インタビュー & コラム

コラム 針山愛美

針山愛美 〜バレリーナのベルリン日記〜 ヨーロッパのダンス事情をバレエダンサー目線でご紹介します。

コラム 針山愛美の記事一覧

7月、ベルリンは日が長く22時位まで明るい日が続いています。

6月19日(22日、7月1日も同キャスト) 『バヤデルカ』の復活公演初日。 <キャスト> ニキア:ベアトリス・クノップ ソロル:ドミトリー・セミョーノフ ガムザッティ:エリザ・カブレラ 今回は、デザインは以前と同じですが、衣装を全部新調しました。新しい衣装で踊れるのは気持ち良かったです。 マラーホフ監督は、全公演を袖からご覧になっていました。 ニキアのベアトリスは情感溢れる素晴らしい演技でしっく

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2010/07/12掲載

国立歌劇場がついに改装のため一時閉鎖に入りました。

私が来てから5年、いつも舞台を共にしてきたステージをもう見ることはありません。。。 本当に寂しいです。 やっと夏日が訪れたベルリンよりお届けします。 5月8日 ダンスサミットが始まりました。 <エイズガラの公演> ウリヤーナ・ロパートキナは今回出演されませんでしたが、それ以外はシーズンの初めに上演されたオープニングガラと内容、プログラムは同じです。 幕開けは「ショピニアーナ」、その後「ソファ」

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2010/06/10掲載

緑が美しい季節になりましたね。

日本はゴールデンウイークも終わり、またいつも通りの日々が始まった頃でしょうか? ベルリンも日が長くなり、夜9時を過ぎても昼のようです。先月で少し触れたロシア公演の続きですが、4月9日 ヤスカラワではガリーナ・ウラノワ フェスティバルの最終日の公演。 ウラノワのポートレイトがステージの真中上に掲げられ、彼女が見守る中、公演が素晴らしい雰囲気で行われました。この劇場の監督は、元ボリショイバレエのスター

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2010/05/10掲載

4月に入りました。

3月は「ラ・ペリ」の公演が計3回。 3月11日 「ラ・ペリ」本番 <キャスト> ペリ:ヤナ・サレンコ ムハメッド:ウラジミル・マラーホフ 当初予定されていたディアナ・ビシニョーワが来られなくなったので、ヤナ・サレンコがマラーホフ監督と踊りましたが、とても似合っていてカップルとしてもとっても良かったです。 ヤナは存在が、妖精そのものでした。 ペリは毎回沢山のお客様が見に来てくださり、満員御礼が続

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2010/04/12掲載

春の気配を感じる3月になりました。

2ヶ月以上雪が降り続き、氷となっていた通りも元通りになりほっと一安心です。2月17日から20日AMZOLYMPが開催されました。 今年で7回目を迎えたこのコンクールが今年も熱気に包まれ素晴らしい若いダンサーの才能を垣間見ることが出来ました。 今年も500人位の参加者がありました。 17日はプライベート学校 18日は国立バレエ学校 19日は民族舞踊グループもしくはソロとモダンに分かれて審査されました

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2010/03/10掲載

寒い日が続くベルリン。

今年に入ってからもずっと雪景色が続いています。道はアイススケートのように滑り本当に危険。 その様な日々が続いても芸術は熱いです。 1月10日、(26日も同キャスト) 『チャイコフスキー』の本番。 この日は、ポリーナのデビュー公演でした。 <キャスト> チャイコフスキー:ライナー・クレンシュテター チャイコフスキーの妻:ポリーナ・セミョーノワ エック:ビアラ・ナテェワ チャイコフスキーの影:イ

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2010/02/10掲載

2010年!!!本年も宜しくお願いいたします!!

今年は1月1日から本番でしたのでゆっくりする時間がありませんでしたが毎年のことですので新年も大晦日も普通どおり過ごしました。まずは12月の話題から。。。 12月11日、15日 本年度の『くるみ割り人形』の公演が始まりました。今シーズンは殆どの公演がドイツオペラで行われます。 <キャスト> マリア:リュドミラ・コノワノワ プリンス:マリアン・ワルター 例年上演していますが、パトリス・バルト版です。

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2010/01/12掲載

2009年も残すところ数週間となりました。

11月12日『EONNAGATA』を見ました。Berliner Festspiele主催の公演。シルヴィ・ギエムがベルリンで公演すると言うまたとない機会でした。ダンサー&振り付けSylvie GuillemRobert LepageRussell Maliphant18世紀のフランス、Chevalier d Eonという人物と歌舞伎のonnagata(女形)をかけて題名になったようです。ところどこ

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2009/12/10掲載

11月はベルリン壁崩壊20周年記念イベントで盛り上がっています。

20年たって目まぐるしく変化を続けるベルリン。 日に日に魅力的な都市に変わりつつあります。 10月10日 エッセンで公演を見ました。 作品名:『Tanzhommage an Queen』クイーン 振り付け:Ben Van Cauwenbergh ステージング:Dimitrii Simkin 衣装:Ben Van Cauwenbergh Aalto-Theater 再演 04.09.2009

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2009/11/10掲載

ベルリンもすっかり秋

ベルリンもすっかり秋。。。秋を通り越して冬のような寒さです。音楽やオペラのシーズンも始まり芸術満載の秋になりました。9月17日、18日、19日デュッセルドロフで、もう既に19回目を数える「Altstaatsherbst」というフェスティバルに出演しました。デュッセルドロフの町中いたる所にポスターが貼ってあり、町をあげての大きなイベント。「Gaikotu」という作品に出演しました。45分の作品で出演

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2009/10/13掲載

ベルリン国立バレエ団2009 - 2010年シーズンがスタートしました。

8月日本では世界バレエフェスティバルを見ることが出来ました。 ベルリンからはポリーナ・セミョーノワとヤナ・サレンコ、そして監督のウラジミル・マラーホフが出演していました。ヤナは夫のマリアンと息子のマレイと共に家族で来日。 モスクワ、ニューヨーク、サンクトペテルブルグ、ハンブルグ、シュツットガルト、ロンドン、など現地でのバレエ団で見たことがあるダンサーたちが、ここ東京に集まって公演するのはバレエフェ

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2009/09/10掲載

今月はベルリンのシーズンは夏休み中!

現在日本に居ますがNYの様子などお届けしたいと思います。7月5日久しぶりのアメリカへ。 ドキドキしながら入国。 何しろ最近入国審査が厳しくなっているのでグリーンカードで入国できるか心配しましたが無事パスポートコントロールを通過し、妹真実の新しい新居へ向かいました。 マンハッタンを一望できるすばらしい景色。。。バカンスに来た気分で妹との再会を楽しみました。 真実の家は3階立ての大きなコンドミニアムに

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2009/08/10掲載

7月に入りバレエ団は休暇に入りました。

フィルハーモニーやオペラなどバレエ団以外もシーズンオフで、暫く芸術公演はゲストカンパニーなどがベルリンにやってきて公演します。 暑くなったり寒くなったり、本当にわからないお天気が続いていましたが、7月に入り30度を超える日が数日続きやっと夏!外ではバーベキューパーティなどよく見かけるようになり、観光客も増えホリデームードです。6月11日 山海塾Sankaijyukuのベルリン公演を見に行きました。

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2009/07/10掲載

5月のベルリンは引き続き三寒四温。

素晴らしい快晴だと思っていたら5分後に大嵐に、、、なんて事が多々あり困ります。。。いつも傘を持参しています。しかし今日昨日辺りからやっと夏の空気が漂ってきました。5月15日『眠れる森の美女』本番。<キャスト>オーロラ:ポリーナ・セミョーノワデジレ:ウラジーミル・マラーホフ5月16日ベルリン・フィルハーモニーのコンサートに行きました。指揮は小沢 征爾さん。メンデルスゾーンの『Elias』を9人の歌手

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2009/06/10掲載

気持ちのよい季節になりました。

私の一番好きな季節がやってきました。 今月は国立歌劇場ではフェスティバルやロングナイトデーなど催しが続きました。 4月10日 ミラノスカラ座のオーケストラがバレンボエムと競演しました。 バレンボエムはミラノスカラ座とベルリン国立歌劇場の両方の監督を務めています。 ヴェルディの『レクイエム』、素晴らしい響きと音質、演奏で流石という感じ。 ドイツの音色とは又少し違ってシュタッツカペルと聞き比べるのが

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2009/05/11掲載

私の一番好きな月でもある4月に入りました。

日本は桜が綺麗に咲いている頃だと思いますが、ベルリンも春の空気が感じられる季節になりました。3月8日、11日、27日 『チャイコフスキー』本番 キャスト チャイコフスキー:ウラジーミル・マラーホフ チャイコフスキーダブル:ロナルド・サフコービッチ 婦人:ナディア・サイダコーワ メック:ベアトリス・クノップ 私の好きな作品でもあるチャイコフスキーの人生を描いたバレエ。 タイトルロールのマラーホフさ

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2009/04/10掲載

まだまだ冬の空気が漂っています

3月ですが、時々雪が降りまだまだ冬の空気が漂っています。 2月8日から15日はバレエ団がお休みでした。 皆各自休暇で旅をしたり、自分の国に帰ったり満喫したようです。 私は1週間日本で過ごしました。 やはり久しぶりに帰ると色んなことに感動します。。。日本ほど便利で綺麗な国はないと改めて思いました。 9日に日本に到着しましたが、夜にちょうどベルリン放送響のコンサートがあり、私が先日ベルリンで聞いて

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2009/03/10掲載

美しく寒い冬のベルリンです

あっという間に1月が終わり2月に入りました。今年の冬は厳しく雪も沢山降り美しく寒い冬のベルリンです。 グリーンウイークという国際食見本市に続き、ベルリン映画祭が始まりました。 観光客やスター達、インターナショナルな人々でベルリンは常に賑わっています。バレエ団は1月はチャイコフスキー月間、『くるみ割り人形』と『白鳥の湖』を上演中です。 1月2日から12日 ベルリンtanztage2009が開催され

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2009/02/10掲載

今年は銀世界で迎えました

2009年も宜しく御願い致します。 今年は銀世界で迎えました。 クリスマスは比較的暖かかったのですが、新年はマイナス10度、雪が積もり銀世界の美しい朝でした。 1月の5日からは連日マイナス15度からマイナス20度の日が続いています。 本当にモスクワに住んでいた時代を思い出す寒さです。 空気はフレッシュで気持ちが良いですが、、、、さすがに15分も外にいると少し辛いです。12月に入り、ベルリン国立バレ

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2009/01/10掲載

2008年も最後の月を迎えました

早いもので2008年も最後の月を迎えました。 残り少ない日々を悔いの無いよう過ごしたいと思います。 11月11日、18日 『シルフィード』の本番。 この両日のキャストは シルフィード:ナディア・サイダコーワ ジェームス:ウラジーミル・マラーホフ グーン:ジーヌ・タマズラカウ ナディアもマラーホフ監督もベルリンでは初めてのシルフィードでした。 マラーホフ監督は膝の心配は全く無いようでジャンプも素晴

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2008/12/10掲載

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