A Happy New Year !

2005年、どんな舞台が待っているのでしょうか。

『Nutcracker!』のアメリカ公演は楽しく、充実している意味で1週間が長く感じます。
お客さんは良く笑ってくれるので、私たちはその観客のみなさんと一緒になって舞台を盛り上げていっている感じです。やはり、feed back(反応)があるといいですね、とくにマシューの作品は。
子供たちが多く、彼らが受ける場所で大きな笑い声が聞こえるのは、とてもうれしいです!
スタッフさん側は「スタッフは、日本の衣装さんたちなど日本が一番! アメリカにつれてきたい。」と言っていました。(笑)

ロサンジェルス公演は舞台と客席が近く、演技面でとても緊張します。すぐそばで観られているので、まるでリハーサルをしている感じです。
公演の最後は毎回、スタンディング・オーベンションなので、私たちダンサーはとても感動します。
マシュー・ボーンもウエストエンド(ロンドン)の『メーリー・ポピンズ』(彼の振付です。)の初日が、スタンディング・オーベンションが10分も続く大成功で終わり、パーティーの後すぐhappyのままロサンジェルスに来ました。

ツアー中はいつもですが、公演の後は、ホテルのバーや近くのレストランでみんな飲んでいます。テンションがあがっているのですぐには眠れず、飲んでおしゃべりをしながら落ち着けています。週6~8回公演をしているのに関わらず、時々、クラブにいってこれでもかとみんなで踊り狂うときもあります。(笑)

ホテル暮らしだと、食事が大変です。
私は朝早く起きられないので、11時半のクラスの前にマフィンかクッキーを紅茶と、そしてマチネ(昼公演)の前に軽い食事、公演後ソワレ(夜公演)の前に3回目の食事をして公演後、4回目の食事をします。この4回目の食事は飲むだけの時もありますが。
最近はニール、ダーロン、サムと公演前は日本食が軽くて良いと、日本食レストランで持ち帰りをして一緒に食べています。

私は『Nutcracker!』のアメリカツアーが1月2日まであり、10日から『Highland Fling』のリハーサルが始まります。


I wish that you all have a fantastic 2005!!

インタビュー & コラム

tomotani.jpg

友谷 真実 Mami Tomotani

マーサ・グラハム・サマースクール、劇団四季研究所、川副バレエスクールでダンスを学ぶ。
★主な出演作品:
ニュー・アドべンチュアーズ『くるみ割り人形』(クララ、キューピット役ほか)、『白鳥の湖』、『カーマン』、『エドワード・シザーハンズ』(ペグ 役ほか)、『Highland Fling』(愛と幻想のシルフィード)、州立バレエ・リンツにてロバート・プール、オルガ・コボス、ピーター・ミカなどの作品(オース トリア)、 アルティ・ブヨウ・フェスティバル(京都)、ベノルト・マンブレイの振付作;スイセイ・ミュージカル『フェーム』、『ピアニスト』; 劇団四季『キャッツ』、『ジーザス・クライスト=スーパースター』、『アスペクツ・オブ・ラブ』、『ウエストサイド物語』、『オペラ座の怪人』、『ハン ス』、『オンディーヌ』など
★TV/映画:『くるみ割り人形』(BBC)他。
★振付作品:『just feel it?以・真・伝・心』個人のプロローグ(02年);アルティ・ブヨウ・フェスティバル(98年)、他。
http://ameblo.jp/mami-tomotani/

ページの先頭へ戻る