに心をうたれたことがきっかけです。私は1985年、まだボリショイ・バレエ・アカデミー(ボリショイ・バレエ学校)の

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2016/05/26掲載

オニール 八菜=最新インタビュー「マリインスキーの舞台は、観客がほんとうにバレエが大好き、という心が伝わってきてとても良かったです!」

----3月にガルニエ宮でのジャスティン・ペックの『イン・クリーシズ』に出演されましたが、たのしそうにグループの中心で踊っておられたのが印象に残りました。オニール そうですか(微笑)。出演が決まったのは今年に入ってからです。練習は振付家本人の指導でした。最初に初演ダンサーたちが来て教えてくれて、最後の一週間半くらいはジャスティンが来てコーチしてくれました。他のプログラム(ラトマンスキー、バランシン

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2016/05/16掲載

英国ロイヤル・バレエ来日直前インタビュー プリンシパル・ダンサー、サラ・ラム=インタビュー

----お疲れのところ、ありがとうございます。今年6月の英国ロイヤル・バレエ団の来日公演では『ジゼル』と『ロミオとジュリエット』を上演する予定になっています。サラ・ラムさんは世界バレエフェスティバルでも『ジゼル』を踊られました。『ジゼル』を踊る上で一番大切なポイントはどういところでしょうか。サラ・ラム 『ジゼル』というバレエはとても繊細なのですが、同時に非常に活き活きとしている部分、生きること、人

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2016/04/22掲載

『ありか』公演直前 島地保武=インタビュー

----今回の新作『ありか』の公演に際して、ラッパーの環 ROYさんと創作することになったきっかけを聞かせてください。 島地 出会う以前から彼の音楽は聴いていました。2013年に発表した、アルトノイ(酒井はなさんとのダンス・ユニット)の新作で蓮沼執太さんという音楽家に劇伴を依頼したのですが、環 ROYさんは蓮沼さんの友人としてその公演を観に来ていたんです。そこから交流がはじまりました。彼は、多く

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2016/04/18掲載

『HYBRID Rhythm & Dance』公演直前平山素子=インタビュー

スペイン、バスク地方の伝統打楽器「チャラパルタ」とアイヌに伝承されている唄、そして私たちのダンス----今回の公演タイトルは『HYBRID』ということですが。 平山 いわゆる共同作業ではなくて、HYBRID、種の違うものを掛け合わせながら新しいものを生む、そういう気持ちで臨んでいます。 バスク地方の伝統打楽器「チャラパルタ」による音楽とアイヌに伝承されている唄と、私たちのダンスを組み合わせる、伝承

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2016/03/23掲載

一夜限りの特別公演『Ballet Princess 〜バレエの世界のお姫様たち』がまもなく開演!インタビュー=ニ山治雄&五十嵐愛梨(青い鳥のパ・ド・ドゥ)

クラシック・バレエの代表的プリンセス、オーロラ姫、シンデレラ、白雪姫が、ひとつの物語を語りながら踊る『Ballet Princess〜バレエの世界のお姫様たち』公演(演出・振付/伊藤範子)が、3月31日に幕を開ける。 この公演は、3人の美しいバレエ・プリンセスたちとともに、バレエを愛する人たちのために展開する、一夜限りの特別公演。谷桃子バレエ団シニアプリンシパルで振付家の伊藤範子の演出・振付により

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2016/03/08掲載

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