6月はホリデーです。

『シザーハンズ』は昨年の10月からお休みがなく今年の5月末までずっと続いていたのでみんなこのホリデーをとても楽しみにしていました。

私は梅雨の日本にいました。 8月にある後藤早知子さんの50周年記念公演『Sachiko』のリハーサルのためです。

『Sachiko』リハーサル

『Sachiko』リハーサル

私が一生懸命に共演者の西祐子さん、能美健志さんや高部尚子さんと振りを考えている間にイギリスのカンパニーメンバーから来るメールと言えば、ギリシャでラクダに乗っているや、スペインのビーチにいる、アメリカやカナダにいるなど世界中に散らばってホリデーを楽しんでいるメールばかりです。私がフットボール(サッカー)を好きなことを知っているメンバーからは、「明日、家でバーベキューをしながらワールドカップを観るけど、真実はまだ日本?真実がいないのは残念。」というメールも来ました。

能美 健志さんと

能美 健志さんと

ウーン、私はホリデーどころか慣れない日本のリハーサルで必死です。しかも私の分野ではないバレエで・・・安心して下さい、私はバレエを踊りません。バレエシーン以外は自分たちで創っているコンテンポラリーで踊ります。
私にとって良い点は日本のすばらしいダンサーの方たちとの共演が出来ることです。
上に書いたダンサーの方たち以外に、坂本登喜彦さんや西島千博さんとも共演します。

左から、西 祐子さん、西島 千博さん 私、後藤 早知子先生、能美 健志さん

左から、西 祐子さん、西島 千博さん
私、後藤 早知子先生、能美 健志さん

『Sachiko』の第1部は酒井はなさん主演の『ヘレンー心の光』ですが、後藤先生の振付や音楽構成はとてもすばらしいです。私たちの出る第2部『Love Angel』はガラッと変わり、バレエ界、コンテ界、ミュージカル界などからたくさんの素敵なダンサーの方たちが一緒に踊りますが、先生はこれらの人たちを一つにして楽しんでいらっしゃいます。

さて、どんな作品に仕上がるのでしょうか。 私も7月の『シザーハンズ』韓国公演と8月の日本公演、そして『Sachiko』まではもうひと頑張りです。

9月のホリデーはどこに行こうかな。

インタビュー & コラム

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友谷 真実 Mami Tomotani

マーサ・グラハム・サマースクール、劇団四季研究所、川副バレエスクールでダンスを学ぶ。
★主な出演作品:
ニュー・アドべンチュアーズ『くるみ割り人形』(クララ、キューピット役ほか)、『白鳥の湖』、『カーマン』、『エドワード・シザーハンズ』(ペグ 役ほか)、『Highland Fling』(愛と幻想のシルフィード)、州立バレエ・リンツにてロバート・プール、オルガ・コボス、ピーター・ミカなどの作品(オース トリア)、 アルティ・ブヨウ・フェスティバル(京都)、ベノルト・マンブレイの振付作;スイセイ・ミュージカル『フェーム』、『ピアニスト』; 劇団四季『キャッツ』、『ジーザス・クライスト=スーパースター』、『アスペクツ・オブ・ラブ』、『ウエストサイド物語』、『オペラ座の怪人』、『ハン ス』、『オンディーヌ』など
★TV/映画:『くるみ割り人形』(BBC)他。
★振付作品:『just feel it?以・真・伝・心』個人のプロローグ(02年);アルティ・ブヨウ・フェスティバル(98年)、他。
http://ameblo.jp/mami-tomotani/

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