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[2008.02.10]

第36回ローザンヌ国際バレエコンクール入賞 高田茜さんインタビュー

第36回ローザンヌ国際バレエコンクール入賞の高田茜さんに、喜びの声を聞くことだできたので、早速、速報します。

2月3日、ローザンヌ市ボーリュー劇場で、第36回ローザンヌ・バレエ・コンクールの決勝が行われた。世界各国から集まった15歳から19歳までの出場者のうち、決勝に残ったのは21人。そのうち8人が賞を授与された。
今年賞を授与された日本人は東京都出身の高田茜さん(17歳)ただ1人。スカラシップ賞(バレエ団研修賞)とオーディエンス賞(観客が選ぶ「最も好きなダンサー」)の二冠に輝いた。
高田さんは東京江戸川区の高橋洋美バレエ・スタジオ所属。2006年1月に、NBAコンクールで審査委員長賞を受賞し、チャコットの奨学金でボリショイ・アカデミーに留学。現在留学2年目になる。

「ジゼル」

ご本人にお話をうかがってみた。
「NBAコンクールは、自分を高めるために出場しました。留学には憧れていましたが、奨学金を頂きボリショイ・アカデミーに行くことになるとは夢にも思っ ていませんでした。ただコンクールは1月で、留学はまで8ヶ月ありましたから、いろいろ準備することができました。」

「アカデミーでの教えは、高橋先生のスタジオで学んだのとは違うロシアのスタイルで最初は戸惑いましたが、バレエの基本は一緒ですから、その後すぐ馴染む ことができました。授業は朝9時から17時55分までです。ただその後もリハーサルがあることが多いです。モスクワでは舞台で踊るチャンスが多く、とても 楽しいです。」

「ローザンヌには、これから海外のバレエ団でプロのダンサーとしてやっていくために出場を決めました。アカデミーから許可を頂き、12月のお休みに日本に帰国して、高橋先生と参加準備を始めました。」

「準決勝は緊張してしまい、自分を出し切れませんでしたが、決勝では集中して自分の世界に入れたと思います。ローザンヌでは日本でもロシアでも学べないコ ンテンポラリーのクラスや、ノイマイヤーさんのヴァリエーションを学ぶことができて、とてもためになりました。世界から集まった同じ年代の子たちと過ご し、ハンブルグ・バレエ団派遣の先生方からノイマイヤー作品のスタイルや解釈まで教えて頂き、人間としても成長できたと思います。」

「ノクターン」
授賞式

留学のきっかけとなった奨学金を提供されたチャコットについても聞いてみた。
「チャコットの製品は、レオタードやトゥ・パッドを使っています。特にトゥ・パッドは足の幅の狭い私のつま先をよく守ってくれるのでとても助かります」
チャコット製品は日本のみならず世界中の有名ダンサーに愛用されている。
高田さんが使っているチャコットのトゥ・パッドは、やはり「足幅が狭いのが悩み」というボリショイ・バレエ団のトップ・ダンサー、マリア・アレキサンドロワさんも愛用中。
2006年4月のバレエ団東京公演中に、ヤン・ゴドフスキーさんや、カリム・アブドゥーリンさんらボリショイの仲間たちとチャコット渋谷本店を訪れ購入して行かれた。
(インタビュー、写真:アンジェラ 加瀬/Interview & Photos by Angela Kase )