『The Car Man』のロンドン公演1ヶ月が無事終わりました。

『色々な国からプロデュサー、プロモーターの方たちが観に来られていました。
イタリアからはこの『カー・マン』を野外劇場で上演しないか、という申し出があったみたいです。サドラーズ劇場は毎回満員や満員に近い状態でした。
アダム・クーパー(2回も!)やウイリアム・ケンプなどマシューの公演に関わったことのあるダンサーたちはみんな観に来てくれました。
ダンサーたちはアザがたくさん出来ましたが大きな怪我はなくハードスケジュールを終えたことはとてもうれしいです。
いつもだと春から夏にかけて日本公演があるのに今回はないので、私が日本にホリデーで帰ると知るとみんな懐かしがっていましたよ。

マシューからカンパニーの今後についての話がありました。
『The Car Man』は11月の半ばまでUKツアーがあり、『NUTCRACKER!』が冬から5月までロンドン、UKツアーとあります。同じ5月からは『EDWARD SCISSORHANDS』がオーストリアとニュージーランドツアーを約2ヶ月予定されています。
今まで『EDWARD SCISSORHANDS』に出演したことがなく来年の『EDWARD SCISSORHANDS』の公演に出たいダンサーは、この冬の『NUTCRACKER!』に出演することはできないそうです。なぜなら『EDWARD SCISSORHANDS』のリハーサルが『NUTCRACKER!』のツアーと重なるので。
また、両方の作品に出演したことがあるダンサーたちはどちらに出たいか希望をカンパニーに伝えるように言われています。カンパニーとしては『EDWARD SCISSORHANDS』のリハーサルの時に全員キャストが必要なのだそうです。ただ、色々な理由で何人かは『NUTCRACKER!』のツアーの後休みなしで1週間のリハーサルをやって『EDWARD SCISSORHANDS』に出るかもしれません。そして来年の冬のサドラーズ劇場は『EDWARD SCISSORHANDS』の予定です。

また来年の夏は実験的に新作をしますが、『Highland Fling』のように少人数で期間も何週間か、という短い間だそうです。『EDWARD SCISSORHANDS』のオーストラリア、ニュージーランドツアーに出ている人はこの新作には時期が重なっているので出演出来ません。
さて、私はどうしましょう。

Photo:Mami Tomotani

ミケイラの誕生日パーティ

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インタビュー & コラム

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友谷 真実 Mami Tomotani

マーサ・グラハム・サマースクール、劇団四季研究所、川副バレエスクールでダンスを学ぶ。
★主な出演作品:
ニュー・アドべンチュアーズ『くるみ割り人形』(クララ、キューピット役ほか)、『白鳥の湖』、『カーマン』、『エドワード・シザーハンズ』(ペグ 役ほか)、『Highland Fling』(愛と幻想のシルフィード)、州立バレエ・リンツにてロバート・プール、オルガ・コボス、ピーター・ミカなどの作品(オース トリア)、 アルティ・ブヨウ・フェスティバル(京都)、ベノルト・マンブレイの振付作;スイセイ・ミュージカル『フェーム』、『ピアニスト』; 劇団四季『キャッツ』、『ジーザス・クライスト=スーパースター』、『アスペクツ・オブ・ラブ』、『ウエストサイド物語』、『オペラ座の怪人』、『ハン ス』、『オンディーヌ』など
★TV/映画:『くるみ割り人形』(BBC)他。
★振付作品:『just feel it?以・真・伝・心』個人のプロローグ(02年);アルティ・ブヨウ・フェスティバル(98年)、他。
http://ameblo.jp/mami-tomotani/

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